みかんでもっと笑顔になる 「巣ごもり塩みかんキャベツ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.491
========================================
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
ふんわりやわらかい春キャベツがおいしい季節になりました。今回はレンジで簡単!春キャベツと塩みかんのレシピをご紹介します。
「巣ごもり塩みかんキャベツ」
【材料】(1人分)
キャベツ 50g
卵 1個
塩みかん(青みかん) 小さじ1/3
黒胡椒 少々
【作り方】
1.キャベツは太めの千切りにして、塩みかんを加えて軽く和える。
2.耐熱皿に1を広げ、真ん中にくぼみを作って卵を割り入れる。
3.2の卵の黄身を数か所、楊枝で刺す。
4.ふんわりとラップをかけて電子レンジ500wで1分30秒ほど加熱する。
5.半熟で火が通ったら黒胡椒をかけて完成。
ものの5分で、あっという間に完成する朝ごはんにもおすすめのレシピです。塩みかん(青みかん)のすっきりとした風味がアクセント。半熟卵がからんでキャベツがいくらでも食べられます。加熱時間はレンジによって変わりますので微調整してくださいね。よければお試しください。
|
野菜がもっと好きになる 「塩みかん香る湯豆腐タレ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.458
=====================================
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
桜も一気に満開となり、夏日を思わせる陽気になったと思ったら、冬に逆戻りした様な冷たい雨に。この温度差で体調を崩さないよう、日々の食事にも気を遣いたいものです。そこで今日は、免疫力を高める効果が期待できるネギと、塩みかんを使ったタレをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・ネギのみじん切り‥大さじ3
・塩みかん(青)‥小さじ2
・ゴマ油‥大さじ1
・鰹削り節‥1袋(4g)
【作り方】
①ゴマ油と塩みかんをボウルに入れ、よく混ぜ合わせる。
②ネギと鰹削り節を加え、更によく混ぜ合わせたら完成。
ネギは、白ネギでも、青ネギでもお好みのネギをご使用ください。多めに作って冷蔵庫に入れておけば、2日ほど日保ちます。湯豆腐のお供にピッタリなタレですが、蒸し鶏や、炊き立てのご飯に乗せても美味しくお召し上がり頂けます。爽やかな青みかんの香りとネギは相性抜群なのでお試しくださいね!
|
みかんでもっと笑顔になる 「春の旬食材:さぬきのめざめ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.490
==========================================
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
野菜の中でも春を強く感じさせてくれる食材「アスパラガス」。各地方や農家さんのこだわりが強く、ブランド化されているものも多いですよね。そして、四国のブランドアスパラガスと言えば、香川県産の「さぬきのめざめ」。特筆すべきはその長さです。なんと長いもので全長50㎝以上になるものも。通常のアスパラガスの2倍以上!という超ロングサイズです。長くて大きいと筋張っていてかたいのでは…と心配される方も多いかもしれませんが、このさぬきのめざめはシャキシャキと柔らかくジューシーで甘みと旨みが強く、筋はほとんど感じられません。一般的な品種より、育っても穂先が開きにくいためみずみずしさを失うことなく大きく成長させてから出荷することができるそう。売り場でもひときわ目を引く長くてきれいなアスパラグリーンの「さぬきのめざめ」を見つけたら、ぜひ連れて帰ってみてくださいね。
|
みかんでもっと笑顔になる 「オリーブの日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.489
===============================
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
3月15日はオリーブの日。1950年のこの日、昭和天皇が香川県の小豆島を訪問されて自らオリーブの種を蒔かれたことに由来します。オリーブは地中海地方原産のモクセイ科オリーブ属の常緑高木。果実は油分を豊富に含み、主要な食用油のひとつであるオリーブオイルの原料となります。葉が小さくて硬く、比較的乾燥に強いことからスペインやイタリアなどの地中海地域で広く栽培されています。オリーブにはビタミンAやビタミンE、ポリフェノールが多く含まれています。特にポリフェノールの含有量が他の食品に比べて多く、動脈硬化や炎症を防ぐ効果が期待できるとされています。また、オリーブオイルに豊富に含まれるオレイン酸には善玉(HDL)コレステロールを減らさず、悪玉(LDL)コレステロールだけを減らすといううれしい特徴があります。オリーブの日を機に、いつもの油をオリーブオイルに入れ替えてみるのもおすすめです。
|
みかんでもっと笑顔になる 「春トマト」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.488
=============================
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
春を告げる野菜はいろいろありますが、実はフルーツトマトが一番おいしい季節でもあります。トマトの原産地である南米のアンデス高原地帯は日射量が多く、乾燥していて高温にならない気候。これが日本でいうと春の気候と似ているため、春はおいしいトマトを育てるのに適した季節と言えます。逆に暑くて雨の多い日本の夏はトマトにとって過ごしにくい条件がそろっているのです。つまり、生産量の旬は夏ですが、おいしさの旬は春と言っていいでしょう。甘さや味の濃さは段違い。栄養価も高いものが多いです。生で食べて十分甘くておいしい春トマトですが、ぜひ旬のこの時期に箱買いして加熱調理も楽しんでいただきたい!西洋では「トマトの時期には下手な料理はない」ということわざがあるそうです。それほどトマトはうま味の宝庫。トマトが料理のベースとして使われている西洋料理ではトマトのおいしさで味が決まるということですね。
|
野菜がもっと好きになる「旬の柑橘食べ比べ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.457
================================
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日、日本野菜ソムリエ協会で、愛媛の希少柑橘「媛小春」についてのレクチャーと、愛媛県産柑橘の食べ比べを行いました。せとか・不知火・甘平・木成り八朔・媛小春の5品種の食べ比べでは、色・香り・酸味・甘味・食感・皮の剥きやすさなどを評価してもらい、一番美味しいと感じた柑橘を選んでもらいました。収穫時期を遅らせて、木に実らせたまま追熟させた「木成り八朔」は、皮も果肉もオレンジがかった色合いになり、味がとても濃く甘さもしっかり感じられるので、「今まで食べた八朔とは別物みたい」と言って1番に選ぶ人がいました。媛小春は、初めて食べる方も多い中、見事1番人気に輝きました!レモン色の見た目に反して甘さが強く、皮が剥きやすい点も高得点につながった理由でした。リピーターも多く今年は早々に完売してしまい、もう注文できませんが、私も来年の収穫を楽しみに待ちたいと思います。
|
みかんでもっと笑顔になる 「デコポン」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.487
=============================
こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
ちらほらと春の気配を感じる季節になりました。3月に入るとデコポンがたくさん出回りますね。ちょうど本日3月1日はデコポンの日。デコポンが熊本県より初めて出荷され、東京の青果市場で取引されたのが1991年(平成3年)3月1日だったことに由来して日本園芸農業協同組合連合会が制定しました。プチっと弾けるジューシーな果肉に甘味と酸味の絶妙なバランスで一躍人気者になったカンキツです。最近では匠の技で育てられたブランドデコポンや枝代わりの新品種なども見かけるようになりました。ハウス栽培のものは12月ごろから出回りますが、露地栽培のデコポンの旬は3月~4月とまさにこれから。少しずつ日照量も増えるこの時期に太陽の光を浴びて育つデコポン。毎年楽しみにしている方も多いはず。常温保存もできますが、ひとつずつポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保管すると少し長く楽しめるのでおすすめです。
|