果物がもっと好きになる 「茨城ブランド いばらキッス」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.271
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
ハウス栽培のいちごが美味しい季節になりました。私も地元の直売所を訪ねて買って来ました。
購入したのは「いばらキッス」。
平成24年に品種登録されたばかりの、茨城県オリジナル品種です。形状がちょっと特徴的で、楕円気味な円錐形の先端が鋭角にとがっています。最大の魅力は濃厚な味わい。今年購入したものは特に味が濃くて甘みも強かったです。調べたところ、開発に8年という長い歳月をかけ、1万種類の株の中から研究員がひとつひとつ色や形、おいしさなどを判定し、選抜する作業を繰り返した中から選ばれた品種なのだとか。茨城県内のスーパーや直売所で購入することが出来ますので、偕楽園の梅を愛でにいらっしゃる予定がある方は、是非いちごもチェックしてみてください。
千葉県のチーバベリーや栃木県のスカイベリーなど、その土地でしか栽培されていない品種を探して歩くのも楽しいかもしれませんね。
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みかんでもっと笑顔になる 「縁起物:海老芋」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.271
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
お正月にごちそう続きだった方も、七草粥で胃腸を整えられたでしょうか?とはいえ、まだまだ新年気分が抜けないこの時期、数の子やれんこん、黒豆など縁起の良い食材が食卓にのぼることも多いかもしれません。そんな縁起物のひとつに里芋があります。里芋は親芋の周りに子芋がたくさんできることから子孫繁栄の象徴としてお節料理にもよく入っています。特に数ある里芋の品種の中でも「海老芋」はお正月需要の高い品種です。呼び名は海老のような縞模様と反り返った形状から名付けられました。京野菜の一つで「京芋」とも呼ばれています。肉質はキメが細かく緻密で煮崩れにくく、クリーミーで甘みのある上品な里芋。冷めても美味しいのでポテトサラダにもおすすめ。他の里芋と比べてもアクが少なく、下茹で無しでも美味しく召し上がっていただけ、調理も手軽でおすすめです。ぜひ出回り量の多いこの時期に食べてみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「リコピンにんじんこいくれない」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.267
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
前回は香るにんじんとして「アロマレッド」をご紹介しましたが、にんじん続きで今回は、名前も可愛い「こいくれない」をご紹介します。
この「こいくれない」大きな特徴が3つあります。
・豊かな甘み・・・やさしい甘みでお子様にも好評。特に加熱するとその甘さを最大限に発揮します。油との調理がおすすめです。
・美しい紅色・・・食卓を華やかに彩る濃い紅色。リコピンを豊富に含む証です。
・豊富な栄養素・・・β‐カロテンたっぷりのオレンジ色の西洋人参とリコピンたっぷりの赤い東洋人参を掛け合わせてできたこいくれないはどちらの栄養素も豊
富に含みます。なんと露地野菜初の栄養機能食品表示(ビタミンA)も獲得しています。
そんな魅力いっぱいのにんじん「こいくれない」。年末年始を迎えるこれからの季節にもぴったりです。クリスマスのパーティー料理やお正月のお節料理を鮮やかな紅色で華やかに彩ってくれますよ。
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果物がもっと好きになる 「幻のりんご こみつ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.266
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
今日はお歳暮で送ったら喜ばれそうな「幻のりんご」と呼ばれている「こみつ」をご紹介したいと思います。
品種名は高徳(こうとく)といい、こうとく自体は他県でも作られているのですが、青森県石川地区の「こみつの会」に属している生産者が、品質を高め究極の蜜入りりんごに仕上げたものだけが「こみつ」と呼ばれています。このりんごの凄いところは3つあります。まず1つめは香り。パイナップルやパッションフルーツのような、他のりんごとはちょっと違う芳香にまずは驚かされます。2つめは、切ったとたんに感嘆の声がもれる蜜入り具合い。多いものでは7割近くが蜜に占められ、輪切りにして太陽にかざせば透けて空が見えるほど!3つめは、強い甘さと記憶に残るような濃厚な味わい。
1度食べると誰かとこの衝撃を分かち合いたくなるりんごで、私も既に5人以上に伝えています。大切な方へのお歳暮にぜひどうぞ。
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みかんでもっと笑顔になる 「香るにんじんアロマレッド」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.266
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
今年は暖冬の影響で冬野菜が前倒しで収穫期を迎えているようです。にんじんもその冬野菜のひとつですが、今回は香りとフルーティーさが魅力の「アロマレッド」という品種をご紹介します。
アロマレッドはにんじん特有の独特な苦みと青臭さが少なく、とても良い香りがします。この香り、なんとブルガリアンローズの香り成分のひとつ「ダマセノン」という香気成分で、香水などにも使われるもの。これを他のにんじんよりも多く含んでいるアロマレッドは、フルーティーで香り高く、生やジュースに向いています。先日、あるイベントでにんじんスティックの食べ比べを行ったのですが、「まるでフルーツみたい!」と女性人気NO.1でした。やはり比べるとその差は歴然で、味、香り、食感どれをとっても食べやすく美味しいと大評判。最近では取り扱うお店も増えていますので、にんじん嫌いな方もそうでない方もよければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「切り口がずっと白いりんご」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.265
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
秋から冬にかけてはマルシェのシーズン。有難いことに毎週どこかのマルシェにお声掛けいただき、旬の野菜や果物をPR販売しています。
先日も青森県十和田市の生産者さんとご一緒して来たのですが、ちょっと珍しいりんごを売っていたのでご紹介したいと思います。その名は千雪。ちゆきと読みます。皮は深い赤色でフルーティーな味わい。
このりんご、美味しいだけでなくカットしても果肉の断面が茶色く褐変しないのです。「そうは言うけど、ちょっとは黄色くなるのでは?」と疑って、買ってきた千雪をひと口だけかじって、一晩放置してみました。翌朝・・・なんと果肉の部分が食べた直後よりも白くなっていました。これには驚きました!千雪なら、うさぎさんにしてお弁当に入れても、白うさぎのままです。サラダに入れてもスムージーにしてもいいですね。外食産業にも喜ばれそうな千雪。ぜひ注目してみてください。
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みかんでもっと笑顔になる「はつ恋ぐりん」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.265
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
みかんと同じく今まさに旬を迎えている果物と言えば「りんご」。なんと世界には15000種、日本だけでも2000種もの品種があるそうです。
そんな世界で愛される果物「りんご」。赤のイメージが強いですよね。しかし、実は近年、黄色や緑の青りんごに注目が集まっています。中でも平成23年に品種登録された「はつ恋ぐりん」という新しいりんごは注目株。私は先日、初めていただいたのですが、(その名の通り!)甘酸っぱいお味で、パリッとした食感がたまりませんでした。野菜と合わせてサラダとして食べてもいいですし、アップルパイやジャムにも向くのでクッキングアップルとしても優秀です。しかし、なんといっても生でそのまま食べると、ちょっと他のりんごにはない味わいが楽しめます。「酸っぱいのに美味しい!」そんなりんごをお探しの方に最適です。まだまだ生産量は少ないですが、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「キウイの新品種 甘うぃ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.263
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
国産のキウイフルーツが出回り始めました。キウイフルーツの主な産地と言えばニュージーランドですが、南半球と北半球でシーズンが被らないため、輸入物と国産とのリレーで1年中楽しめるというのも、キウイフルーツのメリットです。
果肉が緑色と黄色いものに分れますが、皆様はどちらが好みですか?酸味があるグリーン系と、甘みが強いゴールド系とに好みが分かれるところですが、福岡県産の新しい品種、「甘うぃ」は、系統はゴールド系ではあるものの、両方の良いとこ取りしたような品種です。色合いも緑と黄色を足したような黄緑色。個体差があって、緑っぽいものから黄色っぽいものまであります。味も、程良い酸味が残りつつも、頬が痛くなるような強烈な酸味はなく、甘みも強すぎず程よい感じ。しかも大玉なので食べ応えもあります。出回る時期は短いそうなので、見かけたら1度召し上がってみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「マルシェで人気!ドワイエンヌ・デュ・コミス」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.262
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪実りの秋は各地でマルシェが開催され、私たち野菜ソムリエも販売サポートに大忙しです。
よりすぐりの逸品が、全国各地から集まるマルシェの出展品目のなかで、野菜ソムリエ仲間に勧められた西洋梨をご紹介したいと思います。
その名も「幻の西洋梨・ドワイエンヌ・デュ・コミス」。調べてみると、フランス生まれのこの品種は、明治時代初期に導入されたものの、栽培が難しいためあまり普及せず、現在でも生産量が少ないとか。ちょうど食べ頃だったので早速カットしてみると、切ったばかりの断面から果汁が滴り落ちます。手がベタベタになりますが、そこは我慢。口に入れるとシルキーな食感と甘み、上品な香りが、あっという間に溶けていなくなります。夢中で食べ続け、気づいたらあっという間に1個完食!もっと買っておけばよかったという後悔すら感じました。西洋梨がお好きな方、発見したら3個は買ってみてください。
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野菜がもっと好きになる 「野菜で作るスタンプ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.261
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
突然ですが、野菜スタンプをご存じですか?
主に野菜のヘタや皮など、調理する際に捨ててしまう部分に染料つけて、紙や布に押し当てる遊びです。
子供たちに農作物への関心を高めてもらう目的で開催されるワークショップなのですが、先日、大人の私もトライしてみました。やってみると、これが意外に面白く感動的な発見がありました。工場で大量生産される通常のスタンプとは違って、同じものは1つもないのです。当たり前のことではありますが、野菜の断面をじっくり観察してみて、そんな事に気づかされました。特にピーマンのヘタが面白い!種やワタのつき方で、スタンプの表情が全く変わってきます。似たような雰囲気では獅子唐辛子も小さくて可愛らしいですよ。
野菜は自然からの贈り物。そして農家さんの努力の結晶なのです。ヘタや皮を捨てる前に、お子さんとそんな会話をしながら、ぜひ観察してみてくださいね。
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