農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

野菜がもっと好きになる 「そば粉で揚げる天ぷら」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.233

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先月、宮古島にある「島野菜デリじゃからんだ」という飲食店でワークショップに参加して来ました。

まずは野草を摘みに行き、そこで収穫した野草の効能などを教えてもらった後、お店に戻ってきて調理して天丼にしました。揚げたのは様々な野草。自宅で大葉を揚げるときも、葉物ってカラっと揚げるのが難しくありませんか?そんな問題を払拭する、美味しい揚げ方を教えてもらったのでお伝えしたいと思います。

使うのは小麦粉ではなくて蕎麦粉。そこに塩と水を加えてよく混ぜ合わせます。講師いわく、小麦粉と異なり蕎麦粉はグルテンがないので、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせても大丈夫なのだとか。油も鍋にほんの少し。足らなくなったらその都度足します。揚がった野草はしっかり衣がついているうえにサックサクで美味しく胸やけもしませんでした。山菜や大葉などの葉物をあげるときにぜひお試しください。

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果物がもっと好きになる 「果物はいつ食べる?」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.232

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

セミナーで「果物を毎日食べていますか?」という質問をすると、「毎日食べている」という方が意外と多いことに喜びを感じる今日この頃です。ではどのタイミングで食べているかと尋ねると、食後に食べている方が殆どのようです。消化の観点から考えると、実はちょっと勿体ないタイミングだったりします。果物には食べ物を消化するのに必要な酵素がたっぷり含まれているため、食事が数時間かけて胃から腸に届くのに対し、たったの30分で腸まで届きます。そのため、食後に果物を食べると先に食べた食事に道をふさがれて立ち往生してしまいます。

これを踏まえて果物を食べるなら先に食べて、その後30分ほど置いてから食事をするのが効果的なのだそうです。「30分も待てない」という方は、3時のおやつタイムに果物を食べるようにすると良いかもしれません。せっかくたっぷり含んだ酵素を有意義に使いましょう!

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みかんでもっと笑顔になる 「キャベツの千切り」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.232

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
ふわっと軽い春キャベツの美味しい季節。千切りにしてたくさん食べたい!そんな方も多いのではないでしょうか。

さて、みなさんはいつもどのようにキャベツを千切りにしていますか?繊維に沿った切り方?繊維を断ち切る切り方?千切りの方向を変えるだけで食感や味に変化が生まれます。

まず繊維に沿った方向、つまり葉脈と平行に切るとシャキッとした食感が残り、噛めば噛むほどキャベツのうま味を感じられます。水分も出にくいので、千切りにした後に調理するお好み焼きなどにおすすめです。逆に繊維を断ち切るように葉脈に垂直に包丁を入れるとやわらかくふんわりと仕上がります。キャベツの甘みを感じやすく、口当たりがやさしいのでとんかつやコロッケの付け合わせにぴったりです。

その日の気分や、使うお料理、食べ合わせるものによって切り分けて、旬の春キャベツをたっぷり楽しんでくださいね。

 

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野菜がもっと好きになる 「手軽に食べられるミニトマト」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.230

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

包丁を使う必要がなく、洗うだけでそのまま食べられる手軽さから、ミニトマトの需要が高まっているようです。品種も様々なものが出て来ています。道の駅や直売所を覗いてみると、地元の農家さんが珍しい品種を出していることが多いので、旅行や出張で他県を訪れるときは必ずチェックするようにしています。今回はそんな旅先で出会った美味しい品種をご紹介したいと思います。

ひとつ目は「シュガープラム」。皮も果肉もしっかりしていて食べ応えがあります。噛むほどに旨みと甘みが口の中いっぱいに広がり、あっという間に1パック食べきってしまいました。

ふたつ目は、「ピンキー」。ポップに「皮が堅くない!」と書いてあった通り食べやすかったです。ブドウのデラウエアのような食感と風味があって果物のような感覚で食べられました。これからの季節、旅先でのおやつに地元で採れたミニトマト、ぜひお試しください。

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みかんでもっと笑顔になる 「博多あまおう15周年」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.230

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

先日、「あまおう」をたっぷり楽しむイチゴのイベントに行ってきました。今年はあまおうの本格販売が始まってから15(イチゴ)周年の節目の年。昨今の様々なイチゴの品種誕生ブームの火付け役ともいえるあまおうは、15年たった今でも絶大な人気を誇ります。

イベントでは、有名な「あかい・まるい・おおきい・うまい」という名前の由来や、「実は『あまおう』というのは商品名で品種名ではなかった!」といった誕生秘話も聞くことができました。品種名は『福岡S6号』でSはストロベリーのSなのだそうです。また、受粉にミツバチの力を借りるため、毎年3月8日はミツバチ感謝の日と題して様々な取り組みをされているそうです。素敵ですよね。

あまおうは味が濃く、甘みも強いですが、しっかりと酸味もあるのが特徴で、デザートとしてだけでなく、サラダに入れても野菜との相性抜群です。様々な食べ方で楽しんでみてください。

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果物がもっと好きになる 「ドライフルーツ。」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.229

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

果物は食べたいけど、むくのが面倒だという人が意外と多いようです。そんな時はドライフルーツがおススメです。最近、様々な果物が乾燥されて手軽に食べられるようになって来ました。

個人的に一番好きなのは、みかんを輪切りにしたドライフルーツです。何といっても断面が美しい!そして皮も一緒に食べられるというのがいいですよね。いろいろ食べ比べてみて、意表をつかれたのがスイカでした。そのまま食べると爽やかな甘さが特徴のスイカも、乾燥してしまうと飴菓子のように濃厚な甘さになるのです。

ドライフルーツの利点のひとつが、その軽さ。バックに入れて気軽に持ち歩く事が出来ます。それから、加糖していないものが多いので砂糖やバターがたっぷり入っているお菓子に比べて健康的なおやつと言えますね。よく噛むので少量でも満腹になります。ちょっと小腹が空いたときにドライフルーツ。ぜひお試しください。

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みかんでもっと笑顔になる 「季節の変わり目には」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.227

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

3月に入り、ようやく春めいてまいりました。季節の変わり目はどうしても体調を崩しがち。しっかり免疫力を高めて風邪知らずの身体で春を迎えたいですよね。

免疫力を高める方法は食事や睡眠、運動など様々ですが、欠かせない栄養素のひとつにビタミンCがあります。水溶性で摂り貯めできないので、こまめに摂取するのが効果的。特にビタミンCを効率的に摂取できる食べ物といえば、この時期ならば柑橘類やイチゴでしょうか。果物ばかりが思い浮かびますが、実は負けてない野菜もあります。それがブロッコリー!100g中120㎎もビタミンCを含んでいて、これはレモンよりも高い数値。茹でずに、蒸すorレンジで加熱すると栄養を逃さず摂取できます。寒い冬にじっと耐えたブロッコリーはギュッと締まって甘みも増して美味しくなっています。旬の柑橘やイチゴ、ブロッコリーで免疫力アップ。素敵な春を満喫してくださいね。

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果物がもっと好きになる 「果物を調味料に使う。」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.226

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、有名シェフとお仕事をご一緒させてもらった時に「野菜を調味料として使うようにしている」という話を伺いました。確かに、野菜にはセロリのように香りが強いものがあります。味にも個性が強く特徴があるものもあります。そんな食材を調味料の代わりに使うという発想はさすが「プロの料理人」だなと感じました。

調味料って実は意外とカロリーがあることをご存じですか?個人的にブロッコリーにマヨネーズをたっぷりかけて食べるのが好きなのですが、マヨネーズ大さじ1で、84キロカロリーもあるから驚きです。健康のためにサラダを食べたい!でもドレッシングでカロリーを摂り過ぎるのは嫌だなって時は、野菜の他に、旬のフルーツを大きめにカットして入れるようにしています。フルーツが持つ酸味がビネガーの代わりになってくれるので、ドレッシングの量を減らすことが出来ますよ。よかったらお試しください。

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野菜がもっと好きになる 「実えんどうの『まめこぞう』」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.224

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、鹿児島食材の商談会に参加して来ました。鹿児島県は、寒いところは東京と同じ平均気温で、最南端の与論島は沖縄と同じ気候という、その幅広い気温差を活かして様々な農産物が育てられているそうです。

なかでも目を惹いたのが、実えんどうの『まめこぞう』。鹿児島県育成品種で、出荷時期は11月~4月。寒くなると大根や葱が甘くなるのと一緒で、でんぷんが糖になるため非常に甘いそうです。シンプルに茹でたものがお皿に盛り付けてあったので、スプーン一杯を口に含んでみたところ、本当に甘い!更にグリンピース特有の青臭さが全くないので、苦手な方もこれなら食べられるかもしれません。

ちなみに、名前の由来は「ま」んまるで、「め」っちゃ甘い。「こ」どもも大好き。うまい「ぞう」!で、『まめこぞう』だそうです。地元の高校生が考えたそうです。見かけたらぜひ手に取って召し上がってみてくださいね♪

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みかんでもっと笑顔になる 「カカオのジュース」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.224

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

今日はバレンタイン。カカオからこだわる「Bean to Bar」の風潮もあり、年々その質が上がっているように感じます。どこのチョコを買おうか、悩ましい限りです。

先日、全てのチョコレートの元となる生のカカオの実「カカオポッド」を拝むことができました。生のカカオポッドに触れること自体かなり珍しい経験ですが、さらに幸運なことにカカオのジュースまで飲むことができたのです。カカオポッドの中にはたくさんのカカオ豆が入っていて、その周りをカカオパルプというトロッとした白い液状のものが覆っています。これがカカオジュースの正体。飲んでびっくり、およそチョコレートのあの味からは想像できないフルーティさ。例えるならばライチのような南国フルーツを思わせる味でした。カカオも果物なのだと強く感じた貴重な体験です。このジュース、都内のいくつかの専門店でも飲めるようです。興味のある方はぜひ試してみてくださいね。

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