農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

野菜がもっと好きになる 「赤ピーマン」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.360

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

秋の気配が近づいてくると、野菜売り場に並び始める赤ピーマン。緑色のピーマンと何が違うのか?ふと疑問に思ったことはありませんか?実は、私たちが普段よく食べているピーマンは未熟果で、収穫せずにそのまま放置しているとやがて熟して赤く色づきます。緑色のピーマンが完熟したものが赤ピーマンなのです。そう考えると味の違いも想像がつきますね。赤ピーマンは甘みが強く、ピーマン特有の青臭さが少ないので、苦手な方は赤ピーマンからトライすると食べられるようになるかもしれません。味だけでなく、栄養価にも大きな違いがあります。ビタミンAとCは緑色ピーマンの2倍以上。ビタミンEに至っては5倍も含まれているのです!お肌の健康維持に欠かせないビタミン群が豊富なので、夏の疲れが出てくるこの時期、もし赤ピーマンを見かけたら、「食べる美容液」だと思って、日々のお料理に取り入れてください。

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みかんでもっと笑顔になる「ピオーネ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.359

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
秋の果物と言えば様々ありますが、ぶどうもその一つです。シャインマスカットやルビーロマン、ナガノパープルなど、たくさんの優良品種が楽しめ、今や最も人気の高い果物と言っても過言ではありません。
今回は巨峰とマスカットのどちらの血も引く品種、「ピオーネ」をご紹介します。大粒で香りも糖度も高く、適度な酸味。見た目・食味ともに優れていて比較的日持ちが良いのも魅力です。岡山県・山梨県で多く生産され、出回り期は9月~10月。種が入ることもありますが、種なしのものが多く、皮をむいて食べる品種です。大ぶりの粒はジューシーで食べ応えたっぷり。贈り物にもおすすめです。粒がパンとはっていて、皮にブルーム(白い粉)が付いているものが鮮度の高い証です。保存はポリ袋に入れるかラップや紙に包んで冷蔵庫の野菜室へ。または一粒ずつ冷凍保存するとシャーベットのように楽しめます。試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「限界突破ショウガ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.358

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

朝晩の風が心地よく、過ごしやすい気候になって来ましたね。先日覗いたマルシェで、1度聞いたら忘れられない名前のショウガに出会いました。その名も「限界突破ショウガ」。日本で最初に限界自治体(65才以上が50パーセント以上)となった高知県の大豊町に、このショウガを栽培する農園があります。標高が650メートルもある大豊町は昼夜の寒暖差が大きく、山々に囲まれているため水がキレイで新鮮な空気に溢れ、野菜作りにとって最高な環境の中、有機栽培で育てられるショウガは、通常のものと違いレモンのような柑橘系の爽やかな香りがします。皮ごとすりおろしてもえぐみがなく、辛みもシャープですっきりとした味わいでした。1度この味を知ると、忘れられなくなって定期購買する方も多いようです。次回はショウガの保存方法と、塩みかんを使ったジンジャーオイルの作り方をご紹介したいと思います。お楽しみに!

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みかんでもっと笑顔になる 「シナノリップ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.358

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もりんごシーズンが始まりました。年々、おいしい早生種(わせしゅ)が出回るようになってきた気がします。今回はその中でも注目の新品種「シナノリップ」をご紹介します。
シナノリップは長野県果樹試験場が「千秋」に「シナノレッド」を交配して育成した平成30年に登録されたばかりの期待の新星です。シャキッとした歯切れの良さに、キリッとした酸味とバランスの取れた甘み。みずみずしく果汁たっぷりで、手のひらサイズの小ぶりな大きさも魅力です。食べ飽きないので丸ごと一つぺろりと食べてしまえます。従来の夏りんごでは考えられないほどの食味の良さ!と評判で、りんご好きの間で話題の的。出回り期が短く、8月から9月の前半頃までとなっていますので、気になる方はぜひ早めにお試しください。そしてこれから冬にかけて様々なりんごの品種リレーが楽しめます。色々な品種を探して楽しんでくださいね。

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果物がもっと好きになる「津軽の桃」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.357

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。突然ですが「桃の産地」としてすぐに思い浮かべるのは何県でしょうか?東日本だと山梨県や福島県。西日本だと岡山県産の白桃が有名ですね。国産の出回り時期は7月から8月。お盆を過ぎると少なくなってくる中で、9月下旬頃まで楽しめるのが青森県産の桃です。りんごの産地として有名な青森県で桃の栽培がスタートしたのは平成16年のことでした。旧平賀町のりんご農家が早生りんごの台風リスクを回避するためにスタート。津軽平野の昼夜の寒暖差が大きい気候が栽培にとって好条件であったことに加え、同じバラ科植物であるりんごの栽培技術を活かせることから、徐々に生産エリアが広がっていったそうです。「津軽の桃」として出荷される青森の桃は全国的に長梅雨傾向だった今年、奇跡的に降雨量が少なかったことで、甘味がのって美味しく仕上がっているそうです。売り場で見かけたらぜひ召し上がってみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「茶豆・黒豆」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.357

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まだまだ残暑は厳しいですが、9月に入ると秋の訪れを感じます。私が毎年夏から秋にかけて楽しみにしているものの一つに枝豆があります。特に夏終盤からは茶豆・黒豆が楽しめるシーズン。今年初の茶豆は黒崎茶豆をいただきました。黒崎茶豆は新潟県黒崎村小平方(こひらがた)地域で門外不出の枝豆として栽培されてきた歴史のある品種です。茹でているそばから香り立つ芳しい風味と、コク・旨みの強い味、歯ごたえの良さが魅力です。栗のような、とうもろこしのような甘みとコクが一度食べると忘れられない!と人気の枝豆です。
この他にも山形県鶴岡市の名産「だだちゃ豆」、京都のブランド品種「紫ずきん」、黒豆の代名詞とも言える「丹波篠山黒大豆」といった最高級の枝豆がこれからの季節に続々と楽しめます。野菜と豆の栄養価を併せ持つ枝豆で、ビタミン・ミネラル・たんぱく質をたっぷり摂って、残りの夏も元気に乗り切りましょう。

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みかんでもっと笑顔になる「8月31日は野菜の日 2020」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.356

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
毎年恒例となっていますが、8月31日は野菜の日ということで、今年も「野菜をもっと楽しんでいただきたい!」という思いでコラムを書いております。
さて、皆様は一日にどれくらい野菜を食べていますか?
一般的に、野菜は一日に350gが目標量とされています。そして3食に分けてバランスよく食べるのが理想です。しかし、これは意識しないと難しいかもしれません。ただ、意識することでかなり実現可能です。毎食、プラス1品、「何か野菜を足す意識」をすることで選ぶ基準が変化します。始めは野菜ジュースやミニトマトなど気軽にプラスできるものから取り組んでみてください。プラス1ベジを意識し始めると毎食どう攻略しようかと楽しくなってきます。例えば親子丼にはニンジンや豆苗、生姜焼きにはトマトとタマネギといったように定番料理と野菜の掛け合わせで新しいレシピが生まれるきっかけにもなりますので試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「台湾マンゴー」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.352

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

夏場に出回る南国フルーツといえばマンゴーが思い浮かびますが、10年前に売り場でよく見かけていた、レモン色のフィリピン産マンゴーを見かけなくなったと思いませんか?調べてみたら、海外からの輸入量でメキシコ産の次に多かったフィリピン産マンゴーが、最近では10分の1にまで減り、代わりにタイ産や台湾産のマンゴーが増えていました。中でも台湾から入ってくるマンゴーは国産マンゴーと同じアップル系のアーウィン種。見た目もそっくりです。先日マンゴーの食育セミナーで、産地を伏せて両方のマンゴーを30名の参加者に食べ比べてもらったところ、僅差で沖縄県産マンゴーがナンバー1に輝いたものの、ほぼ同数で台湾産マンゴーの食味評価が高いという結果になりました。価格も500円とお手頃で、味も国産マンゴーに近い台湾産のアーウィンマンゴー。マンゴー好きな方はぜひ1度召し上がってみてください。

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みかんでもっと笑顔になる 「オクラで腸活」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.351

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まだまだ予断を許さない状況で、季節の変わり目や夏バテで体力・免疫力が落ちないように、食事でしっかりと体調を整えたいところです。そんな時におすすめの夏野菜と言えば、オクラ。水溶性食物繊維を豊富に含む緑黄色野菜で、腸内環境を整える腸内細菌のエサとなる貴重な食材でもあります。今年の夏はいつもより多めにオクラを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?オクラのおいしい茹で方をご紹介します。
・サッと水洗いしてまな板の上に乗せ、塩を振って手のひらでコロコロと転がす。
こうすることで産毛が取れて口当たりが格段に良くなります。
・熱湯に入れてまんべんなく火が通るように箸で転がしながら1分程茹でる。
・おか上げにして余熱で火を通す。
冷水に取ってしまうと味が薄くなり、水溶性食物繊維も流れ出てしまうので、茹で時間を短くして余熱で火を通すことでコリコリの食感を残します。試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「ハート型のさくらんぼ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.350

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。毎日雨続きで肌寒い天気が続いていますが、いかがお過ごしですか?こんな時は明るいニュースをご紹介したいと思います。今年、青森県から新品種のさくらんぼが全国デビューしました。その名は「ジュノハート」。初セリでは、ジュノハートの上位等級品となる「ハートビート」が30万円で落札され、ひと粒2万円のさくらんぼとしてニュースにもなりました。ジュノハート最大の特徴は、美しいハート型をしている点です。通常のさくらんぼの3Lサイズ(横径28ミリ)よりも大きく、鮮やかなルビー色が目を楽しませてくれます。ジュノハートの中でも4L(横径31ミリ以上)サイズ、かつ「秀」「特秀」と認められたものだけを、「青森ハートビート」という名称でブランド化しています。暫くは高嶺の花となりそうですが、人気ニューチューバーが自身の動画で取り上げたこともあり、今後、益々人気がヒートアップしそうですね!

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