「青森県のぶどう」果物がもっと好きになる 野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.307
2019-9-22 8:10
テーマ : 野菜・果物のお話
果物がもっと好きになる 「青森県のぶどう」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.307
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こんにちは!朝晩の空気がひんやりして、すっかり秋らしくなって来ましたね。
久しぶりに車を走らせていると、「ぶどう狩り」と書かれた幟がちらほらと青空にきらめいていました。ぶどうというと、関東では山梨や長野が一大産地として名が知れており、大粒で種のないタイプの流通が多くなって来ています。一方、青森県では昔ながらのぶどうで小粒でも糖度が高くジュースなどの加工にも向く品種が栽培されています。北の津軽地方でスチューベンが。南部地方ではキャンベルアーリーが栽培されています。スチューベンは糖度が高く貯蔵性も高いことから秋に収穫されたものが2月頃まで出回ります。キャンベルアーリーは高い糖度がありながら、酸味もあるのが特徴。皮ごと口に含むとまず甘さが広がり、後から酸味が追いかけてくるのが楽しいです。ポイントはどちらも皮ごと口に含むこと。皮と果肉の間が甘いので、口の中でしごくように召し上がってみてください。