農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

野菜がもっと好きになる 「生命力を感じる黒豆もやし」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.276

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、深谷の農と食を楽しむモニターツアーに参加して来ました。深谷といえば、深谷市のイメージキャラクター・ふっかちゃんの角でもある深谷ねぎが有名ですが、最近メディアでも注目されているのが「深谷もやし」です。「五感を通して豆の生命力を感じて欲しい」と熱く語るのは生産者の飯塚さん。飯塚農園の主力商品はブラックマッペを発芽させた黒豆もやし。市場流通の大半を占める中国産緑豆もやしに比べると、ひょろりと細いのですが、収穫期まで生長したものを触らせてもらうと、反るようにピンと伸びていて力強い!そして温かい!「もやしの生命力」が指先に伝わってきます。味わいも豊かで、もやしの煮汁ですらお料理のお出汁に使える程旨みがたっぷり。埼玉県産在来大豆にこだわって、丹精こめて育てられる黒豆もやしは、生産者の熱い想いともやしの生命力が感じられる、「もやしの概念」を覆す味がします。

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みかんでもっと笑顔になる 「本場で食べる深谷ねぎ」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.276

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、埼玉県深谷市の野菜を堪能する日帰りツアーに参加してきました。深谷と言えばやはり「深谷ねぎ」。全国でも有数のブランドねぎで、ご存知の方も多いと思います。深谷の中でも特に新戒地区で生産されるねぎは、固い粘土質の土壌と赤城山から吹き下ろす赤城おろしという強風でかかるストレスに耐え、ぐっと糖度上げて美味しいねぎに育つそうです。そんな深谷ねぎを存分に味わえるランチもいただきました。深谷の生産者の方々も足繁く通う名店「やまだ家」さんで素材にこだわり、手間のかかったお料理に舌鼓。中でも驚いたのは「深谷ねぎ根の素揚げ」。ねぎの根っこを食べたのは初めての体験でしたが、これが意外にも素揚げにするとカリカリしてかなり美味しいのです。そのほかにも地元野菜を愛するがゆえの一皿一皿にとても感銘を受けました。深谷野菜の魅力を存分に堪能できる「やまだ家」さん、深谷へお出かけの際はぜひ。

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果物がもっと好きになる「いちご入り恵方巻き」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.274

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

早いもので今日は節分です。節分前夜にあたる2日に福岡県の青果物を楽しむイベントを企画運営することになり、料理長と相談していちご入りの海苔巻を作ってもらいました。福岡といえば博多あまおう。あまおうの甘酸っぱさと酢飯との相性がよく、予想以上に好評でした。そもそも“節分”とは 季節の分かれ目を指す言葉で「立春・立夏・立秋・立冬の前日」を意味します。中でもとりわけ大事な日とされたのが立春の前日で、立春は旧暦における新年に相当します。そんな節分に恵方巻きを食べる習慣は年々認知度が高まってきて、スーパーでも予約注文を受けるところが増えて来ています。もともとは関西が発祥で、海苔屋さんが海苔の販売促進のために仕掛けたものだったそうですが、その年の恵方を向いて無言で食べると願い事が叶うと言われています。因みに今年の恵方は東北東です。いちご入り、よかったらお試しください。

 

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みかんでもっと笑顔になる 「いちごさん」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.273

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

いちごの美味しい季節ですね。店頭には様々な品種のいちごが並び、今日はどれにしようかと悩ましい限りです。

そんな品種の多いいちごですが、出来立てほやほや、今季デビューした「いちごさん」をご存知ですか?佐賀県・JAグループ佐賀・いちご生産者が一体となり、7年の開発期間を経て、なんと約15000株の中から選抜。佐賀県では「さがほのか」以来20年ぶりの新ブランドです。ジューシーで甘味と酸味のバランスが良く、いくつでも食べられる味で、何と言っても見た目の美しさに惚れ惚れします。真っ赤に色づいたきれいな形のいちごがパックに整然と並んでいる様は、つい手が伸びてしまうこと間違いなし。贈答用としてもおすすめです。インパクトのあるかわいらしい名前は憶えやすく呼びやすいように、日本中の人に長く愛されることを願って付けられたそうです。ロゴデザインもこだわっていて素敵なのでぜひ探してみてくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「寒いと美味しい焼き芋」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.272

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

東京で初雪が観測された先日、あまりの寒さに凍えながら地元駅に降り立つと、石焼き芋屋が停留していました。甘い香りに誘われ、ついつい購入。熱々の焼き芋で身体を温めながら帰りました。

食べ物には気温が上昇すると売れる「昇温商品」と気温が下がると売れる「降温商品」というものがあるそうです。ビールは昇温商品の代表的なものですね。調べたところ、「降温商品」の分類表で焼き芋を発見することが出来なかったのですが、私の中では寒くなると食べたくなるベスト3の1つです。さつま芋に含まれているビタミンCは加熱しても壊れにくいという性質があり、ビタミンAとビタミンEも含まれています。この3つが一緒になるとビタミンACE(エース)と呼ばれ、抗酸化作用が高まる最高の組み合わせ。美肌効果が期待出来ます。肌の乾燥も気になるこの季節、焼き芋を食べて温まりながら肌の調子も整えたいものですね。

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果物がもっと好きになる 「茨城ブランド いばらキッス」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.271

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

ハウス栽培のいちごが美味しい季節になりました。私も地元の直売所を訪ねて買って来ました。

購入したのは「いばらキッス」。

平成24年に品種登録されたばかりの、茨城県オリジナル品種です。形状がちょっと特徴的で、楕円気味な円錐形の先端が鋭角にとがっています。最大の魅力は濃厚な味わい。今年購入したものは特に味が濃くて甘みも強かったです。調べたところ、開発に8年という長い歳月をかけ、1万種類の株の中から研究員がひとつひとつ色や形、おいしさなどを判定し、選抜する作業を繰り返した中から選ばれた品種なのだとか。茨城県内のスーパーや直売所で購入することが出来ますので、偕楽園の梅を愛でにいらっしゃる予定がある方は、是非いちごもチェックしてみてください。

千葉県のチーバベリーや栃木県のスカイベリーなど、その土地でしか栽培されていない品種を探して歩くのも楽しいかもしれませんね。

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みかんでもっと笑顔になる 「縁起物:海老芋」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.271

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

お正月にごちそう続きだった方も、七草粥で胃腸を整えられたでしょうか?とはいえ、まだまだ新年気分が抜けないこの時期、数の子やれんこん、黒豆など縁起の良い食材が食卓にのぼることも多いかもしれません。そんな縁起物のひとつに里芋があります。里芋は親芋の周りに子芋がたくさんできることから子孫繁栄の象徴としてお節料理にもよく入っています。特に数ある里芋の品種の中でも「海老芋」はお正月需要の高い品種です。呼び名は海老のような縞模様と反り返った形状から名付けられました。京野菜の一つで「京芋」とも呼ばれています。肉質はキメが細かく緻密で煮崩れにくく、クリーミーで甘みのある上品な里芋。冷めても美味しいのでポテトサラダにもおすすめ。他の里芋と比べてもアクが少なく、下茹で無しでも美味しく召し上がっていただけ、調理も手軽でおすすめです。ぜひ出回り量の多いこの時期に食べてみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「リコピンにんじんこいくれない」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.267

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

前回は香るにんじんとして「アロマレッド」をご紹介しましたが、にんじん続きで今回は、名前も可愛い「こいくれない」をご紹介します。
この「こいくれない」大きな特徴が3つあります。

・豊かな甘み・・・やさしい甘みでお子様にも好評。特に加熱するとその甘さを最大限に発揮します。油との調理がおすすめです。
・美しい紅色・・・食卓を華やかに彩る濃い紅色。リコピンを豊富に含む証です。
・豊富な栄養素・・・β‐カロテンたっぷりのオレンジ色の西洋人参とリコピンたっぷりの赤い東洋人参を掛け合わせてできたこいくれないはどちらの栄養素も豊

富に含みます。なんと露地野菜初の栄養機能食品表示(ビタミンA)も獲得しています。

そんな魅力いっぱいのにんじん「こいくれない」。年末年始を迎えるこれからの季節にもぴったりです。クリスマスのパーティー料理やお正月のお節料理を鮮やかな紅色で華やかに彩ってくれますよ。

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果物がもっと好きになる 「幻のりんご こみつ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.266

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

今日はお歳暮で送ったら喜ばれそうな「幻のりんご」と呼ばれている「こみつ」をご紹介したいと思います。

品種名は高徳(こうとく)といい、こうとく自体は他県でも作られているのですが、青森県石川地区の「こみつの会」に属している生産者が、品質を高め究極の蜜入りりんごに仕上げたものだけが「こみつ」と呼ばれています。このりんごの凄いところは3つあります。まず1つめは香り。パイナップルやパッションフルーツのような、他のりんごとはちょっと違う芳香にまずは驚かされます。2つめは、切ったとたんに感嘆の声がもれる蜜入り具合い。多いものでは7割近くが蜜に占められ、輪切りにして太陽にかざせば透けて空が見えるほど!3つめは、強い甘さと記憶に残るような濃厚な味わい。

1度食べると誰かとこの衝撃を分かち合いたくなるりんごで、私も既に5人以上に伝えています。大切な方へのお歳暮にぜひどうぞ。

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みかんでもっと笑顔になる 「香るにんじんアロマレッド」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.266

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

今年は暖冬の影響で冬野菜が前倒しで収穫期を迎えているようです。にんじんもその冬野菜のひとつですが、今回は香りとフルーティーさが魅力の「アロマレッド」という品種をご紹介します。

アロマレッドはにんじん特有の独特な苦みと青臭さが少なく、とても良い香りがします。この香り、なんとブルガリアンローズの香り成分のひとつ「ダマセノン」という香気成分で、香水などにも使われるもの。これを他のにんじんよりも多く含んでいるアロマレッドは、フルーティーで香り高く、生やジュースに向いています。先日、あるイベントでにんじんスティックの食べ比べを行ったのですが、「まるでフルーツみたい!」と女性人気NO.1でした。やはり比べるとその差は歴然で、味、香り、食感どれをとっても食べやすく美味しいと大評判。最近では取り扱うお店も増えていますので、にんじん嫌いな方もそうでない方もよければ試してみてくださいね。

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