農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : はじめに。コラムニストご紹介

あけましておめでとうございます。
野菜ソムリエの玉之内祐子です。

お正月に食べるものといえばお節やお雑煮がありますが、
今回はお雑煮にまつわるお話を。

もともとお雑煮は正月に限らず、
お祝い事がある「ハレの日」に食べるものでした。
様々な具材を煮混ぜて作ったことが起源で
お雑煮と呼ばれるようになったと言われています。
また、お雑煮を食べるときには
両端が細くなっている祝箸というものを使いますが、
これは一方を人が使い、もう一方を神様が使う「神人共食」を表す、
とても縁起のよい箸なのです。

お雑煮はシンプルな料理ですが、
地域や家庭ごとに出汁や具材が異なり、
大きく味の違いが出やすい料理とも言えます。
私が住む福岡県では
「かつお菜(勝男菜)」という縁起の良い青菜を入れます。
珍しいところでは、奈良県では白味噌仕立てにきなこ餅を入れ、
岩手県ではイクラをのせた汁にくるみダレを付けて食べるそうです。

ぜひ色々なお雑煮、チャレンジしてみたいですね。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は、この時期、お家でごはんの時にぜひ作ってみていただきたい
前菜にぴったりの一品をご紹介します。

「ニンジンとリンゴの塩みかんサラダ」

【材料】(作りやすい分量)
ニンジン 1本
リンゴ 1/8個
レーズン 少々
パセリ(みじん切り) 少々(飾り用)
〇塩みかんマリネの素 大さじ1~1.5
〇オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
1.ニンジンは皮をむいてスライサーか包丁で千切りにし、
塩(分量外)を軽く振ってしばらく置いておく。
2.リンゴは皮付きのまま千切りにする。
3.1から水気が出てきたらしっかりとしぼり、
2のりんご、レーズンと合わせる。
4.〇の調味料を合わせてよく混ぜ、3に加えて和える。
5.皿に盛ってパセリを散らす。

塩みかんマリネの素の量は味を見ながらお好みで調整してみてください。
年末年始の華やかな食卓に鮮やかな彩りを添えるお手軽サラダです。
よければ試してみてくださいね。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

最近は、地域独自の生産方法や特徴的な味わいを持ち、
付加価値の高い野菜や果物に商標を付けてブランド化したものが増えてきましたが、
その中のひとつである高糖度サツマイモ「甘太くん」をご存じでしょうか。

「甘太くん」は、大分県の火山灰土が広がる、
臼杵市と豊後大野市の丘陵地帯を中心とした、
サツマイモ栽培に適した自然豊かな環境で生産されています。

「べにはるか」という品種の中でも一定の基準をクリアしたもののみを
「甘太くん」として出荷。
秋が旬のサツマイモですが、この「甘太くん」は天日干しされたのち、
一定期間貯蔵して糖度を高めてから出荷されるため、12月に多く出回ります。
きめが細かくしっとりとした舌触りで際立つ甘さが魅力です。
特に焼き芋にしたときのおいしさは格別で、まるで天然のスイーツ。
一度食べると忘れられない、毎年食べたいサツマイモです。

今が旬の「甘太くん」、ぜひ試してみてくださいね。

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

1年を通して売り場で見かけるブロッコリーですが、
実は冬が旬で、11月から3月がおいしいと言われています。
霜がおりてくると、つぼみ部分が紫色になるものが出てきます。
これはアントシアニンというポリフェノールの一種で、
植物が寒さから身を守ろうとする自助努力から発生するもの。
ポリフェノールには強い抗酸化作用が期待できるうえに、
甘さが増している証拠でもあるので、売り場で見かけたらラッキーですよ!

県別で見ると、生産量が一番多いのは北海道ですが、
市区町村別で見ると埼玉県の深谷市が、
栽培面積・生産額共に日本一を誇ります。

この時期に深谷を訪れると、
深緑色のブロッコリー畑が一面に広がっています。
栄養も豊富で、タンパク質は牛乳の1.6倍!
ビタミンCはキウイの2倍!
食物繊維もキャベツの2.8倍もあります。

栄養豊富で甘くておいしいブロッコリーの「旬」を
たっぷり楽しんでくださいね。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

12月11日は「胃(1)に(2)良い(11)」の語呂合わせから胃腸の日。
2024年もあっという間に師走ですが、
この一年、胃腸にかけてきた負担を振り返って
労わる日にしてみてはいかがでしょうか?

胃腸にやさしい食べ物といえば、
うどんやお粥、雑炊など刺激の少ないやわらかいものがあげられます。
おすすめは、色々な野菜をじっくり煮込んだ具だくさんのスープです。
やわらかく煮込まれた野菜は消化に良く、
水溶性の栄養素もスープとして逃がさず摂取。
寒い日に体の中から温まることもできます。

そして意外と盲点ですが、
胃腸の健康に欠かせないのが、生活習慣を見直すことです。
十分な睡眠をとること、毎朝起きる時間をそろえること、
規則正しく同じ時間に同じ回数食事をとること、
ゆっくり良く嚙むこと。
これらの習慣を意識するだけで、良い変化がみられるかもしれません。

ぜひ元気な胃腸でおいしい誘惑の多い年末年始をお迎えください。

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

前回はねぎサミットと、
そこで出会った難波葱のことをご紹介しましたが、
今回は難波葱と塩みかんを使った
塩チャプチェのレシピをご紹介したいと思います。

【材料】(2人分)
・難波葱‥1袋
・春雨‥35g
・豚挽肉‥100g
・すりおろし生姜‥小さじ1/2
・すりおろしニンニク‥小さじ1/2
・鶏ガラスープの素‥小さじ2
・水‥100ml
・ごま油‥大さじ1
・塩みかん‥小さじ1/2

【作り方】
①春雨はお湯に5分ほど浸けておく。
難波葱の根を除き、3㎝幅にカットする。
②フライパンにごま油を入れて中火にかけ、豚挽肉を炒め、
白っぽくなってきたら生姜とニンニク・葱の白い部分を加えてさらに炒める。
③お湯を切った春雨と葱の青い部分を加えて炒め合わせ、
水・鶏ガラスープの素・塩みかんを加えて、
汁気がなくなるまで炒め煮にして完成。

難波葱の代わりに博多万能ねぎや九条葱でもOKです。
ぜひお試しくださいね。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
12月に入り、段々と寒さも増してきました。
いよいよかんきつ類の季節ですね。

愛媛県庁のHPによると、
愛媛県の令和3年産かんきつ類収穫量は温州みかんが全国第2位、
中晩柑類は全国第1位、
それらを合わせたかんきつ類全体でも全国第1位となっています。
かんきつ王国愛媛の名をほしいままに、
バラエティも豊かでその種類の多さは他県を圧倒するほど。
みかんはもちろん、紅まどんな、伊予柑、甘平(かんぺい)、
せとか、河内晩柑、媛小春など
様々な品種を楽しめるのが愛媛県のかんきつ類の魅力のひとつです。

今年は夏の猛暑の影響が心配されますが、
そんな中育てられたかんきつたちは大変貴重で感謝の気持ちが溢れます。
まずは今の時期ですと、
毎年楽しみにしている方も多い「紅まどんな」でしょうか。
最近店頭で見かけるようになって、出会えると嬉しくなります。

ぜひ2024~2025年のかんきつ類も楽しみつくしましょう!

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先日、茨城県水戸市で開催された『全国ねぎサミット』に参加してきました。
ねぎサミットは、日本の食卓を彩るねぎにスポットを当てたグルメの祭典で、
全国からブランドねぎが集う他、
ねぎグルメを堪能できるねぎ好きには堪らないイベントです。

普段、青果店やスーパーに並ばないねぎが購入できるので、
白ねぎが主流の東日本住民としては、
西日本の青ねぎをメインにいくつか購入しました。
青ねぎというと京都の九条葱が有名ですが、
最も歴史が古いねぎを教えてくれたのが大阪ブースの男性でした。

関西弁も心地よく聞き入ってしまいます。
中国西部やシベリアが原産地とされているねぎが
日本で最初に伝わった場所が大阪で、
盛んに栽培されていた種が京都に持ち込まれ、
今の九条葱になったそうです。
歴史が学べるのもサミットならでは!

来年は兵庫県朝来市が開催地らしいので、
ねぎ好きの方はぜひ足を運んでくださいね!

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
生姜の産地と言ったらどこを思い浮かべますか?

四国にある高知県が全体の40%以上を占める一大産地で、
中でも四万十地区が高知県の作付面積の3割以上を占める県内一の産地です。

その理由は、年間の降水量と日照量の両方が1位という四万十地区が、
高温多湿を好む生姜の生育に最適な気候であること。
更には標高230mという高南台地特有の寒暖差が、
栄養をたっぷり蓄積してしっかり肥えた生姜を育てるそうです。

6月から収穫される新生姜と品種は同じもので、
主にハウスで育てられる新生姜はすぐに出荷されますが、
四万十地区で露路栽培されている囲い生姜は、
収穫後一定の湿度と温度が保たれた予冷庫で保管され、
翌年1年かけて計画的に出荷されていきます。
売り場を覗けばいつでも生姜を購入できるのはそのためです。

朝晩寒くなってきたので、加熱生姜をたっぷり食べて、
体を温めながら冬本番を迎えたいですね。

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みかんでもっと笑顔になる「バナナの日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.562

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

8月7日は数字の語呂合わせからバナナの日。

世界中で愛されている果物「バナナ」は
大きく分けて生食用と料理用の2種があり、
品種は300種類以上あるといわれています。

生産地はバナナベルトと呼ばれる赤道をはさんで南緯30度から北緯30度の熱帯、
亜熱帯地域に分布します。

そのなかでも標高500m以上の高地栽培されているバナナは
一般的な標高(0m~200m)で栽培されるバナナよりも寒暖差が大きく、
栽培に時間がかかります。

その差は約3カ月。

つまり3か月分じっくりと栽培されるので、
より甘くおいしいバナナが育つという訳です。
選び方のポイントはお好みの味わいによっても違います。

あっさりめのお味がお好きな方は細くスレンダーなバナナを選んでください。
また、濃厚で甘みの強いバナナがお好きな方はずんぐりと太めのバナナを選びましょう。
付け根も太くて短いものが甘くてもっちりと濃厚であることが多いです。

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