こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
体の解毒力や抗酸化力を高める効果が期待できる
スルフォラファンを豊富に含むブロッコリースプラウト。
スルフォラファンの吸収率を高めるには、
生のままよく咀嚼して食べることが良いとされています。
今回はそんなブロッコリースプラウトと
塩みかんを使ったサラダをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・ブロッコリースプラウト‥20g
・白菜‥20g
・茹で卵‥1個
・塩みかん(青)‥小さじ1/2
・ごま油‥大さじ1
・酢‥小さじ2
・コチジャン‥小さじ1/4
【作り方】
①白菜は3㎝幅の太千切りにして、ゆで卵は殻をむいて6等分する。
②その他の調味料を小皿に入れてよく混ぜ合わせる。
③ブロッコリースプラウトと①を皿に盛り付け、②をかけて完成。
青みかんの香りは、アブラナ科の野菜特有の青臭さをマスキングしてくれ、
ごま油がスプラウトの辛味をマイルドにしてくれます。
よかったらお試しくださいね。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
11月も後半、ようやく寒くなってきましたね。
今回はこの時期に旬をむかえる野菜「ゴボウ」のおいしい食べ方をご紹介します。
きんぴらや筑前煮など和食に欠かせないゴボウですが、
実は食材として使っているのは世界中でも日本だけというめずらしい野菜です。
春の新ゴボウはやわらかく、香りが良いとされ、
秋冬のゴボウは甘みがあり、味が良いとされています。
食物繊維が豊富で、
水溶性・不溶性どちらの食物繊維もバランスよく含んでいる優秀な食材。
独特な風味と食感があり、
他のものには替えがきかない唯一無二の野菜といえます。
簡単でおすすめの食べ方は、
丸太のように1㎝幅に輪切りにして片栗粉をまぶし、揚げ焼きします。
表面がきつね色に色付くまで中火でじっくり火を入れます。
味付けは塩、胡椒、あおさで。
海苔の風味がたまらない!
パクパク手が止まらないおやつやおつまみにぴったりの一品です。
よければ試してみてくださいね。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
秋から冬にかけて季節が移ろう今日この頃。
白菜やホウレンソウなど、寒さが増すこの時期に旬を迎える食材は
色々ありますが、サトイモもそのひとつ。
実はサトイモは芋類の中ではカロリーが低く、
ポテトサラダやカレーなどをよりヘルシーに仕上げたい場合は
ジャガイモとの置き換えにおすすめです。
サトイモには特有の粘りがあり、
皮をむくのが面倒に感じる方もいるかもしれません。
そんな方におすすめなのが、加熱してから皮をむく方法です。
生のサトイモの真ん中にあらかじめ
ぐるりと一周包丁で切り目を入れて
竹串がすっと通るようになるまで茹でます。
ザルにあげて粗熱を取り、
切れ目の両サイドを指でつかんで引っ張ると、
気持ちいいくらいツルンと皮が取れます。
同じように切れ目を入れてラップをして
電子レンジで加熱しても皮はむけますが、
茹でた方がよりむきやすいです。
お好きな方でぜひ一度試してみてくださいね。
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先月位から関東の売り場でも青パパイヤを普通に見かけるようになりました。
以前よりは少しずつ浸透してきている感じがしますが、
みなさまは、果物コーナーにある黄色いパパイヤと、
野菜コーナーにある青パパイヤ。どちらを手に取りますか?
果物として食べる黄色いパパイヤ。
量販店でよく見かけるのはハワイ産だったりします。
さっぱりとした味わいで時折苦味を感じるものも。
果物として食べるパパイヤだったら直売所などで売られている、
沖縄県産のパパイヤをおすすめします。
完熟手前の緑色と黄色のまだら模様の状態で売られていたら、
常温で追熟させて全体にオレンジがかった
黄色になるまで待ってから食べると、甘さも充分!
歯がいらないほど柔らかくジューシーでおいしいです。
地元沖縄県では青パパイヤを野菜として料理に使うことがほとんどだそうですが、
これから観光に行かれる方はぜひ味わってみてください。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
秋の果物の代名詞「柿」。
最近では「和歌山のたねなし柿」に含まれる「柿タンニン」が
悪玉(LDL)コレステロール値を低減させられることを臨床試験で実証し、
機能性表示食品として消費者庁に受理されました。
栄養価の面でも注目度の高い柿ですが、
品種開発も進み、新品種が続々と誕生。味へのこだわりも高まっています。
その中の一つに福岡県が10年の歳月をかけて育成した
「秋王」という品種があります。
「秋王」は甘柿で初めての種がほとんどできない柿として開発されました。
(※極まれに入ることもあり)
甘柿の代表格「富有」とサクサクとした食感の「太秋」を交配。
糖度が「富有」よりも1~2度高く、
「太秋」譲りの歯切れのよい食感です。
色付きが良く、ツヤのあるきれいな橙色が見た目に美しいのも魅力です。
10月下旬から11月上旬にかけて旬をむかえ、
毎年楽しみにしているファンも急増中。
見かけたらぜひ試してみてくださいね。
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日、青森県十和田市の川田農園を訪問してきました。
川田農園では温泉栽培といって、
温泉水を利用して小松菜と三東菜を育てています。
最初に温泉水を使い始めたきっかけは、
連作で土壌が酸性になるのを、
アルカリ性の温泉水で中和できるかもしれない!という発想からでした。
源泉の温度が30℃程度と低く、
そのまま作物に与えても問題ないそうで、
ハウスの地下50㎝ほどの所にパイプを通して温泉水を循環させているため、
冬場でも一定の温度を保つことができます。
ハウスの中に入ってみると、
湿度のある空気と外気よりも温もりを感じます。
緑色の小松菜と黄緑色の山東菜。
その場で食べてみたその葉は柔らかく、
えぐみもなく温泉水の塩気があり、むしろ甘く感じます。
そのままサラダでモリモリ食べたくなる美味しさでした。
地元の直売所で販売しているので、
奥入瀬渓流の観光帰りにぜひ購入してほしい逸品です。
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
秋は様々な果物が旬を迎えますが、スターフルーツもそのひとつ。
秋から冬にかけておいしいものが出回ります。
原産地は南インドなどの熱帯アジアと考えられていて、
日本では主に沖縄県で栽培されています。
和名は五斂子(ごれんし)といい、
カットした断面が星形に見えることからスターフルーツと名付けられました。
黄色い果肉はジューシーでほんのり甘酸っぱく、
サクサクとしていて、どこか和梨に似た食感です。
そのまま生食する他に、ピクルスにするのがおすすめです。
また、サラダの彩りやアクセントにすると味も見た目も華やかになります。
選び方のポイントはシワが無く、果皮にハリとツヤがあるもの。
持った時に重量感のあるもの。
全体的に均一に色付いているものが良品とされています。
カリウムや食物繊維を豊富に含みます。
なかなか馴染みのないフルーツですが、
旬の時期にぜひ試してみてくださいね。
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
東西に長い日本列島で、
ラストに収穫シーズンを迎える北海道札幌市東区で、
先月中旬から札幌黄という品種の玉ネギの出荷がスタートしました。
明治初期にアメリカから導入された品種を旧札幌村で栽培。
その後札幌の気候風土に合うように改良を重ね、
F1品種が主流の今でも、札幌の地で育て続けられています。
その量は同地で栽培される作付面積の僅か3パーセント程という希少さ。
なぜなら、F1品種に比べて育てるのが難しく、
傷むも早いため流通に向かず、
東京や大阪などの市場に出回ることがほぼないため、
育てる生産者も少ないそうです。
ただ、プロの料理人にファンが多く、
特に加熱した時の香りの立ちかたや旨みは格別で、
スープにするとまるでブイヨンを入れたような奥深い味わいになります。
ネット通販で送ってくれる農家さんもあるようなので、
気になる方はお取り寄せしてご自分の舌で体感してくださいね。
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
秋の味覚のひとつ、りんごが出始めてきましたね。
そのままはもちろん、ジャムや焼きりんごなどを作るのも楽しいですよね。
最近、「りんごバターのパンに塗る以外の使い方を考えて欲しい」というお題を頂戴し、色々と試してみました。
実際に作ってみて、おいしかったものを2つほどご紹介したいと思います。
まずは漬け込み編です。
食べやすい大きさにカットした鶏モモ肉に、
バルサミコ酢とりんごバターをよくもみ込んで30分ほど寝かせた後、
プライパンでこんがり焼き上げます。お店で出てくるような、
コクのある照り焼きチキンになります!
バルサミコ酢がない時は、醤油でもOKですよ。
お次はちょい足し編。
ベーコンときのこの炊き込みご飯の炊き上がったところに、
りんごバターと粗挽き黒胡椒を混ぜ込みます。
ベーコンは先にフライパンでこんがり焼いておくのがポイントです。
とてもおいしいのでぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「加賀しずく」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.567
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
9月に入り、少しずつ秋の気配を感じます。
秋といえば味覚の秋!おいしいフルーツももりだくさん。
今回は初めて出会った石川県の
オリジナル品種「加賀しずく」という梨をご紹介します。
大玉で美しい見た目の加賀しずくは
石川県が16年の歳月をかけて育成し、
ついに2017年に品種登録された新しい梨。
1個600g前後と大きめの果実で、
酸味を抑えた上品な甘さとジューシーでなめらかな口当たりが魅力です。
収穫時期は8月下旬から9月中旬。
主に金沢市、加賀市、白山市で栽培されています。
まだ暑さの残るこの時期にぴったりのみずみずしさとさわやかさ。
希少なため、なかなか県外に出回りませんが、
石川県内ではおいしくて毎年楽しみにしているという声も
たくさんあがっているそうです。
最近は加賀野菜だけでなく、
ぶどうのルビーロマンなどブランド果物にも注目が集まっている石川県。
この加賀しずくも要注目です。
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