2022.02.19 NEWS
幻の柑橘 愛媛県オリジナル品種:媛小春(ひめこはる)で県内最大規模の生産量を実現
2022年2月2日、ミヤモトオレンジガーデンは、自社園地において「媛小春(ひめこはる)」の収穫をスタートしました。栽培開始から約5年目の今年度から収穫を開始し、県内最大規模の生産量を実現しました。今後、品質改善に努めて、さらに栽培規模を拡大し、媛小春の産地化を目指して取り組んで参ります。
220218MOGニュースリリース:媛小春の収穫開始および県内最大規模の生産量を実現
媛小春は、愛媛県が開発した品種で、1994年に愛媛県立果樹試験場(松山市)において、「清見」に「黄金柑」を交配し、その後、2007年に育成を完了した品種で、2008年に品種登録されました。紅まどんな(愛媛果試28号)、甘平に続く、愛媛県オリジナル品種ですが、栽培が難しく生産量が非常に少ないため(※)、幻の柑橘と言われています。特徴は、みかんのように剥きやすく、非常に甘くてジューシーです。愛媛から小さな春の訪れを知らせる希望の柑橘です。
販売は、地元の百貨店様をはじめ、県外の高級果物店様、自社EC販売サイトにて行います。
※令和元年度の県内生産量は4.1t(JA以外も含む、愛媛県HPかんきつ類の統計より)です。