みかんでもっと笑顔になる 「防災の日に備えの見直し」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.409
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
9月1日は防災の日。毎年この時期に防災グッズや備蓄品の見直しをされている方も多いのではないでしょうか?我が家ではこの防災月間で、備蓄食料をローリングストックするために、新しいものを買って古いものを食べるようにしております。缶詰やレトルト食品、ゼリーなどはもちろんですが、野菜ソムリエとしておすすめなのが、乾物類です。切り干し大根や干し椎茸、ドライトマトにドライフルーツ類など、ストックしておくと、もしもの時にも(そうでなくても)大変重宝します。というのも野菜や果物は特に災害時に手に入りにくいと言われています。そんな時に新鮮なシャキシャキ感は感じられなくとも、野菜の滋味深い味わいやフルーツのやさしい甘みを感じることができれば、落ち着かない心も少しほっとできるのでは…と思うのです。これを機にぜひ長期保存可能な干し野菜やドライフルーツを探してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「青パパイヤ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.394
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
タイ料理のソムタムや、沖縄料理のパパイヤしりしりなどでおなじみの青パパイヤ。最近、青果店でも見かけるようになりましたね。青パパイヤは、フルーツとして食べる前の未熟果で、野菜のように調理して食べることから野菜パパイヤとも呼ばれています。生産量1位を誇るのは鹿児島県。徳之島という奄美大島よりも南にある島で栽培されています。青パパイヤの注目すべき点は、「酵素の王様」と呼ばれるほど、酵素をたっぷり含んでいること。パパインという、様々なタンパク質を分解する酵素の他に、炭水化物や脂質を分解する酵素も含んでいます。この酵素は完熟したパパイヤよりも、青パパイヤに多く含まれています。通常の酵素は熱に弱い性質を持っていますが、パパインは熱に強いので、お肉と一緒に煮込むと、お肉が柔らかくなります。来週は、そんな青パパイヤを使ったサラダをご紹介したいと思います。お楽しみに!
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みかんでもっと笑顔になる 「マイクロキュウリ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.407
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
先日、日本ではまだ珍しいマイクロキュウリ「サワーガーキン」を食べる機会に恵まれました。パッと見るとスイカのような皮の模様で、小さめの卵型のミニトマトほどの大きさ。とてもかわいらしいキュウリです。サワー(酸っぱい)ガーキン(ドイツ語でキュウリ)という名前の通り、酸味が強く、果肉が少しトロっとしたゼリー感があります。例えるなら少し皮のかたい早採りしたトマトのよう。ライムのような爽やかさも感じますが、しっかりとウリの香りもあり、今まで食べたことのない新鮮さに衝撃を受けました。見た目の可愛さを活かして、そのまま生でサラダとして食べるほか、海外ではピクルスにして食べるのが一般的のようです。私も早速、塩みかんマリネの素とワインビネガーでピクルスにしてみました。柑橘の風味がとても相性がよく、箸休めにぴったりの一品に。また一つ知らない野菜に出会えて勉強になりました。
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野菜がもっと好きになる 「新食感のプチぷよ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.393
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
夏野菜のひとつ・ミニトマトは、包丁要らずで、そのまま口に運べることから、年々需要が高まってきている野菜のひとつです。品種も年々増えてきて、色も豊富で、黄色や緑、ゼブラ柄や黒いものまであります。その中でも最近人気が出てきている品種が「プチぷよ」です。宮城県の渡辺採種場が開発し、2008年に品種登録されました。このミニトマトの最大の魅力はなんといっても食感です。指で押してみると、弾力があってぷよぷよしています。皮が非常に薄いので、トマトの皮が苦手な方にもオススメです。口に含むと、さくらんぼに似た食感で、甘味の強いものは、ぶどうのデラウエアのような味わいがあるので、フルーツ感覚で楽しめます。非常にデリケートなので、痛まないよう、輸送には非常に気を遣う品種ですが、家庭菜園でも手軽に作ることが出来ます。我が家でも今年初めて栽培に挑戦。すっかり食感の虜になりました。
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みかんでもっと笑顔になる 「白ナス」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.406
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏野菜の代表格、ナス。最近では皮が緑のものや紫と白のゼブラ柄のものなど、珍しい品種もよく見かけるようになってきました。今回は、そんな中でもひと際目を引く真っ白のナスをご紹介します。
白ナスはほかのナスと比べて皮が厚く、果肉がやわらかいのが特徴です。一般的なナスの皮の紫色は色素成分「ナスニン」というポリフェノールの一種で、この成分が紫外線から身を守っています。白ナスにはナスニンがないため、自身の皮を厚くして紫外線から身を守ります。皮が厚い分、中の水分が保持されるので緻密でしっとりとした果肉になり、これを加熱すると、とろけるような口当たりの良い食感が生まれます。おすすめは縦半分に切って皮目に格子状に切り込みを入れ、じっくりと蒸し焼きに。厚い皮のおかげで型崩れしにくく、ジューシーなとろける果肉を味わえます。煮崩れにくいので、ラタトゥイユなどの煮込み料理にもおすすめです。
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みかんでもっと笑顔になる「海外からも絶賛される福島の桃」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.405
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
福島県の名産で、まさに旬真っ只中の桃。福島県で五輪ソフトボールの試合が行われた後に、この桃を「デリシャス!!」と海外の監督たちが絶賛したことで話題となりましたね。福島県は東日本大震災の後、「ふくしまプライド」を掲げて真摯に安心・安全な農産品の生産に力を注いできました。福島県の農家さんや関係者のお話を聞いてその姿勢に感銘を受けていた私は、このニュースを心から嬉しく誇らしく感じました。手間を惜しまず愛情たっぷりに育った福島の桃は絶品なのです。そして、福島県産に限らず日本の野菜・果物のおいしさを海外にアピールできるチャンスでもあった東京五輪。この情勢で無観客となり、悔しくもありますが日本選手同様、間違いなく世界に通用するレベルの高さを証明できたのではないでしょうか。ぜひパラリンピック終了までにたくさんの選手や関係者の皆様に日本のおいしいを味わっていただきたいです。
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野菜がもっと好きになる 「青森きくらげ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.390
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日、青森県在住の野菜ソムリエ仲間から、自身が育てたという「青森きくらげ」が送られてきました。生のきくらげ。たまに青果売り場でも見かけるようになりましたね。「青森きくらげ」は、青森県内で開発された「アラゲキクラゲ」の新品種で、令和2年7月にデビューしたばかりのニューフェイスです。とれたての「生きくらげ」は、7月から10月頃まで出回り、乾燥したものは通年で出荷されているそうです。肉厚で歯応えがよく、コリコリとした食感と、臭みがなく、どんな料理にもよく合うのが「青森きくらげ」の特徴だそうです。食物繊維が豊富に含まれていて、低カロリーでヘルシーなところも、生きくらげの魅力的なポイントですね。ひとつだけ注意したいのは、料理法です。必ず火を通してから召し上がってください。加熱時間は、30秒ほど湯通しすればOKです。売り場で見かけたら、ぜひ一度お試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「パッションフルーツ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.403
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏本番、トロピカルフルーツがおいしい季節ですね。ここ最近、日本でも生産量が増えた「パッションフルーツ」も旬を迎えています。国産のパッションフルーツは6月から8月にかけて最盛期。売り場で見かけることも多くなってきたのではないでしょうか。ブラジル原産のトケイソウ科の果実で、一般的には5~10cmの卵型、濃い紫色(あずき色)の皮のものが多く出回っています。表面がつるっとしているものは甘酸っぱく、室温にしばらく置いておくと酸味がやわらぎ、甘みを強く感じることができます。食べごろの見極めは表面にしわが入ってでこぼこになったかどうか。このしわは追熟が進んだ証です。酸味が苦手な方はぐっとこらえてこの状態になるまで寝かせてくださいね。食べるときは水平に半分に切って中の黒い種と鮮やかなオレンジのゼリーをスプーンですくって食べます。裏ごししてゼリーやシャーベットにするのもおすすめです。
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みかんでもっと笑顔になる 「七夕の行事食と言えば…」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.401
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
7月7日は五節句のひとつ、七夕(しちせき)の節句です。短冊に願い事を書いて成長の早い笹に飾るとぐんぐん伸びて星に願いが届くと言われていますよね。そして、七夕の行事食として有名なのが「そうめん」です。諸説あるようですが、無病息災や技の上達を願って食べられるようになったそうで、暑くなるこの時期に食べやすいものとして今でも受け継がれています。そうめんの細い麺を天の川に見立て、星型のオクラをトッピングすると彩りも栄養価も上がります。水溶性食物繊維が豊富なオクラは夏場の腸活に大活躍のおすすめ食材。麺つゆには冷凍トマトのすりおろしを混ぜるとうま味アップでつゆも薄まらず、最後までおいしくいただけます。また、きゅうりやパプリカを星型に抜いて飾るとお子様にも喜ばれる飾り付けに。ぜひ今年の七夕は野菜たっぷりそうめんをお家で楽しんでみてはいかがでしょうか?
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果物がもっと好きになる 「幻のメロン ゆうか」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.387
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先月は茨城県産のイバラキングというメロンをご紹介しましたが、今月は茨城県鉾田市産の「ゆうか」というメロンをご紹介したいと思います。漢字では優香と書きます。収穫時期が近づいてくると優しい香りを漂わせることからこの名前がつけられたそうです。特にこのメロンは香りが素晴らしく、「決して強い訳ではないけれどしっかりと嗅覚を刺激する洗練された香り」と生産者のホームページに紹介がありました。ネット系のメロンですが網目模様は薄く、完熟すると緑色から黄色く輝いたような色に変化してきます。栽培が難しく鉾田市内でも栽培技術に優れた農家でしか作られておらず、流通量が少ないことから「幻のメロン」と呼ばれています。実際に食べてみたところ、花を連想させる華やかな香りで甘みも強く、非常に味わい深いメロンでした。7月中旬頃までネット通販もあるので、メロン好きな方はぜひお試しください。
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