「小正月には小豆粥」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.324
2020-1-15 5:25
テーマ : 野菜・果物のお話
みかんでもっと笑顔になる 「小正月には小豆粥」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.324
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
1月1日の元旦を「大正月」と呼ぶこと対して、1月15日を「小正月」と呼びます。これは旧暦の1月15日が立春後の満月にあたり、昔はこの日を正月としていたことに由来するそうです。そしてこの小正月は、農作祈願などの農業に関する行事が多く、豊作を願う餅花を飾るのも特徴です。餅花とは紅白の餅で、これを丸めて柳などの木に飾り付け、縁起の良い象徴とされる桜の花や実った稲穂に見立てます。
また、小正月には小豆粥を食べ、無病息災を祈ります。小豆のように赤い色の食べ物は古くから邪気を払うと言われています。お祝いの席に小豆を使った赤飯などはつきものですよね。
定番とは異なりますが、今年は少し変わった小豆粥を作ってみてはいかがでしょうか?野菜ソムリエのおすすめはごぼうやにんじんなど、赤色(っぽく見える)野菜を使うこと。邪気を払うとともに、味により深みが出ますので、よければ試してみてください。