農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

果物がもっと好きになる「津軽の桃」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.357

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。突然ですが「桃の産地」としてすぐに思い浮かべるのは何県でしょうか?東日本だと山梨県や福島県。西日本だと岡山県産の白桃が有名ですね。国産の出回り時期は7月から8月。お盆を過ぎると少なくなってくる中で、9月下旬頃まで楽しめるのが青森県産の桃です。りんごの産地として有名な青森県で桃の栽培がスタートしたのは平成16年のことでした。旧平賀町のりんご農家が早生りんごの台風リスクを回避するためにスタート。津軽平野の昼夜の寒暖差が大きい気候が栽培にとって好条件であったことに加え、同じバラ科植物であるりんごの栽培技術を活かせることから、徐々に生産エリアが広がっていったそうです。「津軽の桃」として出荷される青森の桃は全国的に長梅雨傾向だった今年、奇跡的に降雨量が少なかったことで、甘味がのって美味しく仕上がっているそうです。売り場で見かけたらぜひ召し上がってみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「茶豆・黒豆」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.357

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まだまだ残暑は厳しいですが、9月に入ると秋の訪れを感じます。私が毎年夏から秋にかけて楽しみにしているものの一つに枝豆があります。特に夏終盤からは茶豆・黒豆が楽しめるシーズン。今年初の茶豆は黒崎茶豆をいただきました。黒崎茶豆は新潟県黒崎村小平方(こひらがた)地域で門外不出の枝豆として栽培されてきた歴史のある品種です。茹でているそばから香り立つ芳しい風味と、コク・旨みの強い味、歯ごたえの良さが魅力です。栗のような、とうもろこしのような甘みとコクが一度食べると忘れられない!と人気の枝豆です。
この他にも山形県鶴岡市の名産「だだちゃ豆」、京都のブランド品種「紫ずきん」、黒豆の代名詞とも言える「丹波篠山黒大豆」といった最高級の枝豆がこれからの季節に続々と楽しめます。野菜と豆の栄養価を併せ持つ枝豆で、ビタミン・ミネラル・たんぱく質をたっぷり摂って、残りの夏も元気に乗り切りましょう。

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みかんでもっと笑顔になる「8月31日は野菜の日 2020」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.356

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
毎年恒例となっていますが、8月31日は野菜の日ということで、今年も「野菜をもっと楽しんでいただきたい!」という思いでコラムを書いております。
さて、皆様は一日にどれくらい野菜を食べていますか?
一般的に、野菜は一日に350gが目標量とされています。そして3食に分けてバランスよく食べるのが理想です。しかし、これは意識しないと難しいかもしれません。ただ、意識することでかなり実現可能です。毎食、プラス1品、「何か野菜を足す意識」をすることで選ぶ基準が変化します。始めは野菜ジュースやミニトマトなど気軽にプラスできるものから取り組んでみてください。プラス1ベジを意識し始めると毎食どう攻略しようかと楽しくなってきます。例えば親子丼にはニンジンや豆苗、生姜焼きにはトマトとタマネギといったように定番料理と野菜の掛け合わせで新しいレシピが生まれるきっかけにもなりますので試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「台湾マンゴー」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.352

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

夏場に出回る南国フルーツといえばマンゴーが思い浮かびますが、10年前に売り場でよく見かけていた、レモン色のフィリピン産マンゴーを見かけなくなったと思いませんか?調べてみたら、海外からの輸入量でメキシコ産の次に多かったフィリピン産マンゴーが、最近では10分の1にまで減り、代わりにタイ産や台湾産のマンゴーが増えていました。中でも台湾から入ってくるマンゴーは国産マンゴーと同じアップル系のアーウィン種。見た目もそっくりです。先日マンゴーの食育セミナーで、産地を伏せて両方のマンゴーを30名の参加者に食べ比べてもらったところ、僅差で沖縄県産マンゴーがナンバー1に輝いたものの、ほぼ同数で台湾産マンゴーの食味評価が高いという結果になりました。価格も500円とお手頃で、味も国産マンゴーに近い台湾産のアーウィンマンゴー。マンゴー好きな方はぜひ1度召し上がってみてください。

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みかんでもっと笑顔になる 「オクラで腸活」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.351

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まだまだ予断を許さない状況で、季節の変わり目や夏バテで体力・免疫力が落ちないように、食事でしっかりと体調を整えたいところです。そんな時におすすめの夏野菜と言えば、オクラ。水溶性食物繊維を豊富に含む緑黄色野菜で、腸内環境を整える腸内細菌のエサとなる貴重な食材でもあります。今年の夏はいつもより多めにオクラを食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?オクラのおいしい茹で方をご紹介します。
・サッと水洗いしてまな板の上に乗せ、塩を振って手のひらでコロコロと転がす。
こうすることで産毛が取れて口当たりが格段に良くなります。
・熱湯に入れてまんべんなく火が通るように箸で転がしながら1分程茹でる。
・おか上げにして余熱で火を通す。
冷水に取ってしまうと味が薄くなり、水溶性食物繊維も流れ出てしまうので、茹で時間を短くして余熱で火を通すことでコリコリの食感を残します。試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「ハート型のさくらんぼ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.350

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。毎日雨続きで肌寒い天気が続いていますが、いかがお過ごしですか?こんな時は明るいニュースをご紹介したいと思います。今年、青森県から新品種のさくらんぼが全国デビューしました。その名は「ジュノハート」。初セリでは、ジュノハートの上位等級品となる「ハートビート」が30万円で落札され、ひと粒2万円のさくらんぼとしてニュースにもなりました。ジュノハート最大の特徴は、美しいハート型をしている点です。通常のさくらんぼの3Lサイズ(横径28ミリ)よりも大きく、鮮やかなルビー色が目を楽しませてくれます。ジュノハートの中でも4L(横径31ミリ以上)サイズ、かつ「秀」「特秀」と認められたものだけを、「青森ハートビート」という名称でブランド化しています。暫くは高嶺の花となりそうですが、人気ニューチューバーが自身の動画で取り上げたこともあり、今後、益々人気がヒートアップしそうですね!

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みかんでもっと笑顔になる 「オオバとシソってどう違う?」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.350

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏の薬味に欠かせないものと言えば、「大葉」。何とも言えないさわやかで清涼感のある芳香が、素麺や冷奴など素朴な食材を一気に華やかにしてくれます。
さて、そんな日本のハーブ代表の「大葉」ですが、「しそ」とも言いますよね?どのように使い分けられているのでしょうか。
「しそ」は、芽、葉、花、実のすべてを成長段階に応じて食用することができ、その全体を指します。一方、「大葉」は流通するときの商品名で、正式には「青紫蘇」といい、青い葉のことだけを指すのです。ちなみに濃い紫色の「赤紫蘇」には大葉という呼び名は使いません。
近年では温室栽培で一年を通して手に入りやすい大葉ですが、本来の旬は初夏から夏にかけて。薄い葉に秘められた栄養価はとてつもなく高く、夏バテの予防や免疫力を高めるためにも積極的にとりたい食材です。少量でもこまめに食べて、暑い夏をさわやかに過ごしてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「パッションフルーツ 後編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.348

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先週は、パッションフルーツの食べ頃や食べ方についてお話しましたが、今回は、栄養と食べ合わせについてお話したいと思います。鮮やかな黄色い果肉が特徴のパッションフルーツは、カロテンを多く含んでおり、同じく果肉が黄色いマンゴーの1.5倍以上のカロテンを含んでいます。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める効果も期待できるので、紫外線が強い今の季節は強い味方になってくれます。また、ビタミンB6も比較的多めに含んでいます。ビタミンB6はアミノ酸の再合成を手助けする補酵素として働くので、タンパク質を摂るときは、一緒に摂りたい栄養素のひとつ。ヨーグルトを食べるときに、パッションフルーツをソース代わりに混ぜて食べるのもおススメです。赤い皮を器がわりにすると、ホテルの朝食風になって食卓も華やぎますよ。ぜひお試しくださいね。

みかんでもっと笑顔になる 「とうもろこし:甘々娘」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.348

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もとうもろこしがおいしい季節になりました。蒸し・茹で・焼きといろんな調理法で楽しめて、おやつにもおかずにもなる旬野菜。鮮やかなイエローに元気をもらえますよね。今回はそんなとうもろこしの品種のひとつ、「甘々娘(かんかんむすめ)」をご紹介します。
甘々娘はその名の通り、甘みが強く、平均糖度は驚異の15度以上!生で食べても甘くておいしい品種です。直売所では早朝に行列ができるほどの人気だそう。粒の皮が薄く、甘みが飛び出してくるようなジューシーさ。バイカラー種といって、黄色と白の粒が3対1の割合で入り混じります。このバイカラー種は最も甘くなるとされていて、現在日本のとうもろこしの主流となっています。また、他の品種と比べて、時間の経過による糖度低下が遅いという優れた特徴があります。旬は短く、7月上旬ごろまでの出回り。ぜひ探して試してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「パッションフルーツ 前編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.347

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

コロナの影響で飲食店や催事への納品がストップし、行き場を失った農産物を支援するサイトが盛り上がっていますね。私もいくつか利用させてもらった中のひとつに、沖縄県産のパッションフルーツがあります。40個以上入っていたので、友人にもプレゼントしたのですが、「どうやって食べるの?」と聞かれることが多かったのでご説明したいと思います。木成りで完熟したものが収穫・流通されるため、購入して直ぐに食べられますが、強い酸味があるので酸味が苦手な方は、常温で追熟させます。すると表面にシワが寄ってきます。更にデコボコするまで放置すると、酸味が抜けて甘みが強くなってきます。食べる直前に冷蔵庫で冷やし、包丁で半部にカットし、中の果肉をタネごと召し上がってください。初めて召し上がる方は、2個以上購入して、熟度の違いで自分好みの酸度を探ってみるのも楽しいのでお試しくださいね!

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