「八十八夜」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.548
2024-5-1 9:00
テーマ : 野菜・果物のお話
みかんでもっと笑顔になる「八十八夜」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.548
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
2024年5月1日は、立春から数えて88日目で八十八夜。
古くからこの日は、気候が安定して『農業に本腰を入れる日』の目安とされてきました。
そして、茶摘みの歌でも知られるように
八十八夜といえば『新茶』のイメージが強いですよね。
お茶の葉は1年に3〜5回の収穫が可能で、
中でも最初に収穫される新茶が甘み・旨みがギュッと詰まっていて香り高く、
最もおいしいとされています。
そのためこの八十八夜を目安に
お茶農家さんたちは1番おいしい新茶を見極めて収穫をするそうです。
やはり名産地といえば静岡県ですが、
他にも三重県や京都府などが有名です。
そして実は九州各県にも日本屈指の名産地が点在しています。
鹿児島県の知覧茶や福岡県の八女茶、長崎県のそのぎ茶など
、おすすめのお茶が満載です。
八十八夜に摘まれたお茶を飲むとその一年は無病息災で過ごせるとされているので、
ぜひお好きな産地や茶園の新茶を楽しんでくださいね。