農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

みかんでもっと笑顔になる「ブラックビート」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.566

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

店頭に様々な品種のブドウが出回る季節になりました。
今回は比較的新しい品種の「ブラックビート」をご紹介します。

ブラックビートは「藤稔(ふじみのり)」と「ピオーネ」を親に持ち、
2004年に品種登録されました。

収穫期の早さと色付きの良さが特徴で、
巨峰よりも早く出回る黒ブドウ系の品種です。
黒に近い濃い紫色の果皮は美しく、ポリフェノールが豊富な証拠。

一粒一粒が大きく15g~20g程度、酸味が少ないので甘みを強く感じます。
渋みも少ないので、皮ごと食べられます。

一方で、皮離れが良く簡単に皮がむけるという特徴もあるので、
皮ごと食べるのが苦手な方にもするりとむけておすすめの品種です。

濃厚なのに後味はすっきりとしていて食べやすく、
つい手が伸びてしまう魅惑のブドウ。

旬は短く、7月下旬ごろから9月上旬ごろまでしか出回らない上に、
まだまだ生産者も少なく、希少な品種。

見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる「8月31日は野菜の日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.565

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

8月31日は野菜の日。
この日を前にタキイ種苗株式会社では2024年度版の
「野菜と家庭菜園に関する調査」を発表。

昨年タマネギだった好きな野菜の第1位にはトマトが返り咲きました。

野菜不足の理由には物価高の影響で「値段が高いから」が急増しています。
ただ、野菜を十分に食べていない理由で、依然として多いのは「野菜は量をたくさん食べられないから」。
摂取目標の「野菜1日350g」にハードルの高さを感じている方が多いようです。

確かに生で食べようと思うとカサが多く、難しいかもしれませんが、
加熱してカサを減らせば意外とぺろりと食べてしまえる量です。
焼・炒・蒸・煮など様々な調理法を使うことで味わいにも変化が生まれ、
飽きずに食べることもできます。

好きな野菜1位のトマトは、生でもおいしいですが、
加熱することでうま味とリコピンの吸収率がアップします。

ぜひ様々な角度から野菜を楽しんでくださいね。

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果物がもっと好きになる「ミニ冬瓜」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.504

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

夏が旬の唐辛子。ピーマンやシシトウと同じ仲間で夏に収穫ピークを迎えます。
最近では、家庭菜園用に種苗会社から様々な唐辛子の種が販売されているようです。

オレンジや紫・黄色といったカラフルなものや、悶絶するほど辛いものから、
土佐甘とうのように全く辛くないものまで。

色もフォルムも辛さも様々で楽しいですが、
辛すぎると育てても使い切れないしなぁと思案していたら、
ちょうど良いものを発見しました!

「魔女の杖」という面白い名前で螺旋状にねじれているのが、
いかにも魔女の杖らしいフォルム。
生で食べるとシシトウのような味わいで全く辛みがなく、
炒めると種の部分がピリッと辛い。まさにちょい辛の唐辛子です

青椒肉絲のピーマンをこの魔女の杖で作ると絶妙にうまい!
厳しい残暑の中、ビールと一緒に食べたら最高です。

唐辛子をバリバリモリモリ食べたい方、
来年の家庭菜園にいかがでしょうか?

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みかんでもっと笑顔になる「佐土原なす」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.563

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

先日「佐土原なす」を生産している農家さんの畑に伺い、
収穫させていただきました。

佐土原なすは宮崎県で江戸時代から作られていた伝統野菜で、
一時はその栽培の難しさから衰退の憂き目に。
一度途絶えてしまったのですが、
なんとか復活させようという動きが強まり2002年に栽培が再開されました。
現在は生産者の皆さんの熱意もあり、収量も増え、見事復活を果たしたのです。

佐土原なすの特徴はなめらかでとろけるような口当たりと強い甘みです。
熊本県の赤ナスのルーツとも言われていて、大ぶりでやわらかく、
風が吹いて葉が実に触れるだけで傷が付いてしまうそう。
繊細な野菜です。皮は薄く、実はフワッとしていてきめの細かいスポンジのよう。
大きめに切って加熱するとジューシーな食感ととろける舌触り、
そして強い甘みを楽しめます。

オリーブオイルでソテーして塩胡椒するだけでごちそうになります。
ぜひ試してみてくださいね。

 

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果物がもっと好きになる「ミニ冬瓜」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.502

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

名前に「冬」が入っていますが実は夏が旬の冬瓜。
重量野菜のためカット販売が多いですが、
最近ではお手頃サイズの「ミニ冬瓜」もよく見かけるようになりました。

90%以上が水分でカリウムも多く含む冬瓜。
どちらも夏場は汗と一緒に流れ出て不足しがちに。
カリウムが不足すると筋肉に疲労が蓄積しやすくなり食欲も減退してしまうので、
癖のない冬瓜からたっぷり摂取することでカルム不足を補いたいものです。

また、意外かもしれませんがビタミンCも豊富に含んでいます。
その量はトマトの2倍以上。
ビタミンCは熱に弱いので損失なく摂取したい時は、
生のままサラダで食べることをお勧めします。

冬瓜の一大産地である沖縄では、
薄く削いでサラダにして食べることが多いそうです。
ミニ冬瓜なら、中をくり抜いた外皮をそのまま器に使うことも出来ます。

次週は冬瓜を使ったサラダをご紹介したいと思います。お楽しみに!

 

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みかんでもっと笑顔になる「枝豆で夏バテ対策」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.559

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

毎日暑くて食欲も落ちてきていませんか?
そんな時におすすめの野菜が枝豆です。

大豆の若さやである枝豆はたんぱく質をはじめ、
ビタミンやミネラルなどを豊富に含む栄養価の高い野菜です。
なかでも枝豆に含まれるビタミンB1やビタミンB2は体内で糖質や脂質、
たんぱく質などを分解してエネルギーに変える働きがあります。
その結果、スタミナ不足の解消や疲労回復に効果が期待できます。
夏バテ対策にもってこいの野菜といえます。

最近では様々なブランド枝豆が出回り、
各地のおいしい枝豆をお取り寄せでも楽しめます。

群馬県の天狗印枝豆味緑、山形県のだだちゃ豆、
新潟県の黒埼茶豆、神奈川県のはねっ娘会枝豆、
兵庫県の丹波篠山黒大豆、京都府の紫ずきんなどなど
一度食べたら忘れられないおいしさの枝豆がずらり。

収穫できる時期もそれぞれに限られていますので、
夏の間にぜひいろんな枝豆を試してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる「キュウリでクールダウン」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.558

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

急激に暑い日が続きますがいかがお過ごしでしょうか?
こうも暑いと食欲が落ちがちですが、
そんな時こそ水分たっぷりの夏野菜をたくさんとって、
身体の熱を冷ましましょう。

夏野菜の中でもキュウリは95%以上が水分で構成されている
クールダウンにぴったりの野菜です。

氷水で冷やして丸かじりするのは夏のヘルシーなおやつに最適。
味噌をつけて食べるのもおいしいですよね。

そこで味噌にひと工夫する方法をご紹介。
お持ちの味噌に煮切ったみりんと酢を少量加え、
ほぐした梅干しを合わせてよく混ぜれば梅味噌の完成。

梅はカリウムや鉄、カルシウムなどの栄養素をはじめ、
クエン酸や梅ポリフェノールを豊富に含みます。

クエン酸には疲労回復効果が期待でき、
夏バテ対策にももってこい。

また殺菌効果がある点も菌が繁殖しやすい夏に欠かせない食材といえます。

暑い日には梅味噌キュウリ、ぜひ試してみてくださいね。

果物がもっと好きになる「猛暑に食べたい夏野菜」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.499

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

今年もすでに猛暑日が続き、夏バテ気味の方も多いのではないでしょうか?
そんな時にこそ食べてほしいのが、今が旬の夏野菜です。

夏野菜は水分とカリウムを多く含んでいるという特徴があります。
どちらも汗と一緒に流れ出てしまうので、
夏場は特に不足しがちになります。

カリウムが不足すると筋肉に疲労が蓄積しやすくなり、
食欲も減退して夏バテ状態になるので、
日々の食事で夏野菜をこまめに摂ることで水分とカリウム不足が補えます。

夏野菜の代表格的なトマトの酸味であるクエン酸は、
胃の働きを活発にしてくれます。

茗荷に含まれる香り成分でもあるαピネンにも、
食欲を促進する作用があるそうです。

きゅうりは95%もの水分を含み利尿作用もあるので、
体の内側の熱を外に運び、体を冷やすと言われています。
これらを刻んで塩昆布で和えるだけでも美味しいですし、
夏野菜を賢くとり入れて猛暑を乗り切りましょう。

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みかんでもっと笑顔になる「七味の日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.557

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

本日、7月3日は数字の語呂合わせから「七味の日」。

海外の旅行者の方にもお土産として人気の高い日本が誇る香辛料です。
お気に入りのメーカーのものを常備しているという方も多いのではないでしょうか?

七味唐辛子はその名の通り、
(基本的には)七種類の薬味や香辛料を調合して作られるミックススパイスです。
中身は主に『唐辛子・胡麻・陳皮(ちんぴ)・けし・麻の実・山椒・紫蘇の実または青海苔』であることが多いですが、
各メーカーによって独自の配合でオリジナルのものを作り出していて、上記に限りません。

関西では淡口しょうゆに合わせた香りが立つ配合になっていたり、
関東では濃口しょうゆに合わせたしっかり辛味が効く配合になっていたりするので、
使い分けるのも乙です。

また、最近はゆず七味やかぼす七味、
ガラムマサラ七味など変わり種も多数あり、
構成を見るだけでも楽しいのでぜひ注目してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる「熊本の赤ナス」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.555

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

蒸し蒸しと暑くなってきました。
今回は夏野菜の代表格「ナス」の中でも熊本県の特産品「赤ナス」をご紹介します。

熊本の赤ナスは大正時代から生産されている伝統野菜で、
古くから食べられていました。
しかし、どうしても各農家で品質にばらつきがあったため、
熊本県農業研究センターが品種改良して
2002年に「ヒゴムラサキ」という新品種を開発。
以後ブランド化を進めています。

このヒゴムラサキは一般的なナスと比べて非常に長く太いのが特徴で、
果皮も濃い紫ではなく、赤紫色です。触れるとわかるのですが、
見た目に反して軽く、ふわっとやわらかさを感じます。

生で食べられるほどアクが少なく、
加熱すると甘みが際立ちトロっとした食感が楽しめます。

ナスは夏野菜の一つではありますが、
このヒゴムラサキは真夏をはずした2月から6月と9月から11月が出回り期。

ぜひ見つけて試してみてくださいね。

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