こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は8月に最旬をむかえる「神楽南蛮」をご紹介します。
神楽南蛮はピーマンより一回り小さい、
肉厚でピリリとしたさわやかな辛味が特徴の唐辛子です。
新潟県の伝統的な夏野菜で、長岡市の山古志を中心に、魚沼地区、上越市、小仙谷市などで栽培。
かつては自家消費用が中心でしたが、近年の伝統野菜を見直す動きが活発になってきた流れもあり、
新潟を代表する伝統野菜として注目を集めています。
表面がシワの寄ったごつごつとした形をしており、
その形が神楽面に似ていることから「かぐら」の名が付いたと言われています。
特に辛いのは種と種周りのワタで、
調理時に種とワタを入れる量で辛味を自分好みに調整できるのも魅力です。
和食や中華だけでなく、パスタなどのイタリアンにもおすすめ。
また、味噌と合わせた調味料「神楽南蛮味噌」はご飯のお供にはもちろん、
野菜につけたり、肉のソース代わりにしたりできる万能調味料です。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
こうも暑いと食欲も落ちがちになりますが、
厳しい暑さを乗り切るためにも食べてしっかり栄養補給。
猛暑におすすめの野菜や果物をご紹介します。
冷やしておいしいサラダは暑い日にぴったりの料理。
トマトやキュウリ、オクラなどの夏野菜だけでなく、
推し麦やトルティーヤチップスなどの穀類、蒸し鶏やツナ、豆腐などのタンパク質も入れて
ワンプレートでまんべんなく栄養が取れるパワーサラダがおすすめ。
朝食としてとると、食物繊維が多く、良く噛んで食べるので、
腸が目覚めて腸内環境を整えることにもつながります。
また、水分補給としてスイカや桃、ブドウや梨などの果物もおすすめ。
こちらも不足しがちなビタミンやミネラル、食物繊維を豊富に含み、
糖も摂れるので簡単、便利にエネルギーチャージが可能。
本当に食欲が無くて…という場合にはぜひ果物をひと口。
なんとかこの夏を乗り切りましょう。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
連日の暑さに食欲減退気味ではないでしょうか。
今回はさわやかでゴクゴク飲めるドリンクのレシピをご紹介します
「塩みかんパッションフルーツソーダ」
【材料】(1杯分)
パッションフルーツ 1個
炭酸水 200ml
塩みかんマリネの素 小さじ1/2
シロップ 大さじ1
【作り方】
1.グラスに塩みかんマリネの素とシロップを入れる。
2.パッションフルーツをカットし、果肉を種ごと1のグラスに加えて軽く混ぜる。
3.2のグラスに氷(分量外)を入れ、炭酸水を注ぎ入れる。
6月から8月にかけて旬をむかえるパッションフルーツ。
甘酸っぱくトロピカルな香りが魅力で、炭酸水で割ったジュースは猛暑にぴったりの味わいです。
一般的なガムシロップを使ってもおいしいですが、
今年仕込んだ梅シロップを使って作ってみたところ、さらにおいしさ倍増。
塩みかんの塩味とも相性抜群です。
水分補給&熱中症の予防にも〇。
よければ試してみてくださいね。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
暑い日が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?
今回は栄養価の高い夏野菜の代表「エダマメ」について、深掘りしてみたいと思います。
畑の肉と呼ばれる大豆の未熟果であるエダマメは、
豆と野菜、両方の栄養的特徴を持つ希少な品目です。
タンパク質、ビタミンB1、カリウム、鉄、食物繊維などの栄養素を豊富に含み、
夏は毎日でも食べたいほど優秀な野菜です。
また、ビールのお供としても定番ですが、
エダマメに含まれる特徴的な成分である「メチオニン」というアミノ酸は、
肝臓でアルコールが分解されるのに欠かせない成分。
ビールと枝豆のコンビは、理にかなった組み合わせという訳です。
食べ方としては塩ゆでが一般的ですが、
茹でるとどうしても水溶性の成分は流出してしまいます。
高い栄養価を逃がさずとるためには、「蒸し茹で」や「焼き」がおすすめ。
うま味も凝縮して、食味もUPします。
夏バテ対策に、ぜひお試しください。
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
梅雨も明けて夏本番!
暑くなってくると食欲も落ちて、
夕食も「そうめん」のようにさっぱりとしたもので済ませたくなります。
とはいえ夏バテにならないためにも、タンパク質もしっかり摂りたいところ。
そこで今日は、塩みかんをつかったアジアンテイストのタタキをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・鰹のタタキ…80g
・玉ねぎ…1/8個
・パクチー…適量
・塩みかん(青みかん)…小さじ1/2
・にんにくすりおろし…小さじ1/4
・酢…大さじ1
・みりん…小さじ1
【作り方】
①たまねぎを薄くスライスし、10分ほど水にさらす。
②その他の調味料をボウルに入れてよく混ぜ合わせ、鰹のタタキを入れてマリネする。
③器に盛り、水気を切った①と刻んだパクチーをトッピングして完成。
ポン酢や生姜風味で食べ慣れているタタキも、
調味料を変えれば違った味わいが楽しめます。
よかったらお試しくださいね。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は新顔夏野菜として定着してきた「ズッキーニ」について。
ズッキーニは北アメリカ南部およびメキシコ北部原産で、ウリ科カボチャ属の野菜。
見た目はキュウリに似ていますが、カボチャの仲間です。
緑色で細長い形が一般的ですが、黄色や薄黄緑色、丸型や円盤型など様々な種類が存在します。
加熱すると味わえる、とろける食感が魅力。
油との相性が良いので、厚めに切って素揚げやフリットにするとジューシーな肉質を楽しめます。
意外と知られていないのが、実は生でも食べられる野菜で、
薄切りの浅漬けにしたり、細長く切ってピクルスにしたりするのもおすすめです。
また、お肉との相性も抜群。
簡単レシピをご紹介します。
縦に二等分にしたズッキーニをソテーして中まで火を通し、
平らな部分にミートソースとピザ用チーズをのせて、トースターで加熱。
ひき肉とチーズの油を吸ったズッキーニは絶品です。
お試しください。
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こんにちは。
野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は夏野菜「オクラ」について深掘りしてみたいと思います。
オクラはアオイ科トロロアオイ属、エジプトやエチオピアなどアフリカ北東部が原産と考えられています。
日本では鹿児島県や高知県、沖縄県などの暖かい地域で多く生産されています。
特有の歯ごたえと粘り、そして星形になる断面が魅力です。
特に粘り成分であるペクチンは水溶性食物繊維で、腸内環境を整えるのには欠かせない重要な成分。
また、夏バテ予防に役立つビタミンB群、ビタミンC、β‐カロテンなどの栄養素も豊富に含まれています。
サラダはもちろん、そうめんやうどんのトッピング、スープや炒め物にも入れて栄養価アップ。
選ぶときは、うぶ毛がぎっしり生えていて、切り口が黒ずんでおらず、ガクが緑できれいなものを。
大きすぎるとかたくなっていることもあるので、小さめのものが◎。
茹で時間は1分半〜2分くらいが、かたさと粘りのバランスが良くおすすめです。
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
一年中出回っている国産にんにくにも、実は旬があることをご存知でしょうか?
日本一の生産量を誇る青森県十和田市では、毎年6月の下旬から一斉に収穫がスタートし、
街中がフレッシュなにんにくの香りに包まれます。
通常収穫したら乾燥の工程を経て出荷されますが、数量は少ないものの、
収穫したてのフレッシュな「新にんにく」としても出回ります。
青果店に並ぶのも2週間くらいと非常に短いですが、
この「新にんにく」ならではの香りと味わいが好きなファンも多いです。
先日、その新にんにくを味わう試食会にお邪魔して来ました。
中でも一番おいしかったのは、ホイル焼きです!
実は糖度が40度もあるので、グリルするとキャラメルのように粘りが出てきます。
食感はねっとりとホクホクの中間くらい。
味はまるでとうもろこしという甘みと香り!
乾燥とは違う今しか味わえない新にんにく。
見かけたらぜひお試しあれ!
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こんにちは!
野菜ソムリエの知久です。
とうもろこしがおいしい季節になりました!
埼玉県内で一番の野菜生産額を誇る深谷市でも、とうもろこしが旬を迎えています。
深谷ねぎで有名な地域ですが、夏場のとうもろこしも有名で、
このシーズンになると道の駅おかべにケースで買いにくるお客様が増えます。
品種は「味来(みらい)」というイエローコーンで、
強い甘みがあり、生食でもおいしいです。
生産者に確認したところ、あと1〜2週間くらいは収穫できるらしいので、
ドライブなどで深谷へお越しの方は、ぜひ箱買いにトライしてみてください。
様々な食べ方がありますが、やはりシンプルに茹でるのが一番多いでしょうか?
茹でるのもよいですが、たっぷりのお湯で茹でてしまうと、
甘みや旨みが水に流れてしまうので、オススメはレンジ加熱による「蒸し」です。
薄皮を数枚残して水で濡らし、ラップをして600Wで4分加熱。
そのまま蒸らせば完成です!
ぜひお試しを!
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