農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

2021年4月
 1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  

ブログ内検索

2021年4月

みかんでもっと笑顔になる 「弓削瓢柑(ゆげひょうかん)」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.391

==========================================

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
先日、希少柑橘「弓削瓢柑(ゆげひょうかん)」をいただきました。聞きなれない珍しい柑橘ですが、ヒョウタンのような、カリンのような細長い楕円形で、レモンイエローの果皮を持ちます。日本への来歴は、昭和初期に台湾から持ち込まれたと言われていて、文旦(ザボン)の仲間に属します。気になるお味はというと、さっぱりとしたさわやかな甘みと控えめな酸味。見た目は酸っぱそうですが、いい意味で予想を大きく裏切られました。例えるなら河内晩柑に似た、品のあるお味です。少し気温の上がってきた4月にぴったりのフルーツと言えます。そして何より魅力的なのがその香りです。皮をむく前から置いておくだけで香るさわやかな柑橘香はまるで天然のディフューザー。近くを通るたびに香り立ち、癒されます。切るとその香りがより強く感じられ、食べる前から幸せな気持ちに。見つけたらぜひ試してみてくださいね。

category : みかんのご紹介comments : (0)

みかんでもっと笑顔になる 「フルーツトマトは春が旬」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.390

========================================

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
みなさん、春のお野菜たのしんでいますか?タケノコや山菜、アスパラガスなど春野菜はたくさんありますが、フルーツトマトもまさに今が旬。食べごろです。実はフルーツトマトというのは品種名ではなく、糖度の高いトマトの総称で、ミニトマトも糖度が高いものはフルーツトマトのカテゴリーに入ります。一般的なトマトは糖度が4~5度ですが、その名の通り、フルーツトマトは果物並みに甘く、10度を超えることも。最近では色とりどりでカラフルなものも増えました。年中出回っているトマトですが、特に寒暖差が激しい春先のフルーツトマトは糖度が高く、おいしいものが多いので、ぜひこの時期に召し上がってくださいね。目利きのポイントはハリがあってツヤツヤしているもの。そして、お尻から伸びている放射状の線=スターマーク。これが長く、色が濃いと味が濃くておいしいものが多いです。参考にしてみてください。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

みかんでもっと笑顔になる 「鶏ときのこの塩みかんソテー」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.389

==========================================

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は塩みかんを使った、がっつりおかずレシピをご紹介します。
「鶏ときのこの塩みかんソテー」

【材料】(2人分)
鶏もも肉 200g
まいたけ 1パック
しめじ 1パック
塩みかん(完熟) 小さじ1
酒 大さじ1
バルサミコ酢 大さじ1
はちみつ 小さじ1
塩・胡椒 適量
刻みパセリ(飾り用) 適量

【作り方】
1. 鶏肉に塩をふり、水気を取ってフライパンで皮目から焼く。
2. 皮目に焼き色が付いたらひっくり返してほぐしたきのこ類を加え、酒を回し入れる。
3. 水分が飛んだら蓋をして蒸し焼きにし、鶏肉に完全に火が通るまで加熱する。
4. 弱火にして塩みかん、バルサミコ酢、はちみつを加え、よく混ぜる。
5. 皿に盛って黒胡椒とパセリを飾る。

塩みかん(完熟)はバルサミコ酢・はちみつとの相性がいいので、よくドレッシングとして使っていますが、今回はごはんのおかずになる肉レシピに応用。きのこや鶏との相性も抜群です。よければ試してみてくださいね。

category : 塩みかん活用レシピcomments : (0)

みかんでもっと笑顔になる 「恋みのり」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.388

=============================

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回はいちごの新品種「恋みのり」をご紹介します。
恋みのりは香りと日持ちがよく、糖度と酸度のバランスがとれた品種で、コロンとした見た目がかわいいいちごです。誕生秘話が非常に興味深く、関心を持ちました。というのも、この恋みのりはいちご農家の「働き方改革」に一役買う!と大きな期待が寄せられているのです。いちご農家に限りませんが、労働時間の長さゆえに農業の担い手が減少する昨今。いちごの粒はつぶれやすく繊細なため梱包や出荷にも特に手間がかかります。そこで農研機構はこの手間を少しでも減らせないかと省力的に生産できる品種の育成に取り組み、その結果生まれたのがこの「恋みのり」です。栽培から収穫、梱包、出荷のあらゆる面で優れ、その上食味も良いという、生産者にも私たち生活者にも嬉しいいちごなのです。果肉がかためなのでサラダに入れて食べるのもおすすめ。見つけたらぜひ食べてみてくださいね。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)