果物がもっと好きになる 「南の島でいちご狩り」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.328
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
街のいたるところでいちごの期間限定メニューや、いちごスイーツのポスターが貼られているのを目にする季節になりました。ところで、いちご狩りが出来るのは、北は北海道から南はどこまでなのだろう?と考えたことはありませんか?先日、インスタグラムを何気なく眺めていたら、沖縄の宮古島でいちごの収穫体験が出来るという投稿を発見して、さっそく行ってみました。品種は、かおり野、章姫、恋みのり、いちご未来の4品種。かおり野は特に大粒で、こんなに立派ないちごが南国の地でも栽培出来るとのかと驚きました。農場主の平良さんは収穫体験の受け入れの他、地元のスーパーや島の駅にも納品しています。産地と売場が近いことが、地元産いちごの美味しさだと教えてくれました。完熟した状態で収穫し、すぐに納品するから流通に時間がかからない。もっとも美味しい状態で常にいちごを購入できるのは嬉しいですね。
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みかんでもっと笑顔になる 「にこにこベリー」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.328
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
スカイベリー、いばらキッス、いちごさんなど続々と新品種が誕生するいちご。またひとつ新たな注目株が生まれました。2020年から本格販売開始となる「にこにこベリー」です。
この宮城県が生んだ次世代スターは「もういっこ」と「とちおとめ」を親に持つ、大変バランスの良い品種。甘みと酸味どちらも感じられ、外観はもちろん、切り口も赤いのでジャムやスイーツにもぴったり。収穫期が長く、日持ちが良いところも特徴です。12年をかけて3万粒から選び抜かれたこのいちご、作る人・売る人・食べる人、みんながにこにこ笑顔になってほしいという想いから名前が付けられたそうです。宮城県のいちご産地は震災によって大きな被害を受けました。にこにこベリーは大災害を乗り越えて生まれた希望の星でもあるのです。まだまだ希少で出回り量はそれほど多くないですが、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「いちご狩り」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.327
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
2月というのにこの暖かさ、過ごしやすい日が続きますね。そろそろ店頭では真っ赤ないちごがずらりと並んで売り場を彩っているところも多いのではないでしょうか?本来の旬は春ですが、ほとんどがハウスで作られるいちごは出荷ピークのクリスマスを過ぎて落ち着いてきたこの時期が一番おいしいとも言われています。特にこの時期のいちご狩りはおすすめ。とちおとめや紅ほっぺなどメジャーな品種ももちろん美味しいのですが、いちご狩りに行かなくてはお目にかかれない品種が食べられるのも魅力です。例えば栃木県に行かなければ食べられない「とちひめ」をご存知ですか?大粒で甘くてジューシー、果肉がとても柔らかいため流通させることが難しく、幻のいちごと呼ばれています。この他にも珍しい品種を扱っている農園が最近では増えています。
暖冬の今年はお出かけ日和。レア品種を探しにいちご狩りに出かけてみてはいががでしょうか?
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果物がもっと好きになる 「香り高いハナミガキ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.326
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。先日、初めて出会ういちごを食べる機会に恵まれました。その名も「ハナミガキ」。まるでオートクチュールのように色づきやカタチが揃った美しいいちごで、口に含むとフローラルな香りが鼻からぬけて、まるで高級フレンチのラストに出てくるデザートのような上品かつ贅沢な味わい。すぐにホームページを調べてみると、「ハナミガキ」は、「食べる宝石」と言われるミガキイチゴの新品種。ミガキイチゴは、甘さ・香り・食感・形・色合い・輝きのすべてにこだわり抜いた最高品位のいちごです。 ハナミガキは濃い紅色で、名前の由来でもあるように独特な花のようなフローラルな香りが特徴。 友人とのパーティや女子会など、特別な時を彩る食材やお友達へのカジュアルギフトとしていかがでしょうか。と書かれていました。確かに誰かにプレゼントしたい。大切な人と共有したい味わいでした。みなさんのベストいちごは何ですか?
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みかんでもっと笑顔になる 「涙が出ないたまねぎ:スマイルボール」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.326
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
みなさんは、たまねぎのみじん切りをする時に目が痛くなって嫌になったことはありませんか?私はその刺激に弱いのか、毎回大泣きしながらたまねぎを刻むことになり困っています。そんな方々(私)にぴったりの新品種が「スマイルボール」です。
このスマイルボールはハウス食品が長い年月をかけて開発に成功した催涙成分ができないたまねぎで、辛みがないので水さらし無しでも生で美味しく食べられます。先日お会いした開発ご担当者の方は、なんと茶色い外皮を剥いて丸かじりしてくださいました。私も丸かじりとまではいかないものの大きくくし形に切った生のスマイルボールをがぶりと食べたのですが、シャキシャキ感はそのままで、甘さにびっくり。全く辛みはありませんでした。ネギ特有の口の中に残る感じも無く、すっきりと食べられる不思議なたまねぎ。出回り期がちょうど終盤ということですが、気になる方はぜひ来秋お試し下さい。
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野菜がもっと好きになる 「豊洲マルシェでうける野菜とは?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.325
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先月から今月にかけて、「豊洲市場土曜おいしいマルシェ」で野菜の販売に携らせてもらいました。場所は千客万来施設が建設予定となっている空き地で、曇りがちなお天気の日でも1000人以上の来場者で賑わいました。「お客様が豊洲に求める野菜は何なのか?」始めは手さぐり状態で、仲卸社長と相談しつつ販売して来ました。そんな中で一番人気があったのは何だったと思いますか?それは…大株の舞茸です。次に売れたのが紅芯大根。その名の通り外は薄緑で中が赤くて丸い大根です。あとは静岡のワサビ。白や紫などカラフルな人参の3本セットも売れました。はやり、普段スーパーで見かけないものに人気が集中しました。マルシェは18日で一旦終了しましたが、24日からすぐ近くの5街区に三井不動産が手がける「江戸前城下町」がオープンしました。こちらで買い物や飲食が楽しめますので、ぜひ遊びに来てくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「小正月には小豆粥」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.324
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
1月1日の元旦を「大正月」と呼ぶこと対して、1月15日を「小正月」と呼びます。これは旧暦の1月15日が立春後の満月にあたり、昔はこの日を正月としていたことに由来するそうです。そしてこの小正月は、農作祈願などの農業に関する行事が多く、豊作を願う餅花を飾るのも特徴です。餅花とは紅白の餅で、これを丸めて柳などの木に飾り付け、縁起の良い象徴とされる桜の花や実った稲穂に見立てます。
また、小正月には小豆粥を食べ、無病息災を祈ります。小豆のように赤い色の食べ物は古くから邪気を払うと言われています。お祝いの席に小豆を使った赤飯などはつきものですよね。
定番とは異なりますが、今年は少し変わった小豆粥を作ってみてはいかがでしょうか?野菜ソムリエのおすすめはごぼうやにんじんなど、赤色(っぽく見える)野菜を使うこと。邪気を払うとともに、味により深みが出ますので、よければ試してみてください。
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野菜がもっと好きになる 「初市の宝船」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.323
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週の話になりますが、打合せを兼ねて令和初となる豊洲市場の初市に行って来ました。マグロの初セリは、毎年テレビのニュースで取り上げられるので有名ですが、実は青果部門にも初市の恒例としてセリ落とされるものがある事をご存じでしょうか?それが何かというと「宝船」です。初市には、カラフルな野菜や果物が一緒に舟形の器に賑やかに盛り込まれた「宝船」が並びます。今年は昨年より一隻多い25隻が並び、特大サイズは50万円の最高値がつき、初市を盛り上げていました。これらの宝船は五穀豊穣の願いを込めて、料理屋が購入する他、仲卸からお得意様への年始の挨拶として贈られるそうです。私が打合せにお邪魔した仲卸の軒先にも、初セリで競り落とした宝船が誇らしげに飾られていました。場所が築地から豊洲に変わっても、五穀豊穣を願う日本らしい伝統が受け継がれていく様を拝見出来て嬉しかったです。
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みかんでもっと笑顔になる 「2020年も見通し良く」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.323
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
お正月料理によく使われる野菜の一つに蓮根があります。「見通しが良い」「穢れがない」「多産」という意味が込められ、大変縁起の良い野菜と昔から重宝されています。そんな蓮根の中でも新潟県の「大口れんこん」の先端部分、やわらかい新芽の「芽れんこん」をご存知ですか?「これを食べると他の蓮根は食べられなくなる。」というほどの代物。私も先日初めて手に入れたので、早速塩きんぴらにしてみました。火が通りやすいのでオリーブオイルでサッと炒めて塩だけで味付け。シンプルなのにとんでもなく美味しかったです。何といっても食感が良く、サクサクなのにホックリ。あっという間に食べきってしまいました。縦・横どちらの切り方も試してみましたが、それぞれに良さがあり、あえて選ぶとすれば繊維を活かした縦切りが、より食感を楽しめるのではないかと思います。
「芽れんこん」をもし見かけたら、ぜひ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「お雑煮いろいろ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.322
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あけましておめでとうございます。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
2020年オリンピックイヤー、記念すべき年の幕開けですね。
さて、一年の無事を祈りお正月に食べるものの一つとしてお雑煮がありますが、みなさんのお宅のお雑煮はどんな出汁でどんな具材ですか?私は長崎県の出身なのですが、すまし汁に丸餅、鶏肉、椎茸、かまぼこ、白菜、人参がたっぷり入った具沢山のお雑煮でした。地方やご家庭によって千差万別のお雑煮。いろんな方にどんなお雑煮を食べていたか聞くのはお正月の楽しみの一つです。基本的に関西地方は白味噌仕立てで、東日本と近畿を除く西日本地方はすまし汁仕立てが多いようです。餅の形は東日本が角餅、西日本は丸餅。具材についてはその土地の名産が入ることが多く、新潟では鮭やイクラ、島根は蛤、広島は牡蠣が入るご家庭も。豪華ですね!どんな味になるのか興味津々です。
私も今年はいつもと違う未体験のお雑煮にチャレンジしてみたいです。
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