みかんでもっと笑顔になる 「こどもの日に野菜ピザはいかが?」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.392
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もお出かけが難しいゴールデンウィーク。こどもの日はお子様と一緒に何か楽しいことを!と計画されている方も多いのではないでしょうか?そんなときのワンアイディアとして一緒にお料理はいかがでしょう。野菜嫌いのお子様も自分で作ってみると意外とパクパク食べてくれることが多いので、野菜たっぷりのピザなどおすすめです。ちょっと贅沢に旬のフルーツトマトを使って旨みの濃いトマトソースから手作り。コトコトとトマトを煮こむ工程は親子でも楽しみやすいと思います。ぜひ調理前のフレッシュなトマトと煮崩れて甘くなったトマトを食べ比べてみてくださいね。味の違いにビックリしてくれるかもしれません。トッピングはパプリカやズッキーニでカラフルに。型抜きをしたり、飾り切りをしたりすると飾り付けも楽しめます。野菜たっぷりの健康的な食事と楽しい食卓で心も体も健やかに、この厳しい状況を乗り切りましょう。
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みかんでもっと笑顔になる 「フルーツトマトは春が旬」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.390
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
みなさん、春のお野菜たのしんでいますか?タケノコや山菜、アスパラガスなど春野菜はたくさんありますが、フルーツトマトもまさに今が旬。食べごろです。実はフルーツトマトというのは品種名ではなく、糖度の高いトマトの総称で、ミニトマトも糖度が高いものはフルーツトマトのカテゴリーに入ります。一般的なトマトは糖度が4~5度ですが、その名の通り、フルーツトマトは果物並みに甘く、10度を超えることも。最近では色とりどりでカラフルなものも増えました。年中出回っているトマトですが、特に寒暖差が激しい春先のフルーツトマトは糖度が高く、おいしいものが多いので、ぜひこの時期に召し上がってくださいね。目利きのポイントはハリがあってツヤツヤしているもの。そして、お尻から伸びている放射状の線=スターマーク。これが長く、色が濃いと味が濃くておいしいものが多いです。参考にしてみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「恋みのり」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.388
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回はいちごの新品種「恋みのり」をご紹介します。
恋みのりは香りと日持ちがよく、糖度と酸度のバランスがとれた品種で、コロンとした見た目がかわいいいちごです。誕生秘話が非常に興味深く、関心を持ちました。というのも、この恋みのりはいちご農家の「働き方改革」に一役買う!と大きな期待が寄せられているのです。いちご農家に限りませんが、労働時間の長さゆえに農業の担い手が減少する昨今。いちごの粒はつぶれやすく繊細なため梱包や出荷にも特に手間がかかります。そこで農研機構はこの手間を少しでも減らせないかと省力的に生産できる品種の育成に取り組み、その結果生まれたのがこの「恋みのり」です。栽培から収穫、梱包、出荷のあらゆる面で優れ、その上食味も良いという、生産者にも私たち生活者にも嬉しいいちごなのです。果肉がかためなのでサラダに入れて食べるのもおすすめ。見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「春の味覚:タラの芽」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.387
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
春は苦みのある野菜がおいしい季節でもあります。今回は「山菜の王様」とも呼ばれるタラの芽をご紹介します。
タラの芽はウドやコシアブラと同じウコギ科の植物で木の芽の部分を山菜として食用に採ったものです。山間部では日当たりのいい場所に自生しています。枝に鋭いトゲがあり、収穫には注意が必要。身近な道具として、例えばビニール傘を使って、高さ3mほどのタラノキであれば、枝を優しく手繰り寄せて収穫することができるそうです。野生のタラの芽の旬は3月から4月で、山間部では6月頃まで採れることもあります。近年ではトゲの少ない品種がハウス栽培され、2月頃から出回るようになっています。
採れたてのタラの芽は香りが高く、マイルドな苦みが魅力。てんぷらやおひたしで食べると最高です。鮮度落ちが早く、すぐにえぐみと苦みが増してしまうので、手に入れたらなるべく早めに食べましょう。
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みかんでもっと笑顔になる 「春トマト」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.384
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
トマトの旬と言えば夏ですが、実は糖度の高いフルーツトマトは春に食べるのがおすすめ。というのも、寒暖差の大きい春はトマトがゆっくり成長して甘みと旨みを蓄えるのです。夏のトマトはさっぱりしていて水分補給にぴったりですが、春のフルーツトマトはギュッと濃縮したような甘みとコクで、全く別物と言ってもいいほど。ぜひ今の時期に出回るフルーツトマトで実感してみてください。目利きのポイントは色とお尻。まずは全体的に色が濃いものを選びましょう。中のゼリー部分の黄緑色が透けて赤紫色のような、レンガ色のようなものは味が濃いことが多いです。そして、トマトのヘタとは反対側のお尻から放射状に延びている線をよくスターマークといいますが、スターマークの正体は維管束。トマトが生長する際に水分や養分を運ぶ管です。この線の数が多く、濃く出ているものは糖度が高いことが多いのでチェックしてみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「ひなまつり」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.383
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
3月3日はひなまつり。女の子の成長と健康を願うお祭りです。「桃の節句」とも言われますが、なぜそう呼ばれるようになったのでしょうか?
古くから中国では、桃の木は病魔や厄災を寄せ付けない不老長寿・魔除けの木とされていたそうです。また、旧暦の3月3日と言えば、ちょうど桃の花が満開に咲く時期。ひなまつりの象徴の花として桃の花が飾られるようになりました。桜よりも少し早く見ごろを迎える桃は、桜と同じバラ科の植物。花の雰囲気もよく似ていますよね。桃の一大産地である山梨県や福島県などでは畑一面に一斉に咲き乱れ、その様子は圧巻です。例年、各地で桃のお花見イベントも開かれます。今年は中止になっているところも多いようですが、この状況が落ち着いたら、「春には桃のお花見、初夏には桃狩り」といった楽しみ方もオツではないでしょうか?無病息災を願って、素敵なひなまつりをお過ごしください。
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みかんでもっと笑顔になる 「チョコレートの起源2」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.380
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
19世紀の初め、世界で初めてココアバターの抽出に成功し、ココアパウダーの製造方法を発明したヴァン・ホーテン(ココアで有名なブランドの創始者)。この技術のおかげで、ドリンクだったチョコレートを固めることもできるようになったのです。そうして次々に革新的な技術が生まれ、まずはココアパウダーと砂糖にココアバターを加えて冷やし固めると、常温で固体になることが発見されました。そこから、ネスレによってミルクチョコレートが開発され、さらにリンツが口どけのいいマイルドなチョコレートへと発展させたのです。
こうやって起源を調べると、どんな料理もそうですが、とりわけチョコレート作りは科学的な要素が強いと感じます。まだまだおうち時間が長くなりそうな今年のバレンタインは実験のようにチョコレート作りを楽しんでみてはいかがでしょうか?チョコレート業界を震撼させる新しい発見があるかもしれません!
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みかんでもっと笑顔になる 「チョコレートの起源1」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.379
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
もうすぐバレンタイン。チョコレートの主原料であるカカオはなんと紀元前に発見されていた青果物と言われていますが、そのカカオがどのようにして世界中で愛されるチョコレートになったのでしょうか?
カカオはその昔、特別な神への捧げものとされ、貨幣の価値を持つ大変貴重なものでした。当時はカカオ豆をすりつぶして、バニラやチリなどのスパイスを入れたカカオドリンクとして、特権階級の人のみが飲めるものだったそうです。中南米で珍重されていたカカオがコロンブスによってヨーロッパへと渡り、広がりをみせます。苦みが苦手だったヨーロッパ人たちは砂糖やはちみつを用いて甘いドリンクへと昇華させます。しかし、この時はまだ水との馴染みが悪く、ドロドロとした刺激の強い飲み物でした。その後、かの有名な「ヴァン・ホーテン」がココアバターの抽出に成功し、この技術はチョコレートの革命となりました。次回へつづく。
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野菜がもっと好きになる 「冬場も食べたい冬瓜」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.376
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
突然ですが、冬瓜はお好きですか?冬の瓜と書いてトウガンと読みますが、夏が旬の野菜です。生産量1位の沖縄県では、お祝い事などには欠かせない食材で、お味噌汁の具に入れるなどして、日常的にも頻繁に食べられている食材です。亜熱帯気候の沖縄では、冬場でも夏野菜の栽培が可能なため、冬瓜も12月から6月くらいの冬春期に栽培し、本州の市場へ向けて出荷しています。1玉で3キロ以上あるので、1/8サイズで売られることが多いようです。宮古島の生産者さんお勧めの食べ方は、豆腐の代わりに冬瓜を使った麻婆冬瓜です。麻婆ソースの汁がしみ込んだトロットロの冬瓜が絶品だとか。冬瓜はカリウムを多く含み、体を冷やす効果もあるので、唐辛子などの血行をよくする食材や、体を温めるにんにくを使っている麻婆ソースは、冬場に食べるメニューとしても理に適っています。よかったら、この冬お試しくださいね。
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果物がもっと好きになる「坂東姫いちご」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.374
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あけましておめでとうございます!野菜ソムリエの知久です。
いちごがおいしい季節になりました。12月は割高だったいちごも、年を越すと値段も少しずつお求めやすくなってくるようです。今年は地元茨城県で立派な大粒いちごに出会いました。名前は「坂東姫」。普通のいちごの3倍はありそうな大粒で、程よい酸味とみずみずしさ、食べ応えと甘味、どれをとっても素晴らしい味わいでした。調べてみると、「坂東姫」は品種名ではなく、県内の外食チェーンが手がける「ブランド名」でした。「大きく、甘い」いちごを育てるために、摘果をして選び抜かれたいちごに栄養を集中させているそうです。品種は「紅ほっぺ」なのですが、今まで食べたそれとは別物に思える味わいでした。収穫体験のできる観光農園も、北海道から沖縄県まであるので、今年は近場の観光農園に家族でお出かけして「自分にとってのナンバー1いちご」を探してみるのはいかがでしょうか?
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