果物がもっと好きになる 「ドライフルーツ。」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.229
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
果物は食べたいけど、むくのが面倒だという人が意外と多いようです。そんな時はドライフルーツがおススメです。最近、様々な果物が乾燥されて手軽に食べられるようになって来ました。
個人的に一番好きなのは、みかんを輪切りにしたドライフルーツです。何といっても断面が美しい!そして皮も一緒に食べられるというのがいいですよね。いろいろ食べ比べてみて、意表をつかれたのがスイカでした。そのまま食べると爽やかな甘さが特徴のスイカも、乾燥してしまうと飴菓子のように濃厚な甘さになるのです。
ドライフルーツの利点のひとつが、その軽さ。バックに入れて気軽に持ち歩く事が出来ます。それから、加糖していないものが多いので砂糖やバターがたっぷり入っているお菓子に比べて健康的なおやつと言えますね。よく噛むので少量でも満腹になります。ちょっと小腹が空いたときにドライフルーツ。ぜひお試しください。
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みかんでもっと笑顔になる 「季節の変わり目には」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.227
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
3月に入り、ようやく春めいてまいりました。季節の変わり目はどうしても体調を崩しがち。しっかり免疫力を高めて風邪知らずの身体で春を迎えたいですよね。
免疫力を高める方法は食事や睡眠、運動など様々ですが、欠かせない栄養素のひとつにビタミンCがあります。水溶性で摂り貯めできないので、こまめに摂取するのが効果的。特にビタミンCを効率的に摂取できる食べ物といえば、この時期ならば柑橘類やイチゴでしょうか。果物ばかりが思い浮かびますが、実は負けてない野菜もあります。それがブロッコリー!100g中120㎎もビタミンCを含んでいて、これはレモンよりも高い数値。茹でずに、蒸すorレンジで加熱すると栄養を逃さず摂取できます。寒い冬にじっと耐えたブロッコリーはギュッと締まって甘みも増して美味しくなっています。旬の柑橘やイチゴ、ブロッコリーで免疫力アップ。素敵な春を満喫してくださいね。
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果物がもっと好きになる 「果物を調味料に使う。」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.226
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、有名シェフとお仕事をご一緒させてもらった時に「野菜を調味料として使うようにしている」という話を伺いました。確かに、野菜にはセロリのように香りが強いものがあります。味にも個性が強く特徴があるものもあります。そんな食材を調味料の代わりに使うという発想はさすが「プロの料理人」だなと感じました。
調味料って実は意外とカロリーがあることをご存じですか?個人的にブロッコリーにマヨネーズをたっぷりかけて食べるのが好きなのですが、マヨネーズ大さじ1で、84キロカロリーもあるから驚きです。健康のためにサラダを食べたい!でもドレッシングでカロリーを摂り過ぎるのは嫌だなって時は、野菜の他に、旬のフルーツを大きめにカットして入れるようにしています。フルーツが持つ酸味がビネガーの代わりになってくれるので、ドレッシングの量を減らすことが出来ますよ。よかったらお試しください。
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野菜がもっと好きになる 「実えんどうの『まめこぞう』」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.224
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、鹿児島食材の商談会に参加して来ました。鹿児島県は、寒いところは東京と同じ平均気温で、最南端の与論島は沖縄と同じ気候という、その幅広い気温差を活かして様々な農産物が育てられているそうです。
なかでも目を惹いたのが、実えんどうの『まめこぞう』。鹿児島県育成品種で、出荷時期は11月~4月。寒くなると大根や葱が甘くなるのと一緒で、でんぷんが糖になるため非常に甘いそうです。シンプルに茹でたものがお皿に盛り付けてあったので、スプーン一杯を口に含んでみたところ、本当に甘い!更にグリンピース特有の青臭さが全くないので、苦手な方もこれなら食べられるかもしれません。
ちなみに、名前の由来は「ま」んまるで、「め」っちゃ甘い。「こ」どもも大好き。うまい「ぞう」!で、『まめこぞう』だそうです。地元の高校生が考えたそうです。見かけたらぜひ手に取って召し上がってみてくださいね♪
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みかんでもっと笑顔になる 「カカオのジュース」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.224
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
今日はバレンタイン。カカオからこだわる「Bean to Bar」の風潮もあり、年々その質が上がっているように感じます。どこのチョコを買おうか、悩ましい限りです。
先日、全てのチョコレートの元となる生のカカオの実「カカオポッド」を拝むことができました。生のカカオポッドに触れること自体かなり珍しい経験ですが、さらに幸運なことにカカオのジュースまで飲むことができたのです。カカオポッドの中にはたくさんのカカオ豆が入っていて、その周りをカカオパルプというトロッとした白い液状のものが覆っています。これがカカオジュースの正体。飲んでびっくり、およそチョコレートのあの味からは想像できないフルーティさ。例えるならばライチのような南国フルーツを思わせる味でした。カカオも果物なのだと強く感じた貴重な体験です。このジュース、都内のいくつかの専門店でも飲めるようです。興味のある方はぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「加賀れんこんを食す」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.223
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、金沢の伝統野菜「加賀れんこん」を食べました。モチっとした食感にびっくり。私が食べ慣れている地元茨城県産のれんこんはシャキシャキしているので、同じれんこんでもこんなに食感が違うのか!と驚きました。加賀れんこんはデンプン質が多く粘りがあるのが特徴だそうです。すりおろして蒸した「はす蒸し」など、地元ではその粘り気を存分に楽しむ調理法が好まれているそうです。「生産量は日本一の茨城県に負けますが、消費量は石川県民の方が多いのですよ」と教えてもらいました。それだけ石川県の方が伝統野菜の加賀れんこんを愛しているって事でしょうね。
因みに、れんこんを切って放置しておくと黒くなるのは、レンコンに含まれるポリフェノールの一種であるタンニンが酸化することが原因です。腐っている訳ではないので捨てずに食べましょう。モチっとした食感の加賀れんこん、ぜひ1度お試しください。
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みかんでもっと笑顔になる 「アレッタ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.223
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、おいしい物好きの仲間とお気に入りのフレンチビストロを訪れました。今日はそこで出会った新顔野菜をご紹介します。
毎回どのお料理も素晴らしく、シェフのこだわりが感じられるのですが、メインのお肉の付け合わせに「アレッタ」が登場。丁寧にソテーされた立派なアレッタはお肉の存在感にも負けず、相性も抜群でした。
「アレッタ」とはブロッコリーとケールを掛け合わせてできた野菜で、2011年に品種登録されています。見た目は菜花やスティックセニョールに似ていて、茎の長いブロッコリーのような形です。茎・葉・蕾の全てを食べられ、苦みがほとんどなく、なんと生でも食べられるほど。栄養価も高く、食味・栄養それぞれの面で親であるブロッコリーとケールのいいところを受け継いだサラブレットのような野菜です。
まだまだ流通量は少ないですが、これからぐいぐいきそうな予感。見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「源助大根を食す」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.222
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日参加したイベントで食べたおでんの大根が、大変美味しかったのでご紹介したいと思います。その大根は見た目がツルっとしていて、煮ると浮き出る大根特有の食物繊維の筋が見当たりません。箸を入れてみると、堅そうに見えたのにサクっと2つに割れ、口に含むとあっという間に溶けていなくなりました。なんて滑らかな舌触りでしょう!
その大根の名は、源助大根。石川県金沢の伝統野菜として栽培されている小ぶりの大根だと教えてもらいました。地元の方は、おでんを作るときは他の大根に浮気をしない程、必須食材なのだそうです。一時は生産者が1人に減ってしまったそうですが、近年の伝統野菜ブームもあり、現在では徐々に生産量も増え、関西や首都圏などへも出荷されるようになったそうです。旬は2月上旬まで。伝統野菜コーナーを設けている青果店も増えているので、みかけたら是非おでんでご賞味ください。
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みかんでもっと笑顔になる 「深谷ネギ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.222
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
かなりの寒波が日本各地を襲っておりますが、みなさま風邪などひいておられませんか?風邪の予防におすすめの旬野菜といえば「ネギ」。中でも今日は埼玉県の特産品、深谷ネギをご紹介したいと思います。
長ネギには「下仁田ネギ」などいくつかブランドがありますが、その一つで埼玉県深谷市周辺で作られているのが「深谷ネギ」。太さと長さがあり、白肌の美しいネギです。きめ細かく柔らかいのが特徴で、加熱するとトロっととろけて甘味が際立ちます。特に寒くなると甘味がどんどんのってくるためこの時期に食べるのがおすすめ。シンプルに素焼きにしても、鍋やスープに入れてくたくたに煮込んでも美味しいですよね。
ネギに含まれるビタミンCが免疫力を高めて、葉の緑色の部分のβ‐カロテンで粘膜を強化、硫化アリルは殺菌作用や抗菌効果があるため風邪の予防にはもってこいです。
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野菜がもっと好きになる 「春の訪れを告げる博多蕾菜」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.221
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
ここ2~3週間ほど、福岡食材をPRするレストランイベントの準備に奔走しています。忙しい中にも嬉しいと感じるのが、新しい食材と出会い初めて口にする瞬間です。
先日は「博多蕾菜」をサンプル提供してもらいました。博多蕾菜(はかたつぼみな)は、中国南部原産の大型からし菜の一種で、わき芽だけを商品化したもので、ほどよい辛味と風味が特徴なのだとか。まずは生でかじってみました。確かに辛い!アブラナ科特有の青っぽい香りに加え、からし菜特有のピリっとした辛みがあります。2つめは5分ほど茹でてみました。すると風味を残しつつ、辛みはほとんど消え去り、ブロッコリーの茎のような食感で、噛みしめると甘さが口の中に広がります。美味しい!
福岡ではふきのとうと一緒に、春の訪れを告げる山菜のような存在なのだとか。確かに生命力を感じさせる味わいでした。見かけたらぜひ一度味わってみてください。
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