農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

みかんでもっと笑顔になる「枝豆で夏バテ対策」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.559

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

毎日暑くて食欲も落ちてきていませんか?
そんな時におすすめの野菜が枝豆です。

大豆の若さやである枝豆はたんぱく質をはじめ、
ビタミンやミネラルなどを豊富に含む栄養価の高い野菜です。
なかでも枝豆に含まれるビタミンB1やビタミンB2は体内で糖質や脂質、
たんぱく質などを分解してエネルギーに変える働きがあります。
その結果、スタミナ不足の解消や疲労回復に効果が期待できます。
夏バテ対策にもってこいの野菜といえます。

最近では様々なブランド枝豆が出回り、
各地のおいしい枝豆をお取り寄せでも楽しめます。

群馬県の天狗印枝豆味緑、山形県のだだちゃ豆、
新潟県の黒埼茶豆、神奈川県のはねっ娘会枝豆、
兵庫県の丹波篠山黒大豆、京都府の紫ずきんなどなど
一度食べたら忘れられないおいしさの枝豆がずらり。

収穫できる時期もそれぞれに限られていますので、
夏の間にぜひいろんな枝豆を試してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる「キュウリでクールダウン」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.558

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

急激に暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
こうも暑いと食欲が落ちがちですが、
そんな時こそ水分たっぷりの夏野菜をたくさんとって、
身体の熱を冷ましましょう。

夏野菜の中でもキュウリは95%以上が水分で構成されている
クールダウンにぴったりの野菜です。

氷水で冷やして丸かじりするのは夏のヘルシーなおやつに最適。
味噌をつけて食べるのもおいしいですよね。

そこで味噌にひと工夫する方法をご紹介。
お持ちの味噌に煮切ったみりんと酢を少量加え、
ほぐした梅干しを合わせてよく混ぜれば梅味噌の完成。

梅はカリウムや鉄、カルシウムなどの栄養素をはじめ、
クエン酸や梅ポリフェノールを豊富に含みます。

クエン酸には疲労回復効果が期待でき、
夏バテ対策にももってこい。

また殺菌効果がある点も菌が繁殖しやすい夏に欠かせない食材といえます。

暑い日には梅味噌キュウリ、ぜひ試してみてくださいね。

果物がもっと好きになる「猛暑に食べたい夏野菜」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.499

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

今年もすでに猛暑日が続き、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか?
そんな時にこそ食べてほしいのが、今が旬の夏野菜です。

夏野菜は水分とカリウムを多く含んでいるという特徴があります。
どちらも汗と一緒に流れ出てしまうので、
夏場は特に不足しがちになります。

カリウムが不足すると筋肉に疲労が蓄積しやすくなり、
食欲も減退して夏バテ状態になるので、
日々の食事で夏野菜をこまめに摂ることで水分とカリウム不足が補えます。

夏野菜の代表格的なトマトの酸味であるクエン酸は、
胃の働きを活発にしてくれます。

茗荷に含まれる香り成分でもあるαピネンにも、
食欲を促進する作用があるそうです。

きゅうりは95%もの水分を含み利尿作用もあるので、
体の内側の熱を外に運び、体を冷やすと言われています。
これらを刻んで塩昆布で和えるだけでも美味しいですし、
夏野菜を賢くとり入れて猛暑を乗り切りましょう。

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みかんでもっと笑顔になる「七味の日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.557

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

本日、7月3日は数字の語呂合わせから「七味の日」。

海外の旅行者の方にもお土産として人気の高い日本が誇る香辛料です。
お気に入りのメーカーのものを常備しているという方も多いのではないでしょうか?

七味唐辛子はその名の通り、
(基本的には)七種類の薬味や香辛料を調合して作られるミックススパイスです。
中身は主に『唐辛子・胡麻・陳皮(ちんぴ)・けし・麻の実・山椒・紫蘇の実または青海苔』であることが多いですが、
各メーカーによって独自の配合でオリジナルのものを作り出していて、上記に限りません。

関西では淡口しょうゆに合わせた香りが立つ配合になっていたり、
関東では濃口しょうゆに合わせたしっかり辛味が効く配合になっていたりするので、
使い分けるのも乙です。

また、最近はゆず七味やかぼす七味、
ガラムマサラ七味など変わり種も多数あり、
構成を見るだけでも楽しいのでぜひ注目してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる「熊本の赤ナス」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.555

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

蒸し蒸しと暑くなってきました。
今回は夏野菜の代表格「ナス」の中でも熊本県の特産品「赤ナス」をご紹介します。

熊本の赤ナスは大正時代から生産されている伝統野菜で、
古くから食べられていました。
しかし、どうしても各農家で品質にばらつきがあったため、
熊本県農業研究センターが品種改良して
2002年に「ヒゴムラサキ」という新品種を開発。
以後ブランド化を進めています。

このヒゴムラサキは一般的なナスと比べて非常に長く太いのが特徴で、
果皮も濃い紫ではなく、赤紫色です。触れるとわかるのですが、
見た目に反して軽く、ふわっとやわらかさを感じます。

生で食べられるほどアクが少なく、
加熱すると甘みが際立ちトロっとした食感が楽しめます。

ナスは夏野菜の一つではありますが、
このヒゴムラサキは真夏をはずした2月から6月と9月から11月が出回り期。

ぜひ見つけて試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「新生姜」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.496

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先日の6月15日は「生姜の日」で、記念日ということで、
アンテナショップや青果店でイベントが開催されていました。

生姜とひとことで言っても大きく分けて2つに分かれます。

主にハウスで栽培され、3月から8月にかけて収穫され、
収穫後すぐに出荷される新生姜と、
露地栽培で10月に収穫され、
貯蔵庫で保存しながら周年出荷される囲い生姜です。

普段、生姜は薬味として少しずつ使われることが多いですが、
今の時期に出回っている新生姜は、色も白く水分をたっぷり含んでおり、
辛みも穏やかなので、実は他の野菜を同じように料理にたっぷり使うことが出来ます。

新生姜の活用法としては「甘酢漬け」がポピュラーですが、
生姜日本一の産地高知県の春野では、
千切りを鰹のタタキにたっぷり乗せる他、
きゅうりと混ぜてサラダにして食べるそうですよ。

次回は新生姜を使ったレシピをご紹介したいと思います。

お楽しみに!

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みかんでもっと笑顔になる「やまがた紅王」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.554

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

6月といえば「さくらんぼ」の季節。
いよいよ旬の到来です。
定番の「佐藤錦」や近年人気の「紅秀峰」など、品種は様々ありますが、
大注目の新品種「やまがた紅王(べにおう)」をご存じでしょうか?

やまがた紅王は2023年に本格販売が開始されたばかりで、
なんと2Lサイズ(500円玉大)以下は認められないという、
非常に大粒で美しいさくらんぼです。

レーニアと紅さやかを掛け合わせたC-47-70という品種に
紅秀峰を掛け合わせて誕生。

国内最大のさくらんぼ生産を誇る山形県が開発した期待の新星です。

収穫期は6月下旬から7月上旬。
酸味が少なくバランスのとれた味わいで果肉の大きさからくるジューシーさは抜群。
というのもさくらんぼの種はどれもほぼ同じサイズ。
粒が大きければ大きいほど果肉をたっぷり味わえるのです。
ツヤがあり、きれいに色付く上に、
果肉がかためで日持ちもするので贈答用にもぴったり!

ぜひ試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「白子町の玉ねぎ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.494

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

5月に入ると関東地域で収穫シーズンを迎える玉ねぎ。
玉ねぎの産地として有名な千葉県の白子町に行ってきました。

白子町は千葉県の太平洋沿いに位置し、
すぐ近くに海水浴場としても有名な九十九里浜があります。
玉ねぎ畑もサラサラの砂地で水はけが良く、
畑を訪問した日の前日は終日雨模様でしたが、
太陽が顔を出した当日の昼頃にはサラサラに乾いていました。

同じ千葉県内でも落花生農家の友人は、
雨の翌日は土がぬかるんで仕事にならないと驚いていました。
土と砂とで、こんなに差が出るとは!
このミネラルを含んだ水はけの良い砂地と、
海から届く潮風が、辛味の少ない生で食べても甘さを感じる玉ねぎを育てるそうです。

収穫体験を受け入れている観光農園もあり、
今年は特に大玉サイズが豊作だそうで、
ゴールデンウィーク中は家族連れの車で渋滞が出来たそうです。

「白子の玉ねぎ」見かけたらぜひご賞味ください。

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みかんでもっと笑顔になる「ヨーグルトの日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.550

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

5月15日は「ヨーグルトの日」。
ヨーグルトの乳酸菌が身体にいいことを発見し、
ノーベル賞を受賞したロシアの生物学者イリア・メチニコフ博士の誕生日に由来します。

今回はそんなヨーグルトの日にちなんで、
ヨーグルトと一緒に食べるのにおすすめの野菜や果物を紹介します。

まずは、オリゴ糖を含むバナナや、キウイフルーツやイチゴ、リンゴやカンキツ類など、
水溶性食物繊維を豊富に含む果物はヨーグルトとの相性ぴったり。
腸内細菌が喜ぶ食べ合わせで腸活にもおすすめです。

また、ヨーグルト×野菜×スパイス×塩の組み合わせは
インドなどでは定番のサラダ(=ライタ)として人気です。
ライタとはヨーグルトのサラダで、カレーの付け合わせとしても欠かせません。
刻んだキュウリやアボカド、赤玉ネギやサッとゆでたオクラなどをヨーグルトと和え、
クミンなどのスパイスやハーブ、塩で味付け。

簡単なのでぜひ試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「茨城の春メロン」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.492

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

春メロンが出回る季節がやって来ました!
日本一の生産量を誇るのは茨城県なのですが、
北海道や静岡県産のメロンに比べると認知度が低いようなので、
茨城県民の知久が茨城メロンの魅力をご紹介したいと思います!

1つめのポイントは「手頃さ」です。
安いものだと一玉1,000円前後で購入できますし、
贈答用でも一玉5,000円もしません。

その理由は栽培方法にあります。
無加温のビニールハウスに、地這えで栽培し、
1つの苗から数個収穫します。
そのため加温による燃料費の上乗せがなく、
一玉当たりの単価が安くなります。

2つめのポイントは栽培に適した土地であること。
メロンは湿気を嫌います。
出荷量1位の鉾田市は、関東ローム層という水はけの良い土壌で太平洋に面しており、
心地よい潮風がハウスを通り抜け湿度を逃してくれます。

栽培品種も豊富で、
イバラキングというブランド品種もあるのでぜひ一度ご賞味くださいね!

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