農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、新鮮な皮つきヤングコーンを試食する機会に恵まれました。缶詰に入っている水煮のものや、皮なし・パック詰めで売られている外国産のものとは比べものにならない程、食感と香りが抜群に優れているので、もし見かけたら一度試して欲しい野菜のひとつです。

新鮮な皮つきのヤングコーンはデリケートなので、無理にむこうとするとポキっと折れてしまいます。皮を1枚ずつむいていても日が暮れてしまいます。そこで、あっという間にむけてしまう方法を生産者さんに教えてもらいました。まず、両手の親指を使って縦に1本切れ込みを入れます。そっと開いて軸との境目でポキっと折ります。最後に下を持って上下を180度逆にすると、無数に生えているヒゲも簡単にとる事が出来ます。このヒゲも実は美味しいお茶の原料になるので、捨てずにとっておいてください。来週はヒゲ茶の作り方についてお話したいと思います。

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みかんでもっと笑顔になる「希少な和歌山の桃“みその”」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.242

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

先日、今年初の「桃」をいただきました。早くも桃シーズンに突入、夏はもうすぐそこですね。その桃は生産量が少なく、通常は地元でしか出回らない大変希少な品種で産地は和歌山県、名を「みその」と言います。小ぶりであたまがほんのりとがったフォルムがかわいらしく、とがった部分に濃い赤みがさしていたのでまるで帽子をかぶっているようでした。マンゴーのような黄色の果肉はとろけるようなやわらかさ。極上の甘さは後を引かないすっきりとした上品さがありました。黄桃系の桃と言えば夏の終わりごろに出てくる晩生種しか知らなかったため、早生種の黄桃を初めて食べてその美味しさに驚きました。今年初めての桃がこんなにおいしくて貴重なものだったので、とっても幸先が良い予感。これからの桃ハイシーズンを存分に楽しみたいと思います。みなさまもぜひ美味しい桃との出会いを楽しんでくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「純白のとうもろこし」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.241

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

暑くなってくると食べたくなるのがとうもろこし!ということで、今日はおススメのとうもろこしをご紹介したいと思います。

その名も『ホワイトショコラ』。何とも美味しそうなネーミングですね。色は新雪のような純白です。おススメの食べ方は、生のままかじりつく!です。粒が大きいので噛みごたえがありますが、シャキシャキとした食感と瑞々しさ、そして口の中に広がる強烈な甘さが何とも言えない新食感のとうもろこしです。まるで果物を食べているような感覚になります。

加熱して食べたい!という方は、炒めるのがおススメです。包丁を使って粒を芯からそぎ落とし、フライパンにココナッツオイルを熱して炒めてください。仕上げに、ココナッツファイバーを加えて軽く炒め合わせてください。シャキシャキの食感を残すために、長時間炒めすぎないのがコツです。『ホワイトショコラ』ぜひ一度ご賞味くださいませ。

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みかんでもっと笑顔になる 「繊細野菜、パプリカ」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.241

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

季節が夏に進むにつれて、売り場に並ぶ野菜は彩りを増します。中でもひと際目を引くのが赤・黄・オレンジなどのパプリカではないでしょうか。同じ仲間のピーマンとはまた違って、大玉で肉厚、フルーティで甘いパプリカは1993年にオランダから初めて輸入されました。日本に流通するようになると、カラフルで見た目も食べても美味しく、ピーマンと比べて栄養価も高いことからたちまち新顔野菜として人気が出ました。しかし、とても繊細な野菜のため栽培が難しく、国内消費のほとんどが輸入品。高温多湿な日本の気候がパプリカ栽培には向いておらず、国産パプリカはとても貴重な野菜のひとつです。

輸入物は未熟のうちに収穫して出荷されますが、国産は完熟したものを収穫するため栄養価が高く、甘みが強く、シャキシャキとした瑞々しい食感が魅力。生でかぶりつきたい美味しさです。国産パプリカ、見つけたらぜひお試しください。

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野菜がもっと好きになる 「庭でパクチーを育てる」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.240

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

個性の強い香りが苦手で、しばらくの間苦手だったパクチー。野菜ソムリエとして「嫌いな野菜」をなくしたいと何度もチャレンジしているうちに、今では毎日でも食べたいくらい大好きな野菜となりました。

そんな中、ホームセンターでパクチーの種を発見。さっそく庭の鉢で栽培してみました。順調に発芽してスクスクと生長する様子が、窓から眺められるのも楽しく、毎日水と一緒に愛情をたっぷり注いで育てていました。収穫のベストタイミングより少し前から、待ちきれずにちょっとずつ食べていたのですが、そろそろ丁度よいサイズになりそうな時に、出張で家を離れる日が続きました。ようやく帰宅し久しぶりに鉢を覗いたら葉がない!見るも無残な茎だけになっていたのです。じっと目を凝らしてみると、青虫が数匹食事中。強烈な香りのパクチーを好む虫もいるようです。栽培するときは油断大敵です!ご注意くださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「食べる輸血!?ビーツの魅力」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.240

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。先日、コールラビやズッキーニ、カラフルなジャガイモなど、珍しい野菜ばかりを育てている農園へお邪魔して農作業のお手伝いをしてきました。その中で赤や黄、渦巻き模様のビーツも収穫させてもらったのですが、このビーツという野菜、「食べる輸血」と言われるほど栄養が豊富です。見た目はカブのようですが、実はホウレンソウと同じ「アカザ科」の仲間で、ロシア料理のボルシチに使われることで有名です。鮮やかな赤はベタシアニン、また鮮やかな黄色はベタキサンチンというポリフェノールの一種。高い抗酸化作用を持ちます。カリウム、マグネシウム、鉄、亜鉛、葉酸、食物繊維など様々な栄養素を含み、スーパーフードとも呼ばれています。茹でる場合は皮を剥かずに丸ごとゆっくり弱火で火を通すと栄養素や色素の流出を防ぐことができます。旬は6月~7月と11月~12月。珍しい野菜ですが見かけたらぜひ手に取ってみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「うすいえんどうとグリーンピース」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.239

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

今回は旬のマメ科野菜の一つ、「うすいえんどう」と「グリーンピース」をご紹介します。この二つは兄弟のようにとても似ていますが、食べ比べるとそれぞれに個性があり、大変興味深いです。

どちらもさやを取って中の未成熟の豆を食べる「実エンドウ」。うすいえんどうは主に関西でよく食べられる豆でグリーンピースと比べて皮が薄く青みも強くないので上品な味わい。繊細な甘みがあり、ホクホクとした食感です。一方、グリーンピースは甘みと青みが強く、皮は厚みがあります。生豆は缶詰のものとは別格の味わいです。

おすすめの茹で方は塩を振ってしばらく置いた豆を熱湯に入れて4~5分茹で、火からおろしてそのまま冷まします。こうすることで豆にしわが寄るのを防ぐことができます。豆ごはんも昆布と酒と塩を入れて炊いたお米に後からこの豆を混ぜると美しく仕上がります。ぜひ旬の実エンドウで試してみてくださいね。

 

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野菜がもっと好きになる 「山うどは好きですか?前編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.238

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

真夏のような日差しが照りつけるものの、湿気がなくて過ごしやすい日が続いていますね!

そんな中、山うどのPR販売に行って来ました。うどが最も出回る時期は3月なのですが、ゴールウィークまで雪が残る長野県飯山市では、5月がシーズンなのだとか。“山うど”と言っても、一般的に売られているものは野生種でなく、土をかぶせて軟白栽培したものに太陽を当てて緑化させた“栽培もの”です。

売り場に立っていると、「大好きなの!緑色の部分は天ぷらに。白い部分は皮をむいて甘酢漬けに。皮はキンピラにして食べるの!」と、声をかけてくれるお客様の多いこと!独特な香りとほろ苦さに好みが分かれるところですが、想像以上に好きな人が多いことに気づきました。

次週は、試食でもお客様に大好評だったレシピをご紹介したいと思います。皮むき・アク抜き不要の簡単レシピなので、ぜひお試しください。お楽しみに!

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野菜がもっと好きになる 「好きなタイミングで収穫する野菜」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.237

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

我が家の家庭菜園ではスナップえんどうと絹さやが最盛期を迎えています。幼い頃は祖母が独りで育てていたのですが、絹さやの収穫だけは率先して手伝っていた記憶があります。家庭菜園の良いところは、自分好みのサイズで収穫出来るところ。胡瓜やオクラを、生でそのままガブリと食べたい時は、売られているサイズより2割ほど小さめで収穫する方が、柔らかくて個人的には好みです。逆に絹さやは、さやがほんのり膨らむまで待ってから収穫します。そうすると、グリーンピース用の品種でなくても豆らしさを楽しむことが出来ます。

最近ではレンタル畑も増えて来ているようです。友人家族も子供と一緒に昨年から始めたそうで、「完熟トマトを畑でかじった時は感動した」と言っていました。平日は野菜の栽培を受け持ってくれて、土日だけ作業に行ける場所もあります。ご興味があったらいろいろ検索してみてくださいね!

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みかんでもっと笑顔になる 「ファーべ(ソラマメ)」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.237

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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

春は三寒四温と言いますが、今年はその温度差がいつもに増して激しく感じます。私たち人間の身体もびっくりしていますが、野菜や果物もきっとびっくりしているはずですね。春が旬のマメ科の野菜が今年は成りが早いようで、東京で農園を営まれている園主さんにお話を聞くと、ソラマメが例年の10日から2週間も早いと仰っていました。

ソラマメと言えば、収穫期があっという間に終わってしまう旬の短い野菜のひとつですが、なんとかなり古くから世界中の人に愛されてきました。古代ローマやギリシア、中東、中国など世界各地の古代遺跡から発見されています。中でもファーべというヨーロッパで主流の品種は世界で最も古い歴史を持つソラマメと言われています。糖度が高く、えぐみが少なく、生でも食べられる品種です。サラダソラマメとも呼ばれ、最近では日本でも作っている農家さんが出てきています。見つけたらぜひ試したいですね。

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