農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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2025年2月

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

少しずつ春の気配を感じるようになってきました。
春はフルーツトマトが旬をむかえる季節。
おいしいトマトでうまみの強いサルサソースはいかがでしょうか。

「塩みかんサルサソース」

【材料】(2人分)
ミニトマト 10個
パプリカ 1/4個
タマネギ 1/8個
塩みかん(青みかん)小さじ1/2
ケチャップ 小さじ2
ショウガ(すりおろし)少々
パセリ(みじん切り、または乾燥) 少々

【作り方】
1.ミニトマトは1/8程度に細かく切り、パプリカとタマネギはみじん切りにする。
2.たまねぎは5分ほど水にさらしてペーパーで水気を切っておく。
3.ボウルにミニトマト、パプリカ、タマネギを入れ、
塩みかん(青みかん)、ケチャップ、ショウガを加えて軽く混ぜる。
4.器に盛り付けてパセリをふる。

塩みかん(青みかん)のすっきりとした風味がサルサソースに合います。
お好きな方はぜひパクチーをみじん切りにして加えてくださいね。
タバスコを加えても◎。

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

新玉ねぎが出回るシーズンになってきました!
春しか味わえない、みずみずしくて辛みの優しい新玉ねぎ。
せっかくなので火を通さず食べて欲しい!
そこで今回は、塩みかんを使った和風マリネをご紹介したいと思います。

【材料】(作りやすい量)
・新玉ねぎ‥1個(300g)
・米酢‥60ml
・砂糖‥大さじ4
・醤油‥大さじ1
・塩みかん(完熟)‥小さじ2
・出汁(鰹ベース)‥120ml

【作り方】
① 玉ねぎは、軸を除いて縦半分にカットしたら、1㎝幅のくし切りにする。
②その他の調味料を小鍋に入れて沸騰させ、砂糖を溶かす。
③保存袋に玉ねぎを入れ、②を熱いうちに注いだら、
空気を抜くようにしてジップを閉め、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れて1日置いて完成。

冷蔵庫で1週間ほど日持ちします。
そのままでも美味しいですが、
粗く刻んで漬け汁ごと醤油代わりに卵かけご飯に使っても美味しいです。
ぜひお試しくださいね!

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

今年も媛小春の季節がきました!
毎年楽しみにしているこの媛小春。
黄金柑と清見タンゴールの掛け合わせで誕生し、
長い年月をかけてミヤモトオレンジガーデンさんが育ててきた希少品種です。

果皮は鮮やかなレモンイエローで、
見た目から「酸っぱいのかな…?」と思われてしまいがちなのですが、
いい意味でそれを裏切る甘さに毎度驚かされます。
他のカンキツ類とは似ていない特別なおいしさです。
皮がむきやすく、みかんのように簡単に手でむけるのも魅力的。
むくときにグッと指に力を入れるとふわっと立ち上る上品な香りは
ずっと嗅いでいたくなるほどいい香り。
すっきりとした清涼感のある香りなので、
個人的にはキリっと渋みのある日本茶と合わせるのが好きです。
つい一個、もう一個と手が伸びて食べ過ぎてしまいます。

人気が高く、旬も短いので
ぜひ機会を逃さず2025年の媛小春を楽しんでくださいね。

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

野菜と同じようにカロリーが低く、ヘルシーな食材の海藻類。
全国のスーパーでも販売されているパックのもずく酢は私も好んでよく食べています。

国産もずくの9割以上を生産しているのが沖縄県です。
天然物もありますがほとんどが養殖で、
海岸から近い比較的浅瀬で育てられています。
秋頃になると、18メートルもある網にもずくのタネをつけてから海底に固定します。
年明け頃から徐々に生長し3月から5月にかけて収穫期を迎えます。
収穫は掃除機の特大チューブのようなもので海水ごと吸い上げ、
ザルでこしてから小石などの不純物を取り除いて完成です。
橋を渡る時に、青い水面に黒く四角く見える場所があったらもずくの圃場です。
ほとんどが塩蔵で出回りますが、稀に生もずくとして出回るものもあります。
プリプリとした食感と磯の香りが最高なので、
この春沖縄へ行かれる方はぜひ「生もずく」を味わってみてください。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

2月12日は「にっこり(2月)いいニラ(12日)」の語呂合わせから黄ニラの日。

ちょうどこの時期は黄ニラの旬でもあり、出荷最盛期。
青ニラとの違いは栽培方法で、
光を遮る「遮光栽培」を行います。

一度、青ニラを茂らせて地下部に十分な養分を蓄えさせたのちに刈り取り、
その後ビニールなどで遮光して栽培することで黄ニラが生産されます。
こうすることで黄ニラ独特の甘みややさしい風味、繊維のやわらかさ、
シャキシャキ食感が生まれます。

また、収穫後に天日干しを行うことで
キラキラと輝く蛍光色を放つ黄ニラとなるのです。

調理方法は生でも食べられる香りの高さと繊細な食感を活かして加熱を最小限に。
サッと茹でてお浸しに、サッと炒めて中華料理に、
または薬味としての利用もおすすめです。
イチオシはお鍋!
完成した鍋に火を止めた後に入れて蓋をして数十秒、
余熱で火を通すことで黄ニラの魅力を存分に味わってみてください。

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先週は、中国生まれのタアサイについてお話しましたが、
今日はタアサイなどの青菜や生野菜にピッタリのディップをご紹介したいと思います。

【材料】(作りやすい量)
・ゆで卵‥1個
・マヨネーズ‥大さじ2
・塩みかん(完熟)‥小さじ1
・すりごま‥小さじ2
・生野菜‥適量

【作り方】
① ゆで卵の皮を剥き、細かく刻んでボウルに入れる。
②その他の材料を入れてよくかき混ぜる。
③生野菜は食べやすい棒状にカットして②と一緒にお皿に盛る。

冷蔵庫で2日ほど保存できるので、多めに作ってもいいですね。
ごまと完熟みかんの相性がとても良いのと、
ごまの香ばしさと完熟みかんの皮の香りが、生野菜のクセを消してくれるので、
野菜を生で食べるのが苦手な方にもおすすめです。

ビタミンCは熱に弱いのと、
カリウムなどのミネラルは水溶性で茹で汁に流れてしまうので、
生野菜もバランスよく日々の食事で取り入れたいですね。

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こんにちは。
野菜ソムリエの玉之内祐子です。

寒さで糖度が増す冬野菜。
なかでもカブは様々な調理法が楽しめるお料理しがいのある素材です。

キャベツや白菜などと同じアブラナ科の野菜で、
根も葉もおいしく食べられます。
特に葉は栄養価が高く、
βカロテンやビタミンC、カルシウムなども豊富に含む緑黄色野菜。
また根は生食もできる上に加熱方法によって食感や風味が変わり、
何倍にも楽しめます。

例えば薄切りにして浅漬けにしたり、
厚切りにして香ばしく焼いたり、
蒸してホクホク感を楽しんだり、
煮込んでとろける食感にうっとりしたりと、いろんな顔を持つ食材。

まだまだ寒さの厳しいこの時期には
カブたっぷりのポトフなどおすすめです。
火も通りやすく、短時間で加熱できる点も魅力的。

目利きのポイントは葉付きの場合、
葉や茎がピンとしていてみずみずしいもの。
根はツヤとハリがあり、ひげ根の少ないもの。
そして、持ってみて重みのあるものを選んでくださいね。

 

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

最近、知人の農家さんから「今イチオシの野菜」と
勧められた野菜をご紹介したいと思います。
中国から渡ってきたタアサイです。
茎の部分はチンゲンサイをスリムにした様な形状で肉厚。
葉の部分は小松菜のような色合いで縮れがあります。

畑に生えているときは地面に這って花が咲くように広がっています。
βカロテンが豊富で、ビタミンCも程よく含んでいます。
見た目に反してクセがないので生でも食べられます。
チンゲンサイや白菜のように外葉からパリパリと剥がしながら使えるのと、
食感もシャクシャクとして食べ応えがありみずみずしいので、
意外にもコスパの良い野菜でした。

小松菜のようにおひたしや炒め物も良いですし、
フォルムが可愛いので、そのまま食卓に出して
バーニャカウダにしても食卓が華やぎますよ。

ビタミンCは加熱によって半減してしまうので、
売り場で見かけたらまずは生で!
ぜひお試しくださいね。

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