「食育の日」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.442
2022-4-20 7:40
テーマ : 野菜・果物のお話
みかんでもっと笑顔になる「食育の日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.442
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
4月も後半に入り、新生活にもだんだんと慣れてきたという方も多いのではないでしょうか。4月19日は419の語呂合わせで「食育の日」。毎日の食事を見直してみるちょうどいい機会かもしれません。
「食育」は明治時代に活躍した、医師・石塚左玄が提唱したと言われています。左玄は「体育智育才育は即ち食育なり」と著書に残し、栄養学が確立されていない時代から医食同源の考えを普及した人でした。他にも「郷に入りては郷に従う食養法を実行すべき」と、今でいう地産地消の考えを広め、「春苦味、夏は酢の物、秋は辛味、冬は脂肪と合点して食え」と旬の大切さを説いていました。春は山菜などの苦みをもつ芽吹き野菜を食べることで冬の身体にスイッチを。苦みを持つ野菜はポリフェノールやミネラルが豊富に含まれており、細胞を活性化して新陳代謝を高める効果が期待できます。ぜひ積極的に旬の食材を取り入れていきたいですね。