果物がもっと好きになる「ミニ冬瓜」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.503
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日はミニ冬瓜の栄養価についてお伝えしましたが、
今日は冬瓜を使ったサラダのご紹介をしたいと思います。
【材料】2〜3人分
・冬瓜(可食部)‥200g
・人参‥30g
・パクチー(みじん切り)‥大さじ1
・塩みかん(青)‥小さじ1/2
・赤唐辛子(乾燥輪切り)‥少々
・ガーリックパウダー‥少々
・米酢‥大さじ1
・砂糖‥小さじ2
【作り方】
①冬瓜は軽量スプーンなどを使ってリボン状に削ぎとる。人参は千切りにする。
② ボウルに米酢・砂糖・塩みかん・ガーリックパウダー・赤唐辛子を入れてよく混ぜ合わせる。
③冬瓜と人参・パクチーを②のボウルに入れてサッと和え、器に盛って完成。
ポイントは冬瓜の切り方です。
軽量スプーンなどで削ぐようにすると、表面が荒く削れるため味がよく馴染みます。
冷蔵庫で冷やしておくと、ビールのお供にもピッタリの夏のおつまみにもなりますよ。
よかったらお試しくださいね 。
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みかんでもっと笑顔になる「佐土原なす」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.563
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
先日「佐土原なす」を生産している農家さんの畑に伺い、
収穫させていただきました。
佐土原なすは宮崎県で江戸時代から作られていた伝統野菜で、
一時はその栽培の難しさから衰退の憂き目に。
一度途絶えてしまったのですが、
なんとか復活させようという動きが強まり2002年に栽培が再開されました。
現在は生産者の皆さんの熱意もあり、収量も増え、見事復活を果たしたのです。
佐土原なすの特徴はなめらかでとろけるような口当たりと強い甘みです。
熊本県の赤ナスのルーツとも言われていて、大ぶりでやわらかく、
風が吹いて葉が実に触れるだけで傷が付いてしまうそう。
繊細な野菜です。皮は薄く、実はフワッとしていてきめの細かいスポンジのよう。
大きめに切って加熱するとジューシーな食感ととろける舌触り、
そして強い甘みを楽しめます。
オリーブオイルでソテーして塩胡椒するだけでごちそうになります。
ぜひ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる「ミニ冬瓜」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.502
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
名前に「冬」が入っていますが実は夏が旬の冬瓜。
重量野菜のためカット販売が多いですが、
最近ではお手頃サイズの「ミニ冬瓜」もよく見かけるようになりました。
90%以上が水分でカリウムも多く含む冬瓜。
どちらも夏場は汗と一緒に流れ出て不足しがちに。
カリウムが不足すると筋肉に疲労が蓄積しやすくなり食欲も減退してしまうので、
癖のない冬瓜からたっぷり摂取することでカルム不足を補いたいものです。
また、意外かもしれませんがビタミンCも豊富に含んでいます。
その量はトマトの2倍以上。
ビタミンCは熱に弱いので損失なく摂取したい時は、
生のままサラダで食べることをお勧めします。
冬瓜の一大産地である沖縄では、
薄く削いでサラダにして食べることが多いそうです。
ミニ冬瓜なら、中をくり抜いた外皮をそのまま器に使うことも出来ます。
次週は冬瓜を使ったサラダをご紹介したいと思います。お楽しみに!
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みかんでもっと笑顔になる「バナナの日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.562
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
8月7日は数字の語呂合わせからバナナの日。
世界中で愛されている果物「バナナ」は
大きく分けて生食用と料理用の2種があり、
品種は300種類以上あるといわれています。
生産地はバナナベルトと呼ばれる赤道をはさんで南緯30度から北緯30度の熱帯、
亜熱帯地域に分布します。
そのなかでも標高500m以上の高地栽培されているバナナは
一般的な標高(0m~200m)で栽培されるバナナよりも寒暖差が大きく、
栽培に時間がかかります。
その差は約3カ月。
つまり3か月分じっくりと栽培されるので、
より甘くおいしいバナナが育つという訳です。
選び方のポイントはお好みの味わいによっても違います。
あっさりめのお味がお好きな方は細くスレンダーなバナナを選んでください。
また、濃厚で甘みの強いバナナがお好きな方はずんぐりと太めのバナナを選びましょう。
付け根も太くて短いものが甘くてもっちりと濃厚であることが多いです。
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