果物がもっと好きになる 「過程を見守る楽しさ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.236
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪5月らしいカラっとした天気が続いています。
そんな中、友人が沖縄でカレー店をオープンすべく奮闘しています。入手した中古物件を自らの手でリフォームし、店内に置くテーブルやイスも自分でデザインして専門家へ発注。そんな「お店が完成するまで」の様子をインスタグラムやフェイスブックなどのSNSにアップしているので、見ている方も一緒に経過を楽しむことが出来きます。たまに写る美しい海の色も沖縄らしい。野菜や果物を作っている農家さんでも、農作物の生長過程をSNSでアップする方が増えて来ましたね。ミヤモトオレンジガーデンの栽培に携っている方のブログを、私も楽しみにしているのですが、手元に送られてくる柑橘類を、どんな人がどんな場所で栽培しているのかを知れると、思い入れが強くなり、口にする時の感動も倍増するような気がします。ぜひホームページをチェックしてみてくださいね!
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みかんでもっと笑顔になる 「びわの季節」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.236
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
GWみなさまいかがお過ごしでしたでしょうか?お休みを満喫されましたか?
毎年GWが明けるといよいよ「びわ」のシーズン到来!と気持ちが高まります。私は早速ハウス栽培の長崎早生という品種をいただきましたが、上品な甘さに果肉のジューシーさ、小ぶりでもしっかりと食べ応えがあり、安定の美味しさでした。そしておすすめなのが、この長崎早生と福原早生という品種を掛け合わせてできた「なつたより」。毎年のようにお伝えしていますが、長崎のびわのエース的存在です。丸くて大玉、果肉は柔らかくとてもジューシー。糖度も高く食味良好。大変おすすめの品種なのですが、出回り期がとにかく短いのです。5月下旬ごろからほんの10日間しかお目にかかれない貴重なびわ「なつたより」。生産量も増えてきているので、年々少しずつですが手に入りやすくなっているように感じます。特に旬が短いのでぜひ逃さず味わっていただけると嬉しいです。
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果物がもっと好きになる 「QRコード付きメロン」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.235
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
メロンを購入するとき、より甘いものを選びたいと思っても、外見だけでは見分けられませんよね?メロンの一大産地、JA茨城旭村産のメロンは、ひとつひとつにQRコードが付いています。サイトに接続してからバーコードの下に書かれている10桁の数字を入力すると、このメロンを作った生産者、品種名、糖度、収穫日などの情報を全て知ることができるので、買う前にそのメロンはどれくらい甘いのか、食べ頃はいつなのか、情報を知ることが出来るそうです。購入時の判断に役立つ画期的なサービスですね!
因みに、食べ頃になるとメロンは底の部分が柔らかくなるので、購入して家に持ち帰ってからは底を押してみるのも1つの方法です。さらに、カットする時は底を上にして半分に切ると果肉を崩さずキレイにカット出来るそうなので、「いつもヘタがついている方から切っていた」という方はお試しになってみてくださいね!
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野菜がもっと好きになる 「牛肉まつり」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.234
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
本日、4月29日は2(に)9(く)の日ということで、毎年、青森県十和田市では『牛肉まつり』が開催されます。広場に800名の市民が集まって高級な十和田湖和牛や十和田野菜をバーベキューで楽しむのです。私も何度か参加したことがあるのですが、カラオケ大会や抽選会もあって賑やかに盛り上がります。「野菜ソムリエです」というと「菜食主義者ですか?」と聞かれることが時折ありますが、健康のために様々な食材をバランスよく食べることをおススメしています。そして食べるシチュエーションも大切です。暗い部屋の中で食べるのと、気持ちの良い屋外で親しい仲間と一緒に食べるのとでは、栄養の吸収率が変わってくるという話を聞いたことがあります。
ゴールデンウィークはバーベキューを予定されている人もいると思いますが、お肉だけでなく、きのこ類や野菜も一緒に焼いて楽しい時間をお過ごしくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「春ニラ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.234
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
毎日の温度変化に身体の疲れを感じている方も多いのではないでしょうか。今回は疲労回復にもおすすめの食材「ニラ」をご紹介します。
ニラは通年出回っているので旬を感じにくいかもしれません。また、スタミナ食材として使われることも多いので夏のイメージが強いですが、実は最も美味しい季節は春です。
とても生命力の強い野菜で、根本から刈ってもどんどん次の新しい葉が生えてきて、年に何度も収穫ができます。多い時には1シーズンで8回以上も刈り取ることができるのですが、その中でも春先に初めて出てくる“一番ニラ“は別格の美味しさ。刈る回数が増えるほど葉の幅が狭くなるので、一番刈りのニラが最も葉が太く、見た目にも違いがわかります。食べると驚くほどの柔らかさで、甘みがあり、香りもとても強いです。この時期だけの旬の味覚、春ニラ。サッと茹でておひたしにするなど、ぜひシンプルに召し上がってみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「そば粉で揚げる天ぷら」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.233
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先月、宮古島にある「島野菜デリじゃからんだ」という飲食店でワークショップに参加して来ました。
まずは野草を摘みに行き、そこで収穫した野草の効能などを教えてもらった後、お店に戻ってきて調理して天丼にしました。揚げたのは様々な野草。自宅で大葉を揚げるときも、葉物ってカラっと揚げるのが難しくありませんか?そんな問題を払拭する、美味しい揚げ方を教えてもらったのでお伝えしたいと思います。
使うのは小麦粉ではなくて蕎麦粉。そこに塩と水を加えてよく混ぜ合わせます。講師いわく、小麦粉と異なり蕎麦粉はグルテンがないので、ダマがなくなるまでしっかり混ぜ合わせても大丈夫なのだとか。油も鍋にほんの少し。足らなくなったらその都度足します。揚がった野草はしっかり衣がついているうえにサックサクで美味しく胸やけもしませんでした。山菜や大葉などの葉物をあげるときにぜひお試しください。
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果物がもっと好きになる 「果物はいつ食べる?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.232
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
セミナーで「果物を毎日食べていますか?」という質問をすると、「毎日食べている」という方が意外と多いことに喜びを感じる今日この頃です。ではどのタイミングで食べているかと尋ねると、食後に食べている方が殆どのようです。消化の観点から考えると、実はちょっと勿体ないタイミングだったりします。果物には食べ物を消化するのに必要な酵素がたっぷり含まれているため、食事が数時間かけて胃から腸に届くのに対し、たったの30分で腸まで届きます。そのため、食後に果物を食べると先に食べた食事に道をふさがれて立ち往生してしまいます。
これを踏まえて果物を食べるなら先に食べて、その後30分ほど置いてから食事をするのが効果的なのだそうです。「30分も待てない」という方は、3時のおやつタイムに果物を食べるようにすると良いかもしれません。せっかくたっぷり含んだ酵素を有意義に使いましょう!
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みかんでもっと笑顔になる 「キャベツの千切り」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.232
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
ふわっと軽い春キャベツの美味しい季節。千切りにしてたくさん食べたい!そんな方も多いのではないでしょうか。
さて、みなさんはいつもどのようにキャベツを千切りにしていますか?繊維に沿った切り方?繊維を断ち切る切り方?千切りの方向を変えるだけで食感や味に変化が生まれます。
まず繊維に沿った方向、つまり葉脈と平行に切るとシャキッとした食感が残り、噛めば噛むほどキャベツのうま味を感じられます。水分も出にくいので、千切りにした後に調理するお好み焼きなどにおすすめです。逆に繊維を断ち切るように葉脈に垂直に包丁を入れるとやわらかくふんわりと仕上がります。キャベツの甘みを感じやすく、口当たりがやさしいのでとんかつやコロッケの付け合わせにぴったりです。
その日の気分や、使うお料理、食べ合わせるものによって切り分けて、旬の春キャベツをたっぷり楽しんでくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「手軽に食べられるミニトマト」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.230
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
包丁を使う必要がなく、洗うだけでそのまま食べられる手軽さから、ミニトマトの需要が高まっているようです。品種も様々なものが出て来ています。道の駅や直売所を覗いてみると、地元の農家さんが珍しい品種を出していることが多いので、旅行や出張で他県を訪れるときは必ずチェックするようにしています。今回はそんな旅先で出会った美味しい品種をご紹介したいと思います。
ひとつ目は「シュガープラム」。皮も果肉もしっかりしていて食べ応えがあります。噛むほどに旨みと甘みが口の中いっぱいに広がり、あっという間に1パック食べきってしまいました。
ふたつ目は、「ピンキー」。ポップに「皮が堅くない!」と書いてあった通り食べやすかったです。ブドウのデラウエアのような食感と風味があって果物のような感覚で食べられました。これからの季節、旅先でのおやつに地元で採れたミニトマト、ぜひお試しください。
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みかんでもっと笑顔になる 「博多あまおう15周年」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.230
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、「あまおう」をたっぷり楽しむイチゴのイベントに行ってきました。今年はあまおうの本格販売が始まってから15(イチゴ)周年の節目の年。昨今の様々なイチゴの品種誕生ブームの火付け役ともいえるあまおうは、15年たった今でも絶大な人気を誇ります。
イベントでは、有名な「あかい・まるい・おおきい・うまい」という名前の由来や、「実は『あまおう』というのは商品名で品種名ではなかった!」といった誕生秘話も聞くことができました。品種名は『福岡S6号』でSはストロベリーのSなのだそうです。また、受粉にミツバチの力を借りるため、毎年3月8日はミツバチ感謝の日と題して様々な取り組みをされているそうです。素敵ですよね。
あまおうは味が濃く、甘みも強いですが、しっかりと酸味もあるのが特徴で、デザートとしてだけでなく、サラダに入れても野菜との相性抜群です。様々な食べ方で楽しんでみてください。
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