「河内晩柑で国産柑橘納め」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.454
2022-7-13 3:31
テーマ : 野菜・果物のお話
みかんでもっと笑顔になる 「河内晩柑で国産柑橘納め」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.454
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
基本的に冬が旬の国産柑橘。夏に食べることができるものは本当に限られてきますが、7月に入るとそろそろ最終ランナー「河内晩柑」くらいでしょうか。この河内晩柑の旬は春から始まり、時間の経過とともに酸味や甘み、食感の変化が楽しめます。出始めのころはさわやかな酸味が立ち、果汁たっぷりのジューシー感が魅力。徐々に酸味がやわらぎ、プチプチとした食感が際立ってきます。この変化を楽しむのも面白い果物のひとつです。特に暑い時期に冷やして食べる河内晩柑のおいしさといったら!さっぱりとした上品な甘みが食欲の落ち気味な胃腸を刺激してくれます。よく和製グレープフルーツと言われますが、苦みはなく、お子様でも食べやすい柑橘です。私は今年もこの河内晩柑で今季の柑橘シーズンを納めました。次は10月の極早生温州みかんを楽しみにしつつ、様々な夏・秋フルーツを楽しみたいと思います。