農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

2024年7月
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293031  

ブログ内検索

テーマ : 野菜・果物のお話

みかんでもっと笑顔になる 「3日とろろ」

野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.218

============================

あけましておめでとうございます。野菜ソムリエの小宅祐子です。

2018年も皆様に楽しんでいただける野菜・果物コラムを目指して邁進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします。

さて、お正月休みは満喫されていますか?年末年始で美味しいものをたくさん召し上がった方も多いのではないでしょうか。そろそろ胃腸もお疲れ気味かも・・・ということで、今日は「3日とろろ」をご紹介します。正月3日に長寿や健康を祈念してとろろ汁を食べる風習で、今も一部の地域で残る行事食です。これが正月太りや暴飲暴食で疲れた胃腸にぴったり。

消化が良く、低カロリーでたっぷりと食物繊維が取れ、なおかつ腹持ちも良いのでダイエット食としてもおすすめです。しかもとっても簡単。ご飯にすりおろして出汁で伸ばした大和芋や長芋をかけ、うずらの卵を割り入れます。お醤油もいいですが、塩みかんを添えても美味しいですよ。「3日とろろ」ぜひお試し下さい。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

果物がもっと好きになる 「いちごいろいろ 後編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.217

===================================

こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

あっという間に大晦日ですね。2017年もコラムに目を通していただきありがとうございました。今日は季節外れの「夏いちご」の話になりますが、お付き合いいただけたら幸いです。

いちごの生産量全国1位は栃木県です。そんな栃木県宇都宮市にある道の駅・ろまんちっく村に行って来ました。産直コーナーを覗いてみると、夏に収穫できる「大谷夏いちご」と、これから楽しめる「スカイベリー」が一緒に並んでいるという不思議な光景が!そもそも、真夏の暑い時期にどうやっていちごを栽培するのでしょうか?鍵になるのはいかに土や苗を冷やすか。そこで役立ったのが大谷採石場跡地に溜まっている冷水だったそうです。大谷夏いちごの品種は「なつおとめ」。程よい酸味もあるそうなので、まさに夏向きですね!1年を通していちごが楽しめるのも羨ましい。暑い時期にまたお邪魔して、夏いちごを食べてみたいと思います。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

果物がもっと好きになる 「いちごいろいろ 前編」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.216

===================================

こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

今日はクリスマスイブ♪

街のイルミネーションに心躍ります。今年は日曜日ですがクリスマスケーキを買いに出掛ける方もいらっしゃるのではないでしょうか?クリスマスケーキに欠かせないのがいちご。本来いちごの旬は春の終わり頃です。クリスマスケーキへの需要や、早く食べたいという欲求に応えるべく、生産側の努力により促成栽培が主流となって、クリスマス時期にいちごが食べられるようになりました。有難いことですね。露地栽培のいちごも終わって夏になると、国産から外国産に切り替わり、以前までは国産いちごが食べられない時期がありました。しかし、最近になって、夏場に収穫できる品種が出回るようになってきました。そんな夏場に収穫できる品種、「なつおとめ」を栽培することで、周年いちごを収穫出来るようになった栃木県宇都宮市の取り組みを視察して来ました。

次週は夏いちごのお話です。お楽しみに♪

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

果物がもっと好きになる 「青森県産 印度りんごを食べる」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.215

==========================================

こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪

先日、「旬のフルーツを沢山食べる会」という何とも贅沢なイベントに参加して来ました。

中でもりんごが6品種もあり、仲間といろいろ食べ比べてみたところ、「青森県産の印度りんご」がとても印象的で美味しく感じたのでご紹介したいと思います。印度(いんど)りんごといっても、南国のインドとは関係なく、アメリカのインディアナ州産の種が由来だそうで、青森県で育成され昔から親しまれている品種です。収量が少ないものの、今でも根強い人気があるそうです。大きさは少し小ぶり。赤と黄色が混ざったマットな皮の色合い。果肉は固めで水分は少なくサクサクといった食感。この食感がボケたリンゴとちょっと似ていますが、噛み続けているとクセになります。酸味はほとんどなくて、優しい甘みが口に広がります。この素朴な味わいが根強い人気がある理由かもしれません。見かけたらぜひ一度召し上がってみてくださいね♪

 

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

野菜がもっと好きになる 「山形県産 ラ・フランスを美味しく食べるには?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.214
===============================================

こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先週、東京のデパ地下で山形県産の西洋梨「ラ・フランス」の宣伝販売を行って来ました。
今までに見たこともない立派な大玉が3つ入って大特価だったので、西洋梨好きな方に大変喜んでもらいました。

西洋梨は和梨と違って追熟させて食べる果物です。ですから購入してもすぐには食べられません。宣伝販売する時は、食べ頃になったものを試食でご提供しています。ラ・フランスは食べ頃になっても果実の色がほとんど変わらないので、食べ頃を見極めるチェックポイントが3つあります。まず、食べ頃になると軸全体がしおれてきます。次に、軸の周りにシワがよってきます。最後に、果実の肩の部分を指で押してみて、耳たぶより少し硬めになっていたら食べ頃です。皮をむくとベタつくのが嫌という方は、半分にカットして芯をくり抜いてスプーンで召し上がっていただくと手を汚さずに食べられますよ!是非お試しくださいね♪

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

みかんでもっと笑顔になる 「ポテトサラダの極意 前編」
野菜ソムリエ 小宅祐子さんvol.214
===============================================

こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。

2017年も最後の月に入り、新しい年の足音も聞こえてきています。忘年会やクリスマスなど集まる機会も多い季節。今回はホームパーティーや持ち寄りパーティーにぴったり「ポテトサラダ」のおすすめアレンジをお伝えします。

お料理によってじゃがいもの品種を使い分けている方も多いと思いますが、ポテトサラダと言えばホクホク感を活かした「男爵」を使うレシピが一般的です。しかし、意外なことに逆の性質を持った「メークイン」を使うのもとってもおすすめ。マヨネーズなどの調味料との馴染みが良く、しっとりなめらかに仕上がります。そのためソース代わりにお肉に添えたり、パンや野菜に付けて食べたりとパーティーシーンで大活躍。作った後、時間を置くことでより味が馴染むので作り置きしておけるのも嬉しいポイントです。

次回はメークインで作るポテトサラダの詳しいレシピやアレンジ術をお届けします。お楽しみに。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)