みかんでもっと笑顔になる 「塩みかんとブロッコリーのサラダ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.226
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
去年は2月に20℃近くを記録し暖かい日が多かった印象ですが、今年はまだまだ寒いですね。寒いとキッチンに長く立つのは辛いもの。パパッとできて栄養もたっぷりのレシピをご紹介します。
「塩みかんとブロッコリーのサラダ」
【材料】(作りやすい分量)
ブロッコリー 1房
ペンネ 30g
ミックスビーンズ 50g
*塩みかん(完熟) 小さじ1/2
*マヨネーズ 大1
*酢 小さじ1/2
【作り方】
1. ブロッコリーとペンネは茹でてザルにあげておく。
2. *の材料をよく混ぜてドレッシングを作る。
3. 1とミックスビーンズに2を和える。
ブロッコリーとマヨネーズの相性は抜群ですが、そこに塩みかんを添えることで柑橘の風味が加わり、華やかな印象に。今回は色味がきれいなので塩みかん(完熟)を使用しましたが、もちろん塩みかん(青)でも美味しくできます。
色彩も豊かですので、盛り付けにもこだわれば簡単なのに見栄えのするお料理に大変身。試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「幻のケラジみかん。」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.225
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、東京駅前の行幸通り地下で開催されているマルシェに参加して来ました。この時期、淡いレモン色の文旦から紅色のブラッドオレンジまで、様々な柑橘がマルシェに並びます。お店の方が試食の準備で皮をむく度、爽やかな香りが広がり立ち仕事の疲れを癒してくれました。
そんな柑橘類の中でも初めて目にする珍しいものがありました。
その名も「ケラジ」。幻のみかんだそうで、産地は東伊豆。もともとは喜界島の花良治(けらじ)地区が原産だそうです。「食べてみる?」と1つ試食にもらったのでお礼を言って皮をむいてみると、今までに感じたことのない、極上の香りが立ちのぼります。「ベルガモットみたいでしょ?」と言われて、しばし香りにうっとり。味はさっぱりとしたみかんという感じ。柚子のように皮をすってお料理にかけたら美味しそうです。幻のケラジみかん、みかけたらぜひ1度香りを感じてみてください♪
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みかんでもっと笑顔になる 「八朔を味わい尽くす」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.225
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
柑橘の中でもコアなファンが多い「八朔」ですが、何を隠そう私もその一人です。独特のほろ苦さが病みつきになる、他とは一味違う柑橘ですよね。よく4個でネットに入って販売されていたりしますが、一気に無心で剥くと剥きづらさも案外気になりません。もちろん素のままでも楽しみつつ、砂糖漬けにしたり、サラダにしたりと、あっという間に食べきってしまいます。
ここでおすすめの食べ方をひとつご紹介。レタスとミニトマト、イタリアンパセリのサラダに少しつぶしながら八朔を散らします。上からエキストラバージンオリーブオイルを回しかけ、ほんのひとつまみの塩を振ってやさしく和えれば出来上がり。さわやかなパセリの芳香とほろ苦い八朔の酸味がアクセントになるシンプルなサラダ。八朔の美味しさが際立ちます。もちろんお好きな野菜を加えていただいても結構です。旬の八朔でぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「実えんどうの『まめこぞう』」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.224
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、鹿児島食材の商談会に参加して来ました。鹿児島県は、寒いところは東京と同じ平均気温で、最南端の与論島は沖縄と同じ気候という、その幅広い気温差を活かして様々な農産物が育てられているそうです。
なかでも目を惹いたのが、実えんどうの『まめこぞう』。鹿児島県育成品種で、出荷時期は11月~4月。寒くなると大根や葱が甘くなるのと一緒で、でんぷんが糖になるため非常に甘いそうです。シンプルに茹でたものがお皿に盛り付けてあったので、スプーン一杯を口に含んでみたところ、本当に甘い!更にグリンピース特有の青臭さが全くないので、苦手な方もこれなら食べられるかもしれません。
ちなみに、名前の由来は「ま」んまるで、「め」っちゃ甘い。「こ」どもも大好き。うまい「ぞう」!で、『まめこぞう』だそうです。地元の高校生が考えたそうです。見かけたらぜひ手に取って召し上がってみてくださいね♪
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みかんでもっと笑顔になる 「カカオのジュース」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.224
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
今日はバレンタイン。カカオからこだわる「Bean to Bar」の風潮もあり、年々その質が上がっているように感じます。どこのチョコを買おうか、悩ましい限りです。
先日、全てのチョコレートの元となる生のカカオの実「カカオポッド」を拝むことができました。生のカカオポッドに触れること自体かなり珍しい経験ですが、さらに幸運なことにカカオのジュースまで飲むことができたのです。カカオポッドの中にはたくさんのカカオ豆が入っていて、その周りをカカオパルプというトロッとした白い液状のものが覆っています。これがカカオジュースの正体。飲んでびっくり、およそチョコレートのあの味からは想像できないフルーティさ。例えるならばライチのような南国フルーツを思わせる味でした。カカオも果物なのだと強く感じた貴重な体験です。このジュース、都内のいくつかの専門店でも飲めるようです。興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「加賀れんこんを食す」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.223
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、金沢の伝統野菜「加賀れんこん」を食べました。モチっとした食感にびっくり。私が食べ慣れている地元茨城県産のれんこんはシャキシャキしているので、同じれんこんでもこんなに食感が違うのか!と驚きました。加賀れんこんはデンプン質が多く粘りがあるのが特徴だそうです。すりおろして蒸した「はす蒸し」など、地元ではその粘り気を存分に楽しむ調理法が好まれているそうです。「生産量は日本一の茨城県に負けますが、消費量は石川県民の方が多いのですよ」と教えてもらいました。それだけ石川県の方が伝統野菜の加賀れんこんを愛しているって事でしょうね。
因みに、れんこんを切って放置しておくと黒くなるのは、レンコンに含まれるポリフェノールの一種であるタンニンが酸化することが原因です。腐っている訳ではないので捨てずに食べましょう。モチっとした食感の加賀れんこん、ぜひ1度お試しください。
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みかんでもっと笑顔になる 「アレッタ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.223
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、おいしい物好きの仲間とお気に入りのフレンチビストロを訪れました。今日はそこで出会った新顔野菜をご紹介します。
毎回どのお料理も素晴らしく、シェフのこだわりが感じられるのですが、メインのお肉の付け合わせに「アレッタ」が登場。丁寧にソテーされた立派なアレッタはお肉の存在感にも負けず、相性も抜群でした。
「アレッタ」とはブロッコリーとケールを掛け合わせてできた野菜で、2011年に品種登録されています。見た目は菜花やスティックセニョールに似ていて、茎の長いブロッコリーのような形です。茎・葉・蕾の全てを食べられ、苦みがほとんどなく、なんと生でも食べられるほど。栄養価も高く、食味・栄養それぞれの面で親であるブロッコリーとケールのいいところを受け継いだサラブレットのような野菜です。
まだまだ流通量は少ないですが、これからぐいぐいきそうな予感。見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「源助大根を食す」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.222
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日参加したイベントで食べたおでんの大根が、大変美味しかったのでご紹介したいと思います。その大根は見た目がツルっとしていて、煮ると浮き出る大根特有の食物繊維の筋が見当たりません。箸を入れてみると、堅そうに見えたのにサクっと2つに割れ、口に含むとあっという間に溶けていなくなりました。なんて滑らかな舌触りでしょう!
その大根の名は、源助大根。石川県金沢の伝統野菜として栽培されている小ぶりの大根だと教えてもらいました。地元の方は、おでんを作るときは他の大根に浮気をしない程、必須食材なのだそうです。一時は生産者が1人に減ってしまったそうですが、近年の伝統野菜ブームもあり、現在では徐々に生産量も増え、関西や首都圏などへも出荷されるようになったそうです。旬は2月上旬まで。伝統野菜コーナーを設けている青果店も増えているので、みかけたら是非おでんでご賞味ください。
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みかんでもっと笑顔になる 「深谷ネギ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.222
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
かなりの寒波が日本各地を襲っておりますが、みなさま風邪などひいておられませんか?風邪の予防におすすめの旬野菜といえば「ネギ」。中でも今日は埼玉県の特産品、深谷ネギをご紹介したいと思います。
長ネギには「下仁田ネギ」などいくつかブランドがありますが、その一つで埼玉県深谷市周辺で作られているのが「深谷ネギ」。太さと長さがあり、白肌の美しいネギです。きめ細かく柔らかいのが特徴で、加熱するとトロっととろけて甘味が際立ちます。特に寒くなると甘味がどんどんのってくるためこの時期に食べるのがおすすめ。シンプルに素焼きにしても、鍋やスープに入れてくたくたに煮込んでも美味しいですよね。
ネギに含まれるビタミンCが免疫力を高めて、葉の緑色の部分のβ‐カロテンで粘膜を強化、硫化アリルは殺菌作用や抗菌効果があるため風邪の予防にはもってこいです。
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