みかんでもっと笑顔になる「かつお菜の塩みかんお浸し」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.530
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
早いもので今年も一年が終わろうとしています。今回は縁起の良い「勝男菜(かつおな)」を使った塩みかんレシピをご紹介します。
「かつお菜の塩みかんお浸し」
【材料】(2人分)
かつお菜 2枚
かつお節 少々
〇塩みかんマリネの素 小さじ1/2
〇かつお菜のゆで汁 大さじ2
〇リンゴ酢 小さじ1/2
〇しょうゆ 少々
【作り方】
1.かつお菜は茎と葉に分けて茎は1分、葉は30秒ほど茹で、ザルにあげて水気をしぼる。
2.ボウルに〇の材料を合わせておく。
3.1を3~4㎝長さに切り、もう一度ぎゅっと水気をしぼる。
4.3を2のボウルに入れて和え、30分ほど置いて味を馴染ませる。
5.器に盛り、かつお節を飾る。
かつお菜はうまみが強く、小松菜のような、高菜のような風味を持っていて、塩みかんマリネの素との相性がとても良い青菜です。辛味はなくやわらかいのでサッと茹でるだけでおいしく召し上がっていただけます。よければ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「かつお菜」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.529
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
冬場は青菜がおいしいシーズンですが、福岡県民におなじみの青菜といえば「かつお菜」です。高菜の近縁種とされており、肉厚でちぢれた大きな葉はやわらかく旨みたっぷり。アクが少なく辛味もないため食べやすい上に、なんと出汁がいらないほど旨みが出るためその名が付いたとも言われています。漢字では「勝男菜」と書くため、縁起がいいことから博多雑煮には欠かせない定番の具材です。栄養価も高く、βカロテンやビタミンC、ビタミンDやカルシウムなどを豊富に含みます。ぜひ全国区に押し上げたい、雑煮だけではもったいない、魅力的な野菜なのです。おすすめの食べ方は、胡麻和え、お浸し、みそ汁の具、ロールキャベツならぬロールかつお菜やキッシュの具、グラタン、中華風卵炒めなど、和洋中いろんなお料理に使える食材です。出回り期は12月~1月。もし見つけたらぜひ手に取ってみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「贈り物にフルーツを」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.528
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
12月から1月にかけてお歳暮やクリスマス、お年賀などプレゼントのシーズンですね。何を贈ろうか…と毎年頭を悩ませている方も多いのでは?おすすめをご紹介します。
まずは何といっても旬の「温州みかん」。シーズン終盤のこの時期は酸味が落ち着き、甘みが強く、濃厚な味わいです。手軽に手でむけて日持ちもするので、もらって嬉しい果物No.1ではないでしょうか?様々なブランド産地があるのでお気に入りを見つけて贈ってみては?
同じくカンキツで「紅まどんな」もおすすめ。とろけるゼリーのような果肉と上品な甘さが魅力。特にお歳暮にぴったり!感動モノの最高級カンキツです。
他にも出回りはじめの「いちご」や国産の「キウイフルーツ」、ラフランスやルレクチェなどの「洋ナシ」に、冬のスイカとして有名な「ルナピエナ」などスペシャルなフルーツがたくさん。お世話になったあの方を思い浮かべながら選んでくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「冬のホウレンソウ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.527
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は冬が旬の緑黄色野菜、ホウレンソウについて。葉物野菜は寒くなると自分自身が凍らないように糖度を上げるので、甘みが強くなる傾向にあります。また、冬場のホウレンソウは夏のものに比べて栄養価が高いという研究結果も出ています。ビタミンCに関しては約3倍!おいしくて栄養価も高いとなれば冬に食べない手はありません。ところでみなさんはホウレンソウの名前の由来をご存じですか?実は漢字では「菠薐草」と書くのですが、この菠薐というのが昔のペルシア(今のイラン)辺りを指すそうです。原産地がその辺りなので、ペルシアから伝わった草ということで、ホウレンソウと名付けられました。中東ではサグカレーやヨーグルトサラダに代表されるようにメジャーな葉物のひとつです。スパイスとの相性もいいので、ぜひいつもの味に変化をつけたいときにクミンやコリアンダーなどを合わせてみてくださいね。
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