みかんでもっと笑顔になる 「梨狩り」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.252
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、東京都内にある果樹園で人生初の梨狩りを体験してきました。都内で小規模だからこそのこだわりで、早採りはせずに樹上でしっかり完熟させる「樹成り完熟」の梨は大きくてずっしり重みがあります。持っただけでジューシーさを感じられるほどでした。その場で試食もさせていただいたのですが、甘みが強いのにさっぱりとしていて、噛むと果汁が溢れてこぼれそうになりました。
梨園は男性だとすこし屈むくらい、小柄な女性ならばちょうど頭の上に梨が来るくらいの高さに作られていて、150㎝ほどの私でも手を伸ばすと簡単に梨に届きます。収穫のポイントは引っ張るのではなく、やさしく持ち上げること。これが病みつきになるほど快感で、危うく持ちきれないほど収穫してしまうところでした。今回は幸水・豊水・秀玉の3品種の梨が収穫できたのですが、次回はこの3種の中でも珍しい「秀玉」について詳しくお伝えします。
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みかんでもっと笑顔になる 「夏を乗り切るクミンパワー」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.251
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
まだまだ暑い夏は続きますが、暑いからこそ食べたいのがスパイス料理。食欲を強く刺激する「クミン」は、特にこの季節にぴったりのスパイスです。
ほろ苦く爽やかで個性的な芳香を持つクミンは、カレー粉特有の風味を構成するためには必要不可欠。古くから世界中で愛されてきた香辛料です。カレーだけでなく、北アフリカのクスクス、メキシコのチリコンカン、インドのタンドリーチキンなど、個性の強い料理の風味付けとしてよく使われます。日常でも簡単に取り入れやすい使い方として、例えば細切りにしたニンジンに塩を振って絞り、オイルとレモン汁をかけ、最後に指ですりつぶしながらクミンシードを振りかけるとエスニックなキャロットラペに。また、油で炒めたクミンシードを入れてお米を炊けばカレーによく合うクミンライスに。
整腸作用もあると言われているので、効果的にクミンを取り入れてこの夏を乗り切りましょう!
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野菜がもっと好きになる 「ピリっと辛い紅たで」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.248
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
突然ですが、紅たでを召し上がったことはありますか?「ない」という方の中にも、和食のコース料理などでお造りのツマとしてついてくる、深い紅色をした二葉と言えば「あれか!」とお気づきになる方もいるのではないでしょうか?
紅たでの生産量日本一を誇る福岡県の方から「もっといろんな使い方をして欲しい」というリクエストをもらい、人気料理教室の先生にレシピ開発を依頼したところ、サラダの彩や、オムレツのトッピング、ピンチョスのディップなどに大活躍。深い紅色が差し色になり、ピリっとした辛みは味のアクセントとなって、自分でも様々な料理に試してみたくなりました。
辛み成分であるタデオールには、食欲を促し消化を助ける効果が期待できるほか、強い抗酸化力があると言われるポリフェノールや美肌効果のあるビタミンCも含んでいるので、美容に関心のあるインスタグラマーにもおススメしたい食材です!
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果物がもっと好きになる 「甘酸っぱさが魅力のプラム 後編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.247
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先週はプラムの酸味がカラダにもたらす効果についてお話しましたが、今週は、プラムを使った簡単スイーツ「ミント香るプラムのマチェドニア風」をご紹介したいと思います。
【材料】
・プラム…1パック
・きび砂糖…大さじ2~大さじ3
・ラム酒…小さじ2
・ミントの葉…適量
【作り方】
①プラムの種を除き、6等分にカットする(皮はそのまま)。
②ボウルに①ときび砂糖、ラム酒、細かく刻んだミントの葉を入れてよく混ぜ合わせる。
③冷蔵庫で半日ほど冷やして完成。朝食のヨーグルトに加えたり、細かく刻んでジンジャーエールで割ってドリンクにしても美味しいですよ。
プラムには様々な品種がありますが、果肉が赤いソルダムを使うと見た目も鮮やかな仕上がりになります。砂糖の量はお好みで調整してください。皮が気になる場合は、ヨーグルトと氷を一緒にミキサーに入れてスムージーにして召し上がってみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「日本のハーブ・大葉」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.247
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
危険なほど暑い日が続きますね。こうも暑いとどうしても食欲が出ない日もあります。夏バテ対策のためにも食事から栄養をしっかりと摂取したいところです。
そこで、日本が誇る代表的なハーブ・大葉を上手に活用して食欲不振を撃退しましょう。大葉は野菜の中でもトップクラスのβ‐カロテン含有量で100g中になんと11000㎍も含みます。にんじんが100g中に9100㎍ですから、それを凌ぐ含有量なのです。しかし、実際に大葉を100gも食べられるかと言えば、無理な話ですよね。ただ、少量でも多くのβ‐カロテンを摂取することができると言えるので、効果的にピンポイントで取り入れたい野菜です。さらに大葉の清々しい香りの成分は主にペリアルデヒドという芳香成分で、強い防腐・殺菌作用があります。しかもこの香りによって食欲増進効果や健胃効果もあると言われています。次回はそんな大葉の夏バテ解消レシピをお届けします。お楽しみに。
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果物がもっと好きになる 「甘酸っぱさが魅力のプラム 前編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.246
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、プラムのPR販売で量販店にお邪魔したときの話です。カットしたものを試食でお配りしたのですが、半数以上のお客様が「酸っぱい」という感想を言っていかれました。
甘い果物が好まれる傾向があるなかで、「酸っぱい」は褒め言葉の逆として発せられることが多いですが、果物が持つ「酸味」には私たちのカラダにとって嬉しい効果があることをご存じでしょうか?プラムに含まれるクエン酸やリンゴ酸には肝機能を高める効果があります。カリウムも多く含むので、夏バテしそうなこの時期は、積極的に食べていただきたい果物です。
なお、プラムに含まれる栄養成分は特に皮の部分に多く含まれているので、できれば皮ごと食べることをおススメします。1つ食べてみて、食べられない程酸っぱいと感じたら、常温のまま1~2日おいてから召し上がっていただくと、酸が抜けて食べ易くなるので、ぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「すもももももももものうち?」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.246
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
今年は運良く李(スモモ)をいただく機会が多く、例年よりもたくさん楽しんでおります。李はとても品種が多く、有名なところでは大石早生やソルダム、ケルシーや貴陽といったものがあります。さっぱりとした甘みにキュッとくる酸味で今年のような暑い夏にぴったりの果物です。
ところでみなさん、李と桃どちらがお好みですか?「すもももももももものうち」という早口言葉がありますが、確かに形や味などとても似ています。しかし、李はバラ科サクラ属、そして桃はバラ科モモ属で、植物学上ではどちらかと言えば李はさくらんぼに近い果物と言えます。大きな違いは果皮に毛があるかどうかと酸味の強さ。桃には毛があり酸味の少ないものが多く、李は小振りで果皮に毛は無く酸味が強いという特徴があります。甘い果物が人気の昨今ですが、酸味のきいた李も暑い夏にはおすすめです。私も今年は様々な桃や李を食べ比べてみたいと思います。
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果物がもっと好きになる「沖縄県産ミニマンゴー」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.245
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、7年ぶりに沖縄本島の本部町へ行って来ました。
本部町へ行くには、那覇から高速に乗って許田のインターで降りるのが最も近く、降りてすぐの場所に道の駅「許田」があり、地元で採れた野菜や果物が沢山販売されています。今回も寄ってみたところ、ミニマンゴーが沢山陳列されていました。沖縄のマンゴー農家さんは、2月に虫を使って受粉を促すのですが、気温が適温よりも低いと受粉がうまくいかず、鶏卵くらいのミニサイズで完熟してしまいます。別名「種なしマンゴー」とも言います。「今年はミニマンゴーの出荷が多いです」とお店の方が教えてくれました。農家さんにとっては、通常サイズで収穫できる量が減ってしまうという事なので、決して良い事ではありません。とはいうものの、見かけたらぜひ1度召し上がってみてください。種が小さい分、食べられる部分が多く、甘さや香りが濃厚でとても美味しいですよ。
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みかんでもっと笑顔になる 「色や形も楽しめる!ズッキーニ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.245
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
7月初旬から暑い日が続きますが、夏バテせずに野菜や果物のパワーで元気に乗り越えたいですね。
夏野菜と言えば、カラフルで見た目にも元気をくれるものが多く、中でもズッキーニは特に面白い野菜と言えるのではないでしょうか。皮の色は緑や黄色をはじめ、白やバイカラーなど様々。形も細長いものから球形、UFO型など変わったものがたくさんあります。最近ではスーパーなどでも丸いズッキーニを見かけることが増えました。コロンと丸い形を活かして、中をくり抜いてグラタンなどにしてもいいですし、厚めにスライスして米ナスのようにステーキにしても。ズッキーニは火の通りが早く、あっという間にトロッとした食感になり、大きいままでも比較的使いやすい食材です。低カロリーで、カリウム、ビタミンC、β-カロテンなども含み、生・焼・煮などどんな調理法にも向く夏の強い味方。様々な色や形を楽しんでみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「淡路島たまねぎ しおたま」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.243
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
たまねぎと言えば、淡路島を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。大産地の北海道に負けない存在感ですよね。
淡路島は瀬戸内海特有の年間を通じた温暖な気候に恵まれ、日が当たる時間が長く、その気候・風土がたまねぎ栽培に向いています。他地域のものと比べて、やわらかく・甘く・辛みが少ないと評価が高いのです。そんな淡路島産たまねぎの中でも「しおたま」というブランドをご存知でしょうか?淡路島の南端、塩屋町の潮風ミネラル豊富な土地で育まれたたまねぎです。甘み・辛み・旨みのバランスが良く、作り手の“シンプルに美味しいタマネギを”という強い思いが伝わってくるようなお味です。焼いても蒸しても揚げても美味しいのですが、スープにするととろけて旨みが汁に溶け込んで、いつもより調味料は少なめで仕上げても美味しくなります。毎年6~7月限定販売のようなので、ぜひこの機会にチェックしてみてくださいね。
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