果物がもっと好きになる 「いちごいろいろ 前編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.216
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
今日はクリスマスイブ♪
街のイルミネーションに心躍ります。今年は日曜日ですがクリスマスケーキを買いに出掛ける方もいらっしゃるのではないでしょうか?クリスマスケーキに欠かせないのがいちご。本来いちごの旬は春の終わり頃です。クリスマスケーキへの需要や、早く食べたいという欲求に応えるべく、生産側の努力により促成栽培が主流となって、クリスマス時期にいちごが食べられるようになりました。有難いことですね。露地栽培のいちごも終わって夏になると、国産から外国産に切り替わり、以前までは国産いちごが食べられない時期がありました。しかし、最近になって、夏場に収穫できる品種が出回るようになってきました。そんな夏場に収穫できる品種、「なつおとめ」を栽培することで、周年いちごを収穫出来るようになった栃木県宇都宮市の取り組みを視察して来ました。
次週は夏いちごのお話です。お楽しみに♪
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果物がもっと好きになる 「青森県産 印度りんごを食べる」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.215
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、「旬のフルーツを沢山食べる会」という何とも贅沢なイベントに参加して来ました。
中でもりんごが6品種もあり、仲間といろいろ食べ比べてみたところ、「青森県産の印度りんご」がとても印象的で美味しく感じたのでご紹介したいと思います。印度(いんど)りんごといっても、南国のインドとは関係なく、アメリカのインディアナ州産の種が由来だそうで、青森県で育成され昔から親しまれている品種です。収量が少ないものの、今でも根強い人気があるそうです。大きさは少し小ぶり。赤と黄色が混ざったマットな皮の色合い。果肉は固めで水分は少なくサクサクといった食感。この食感がボケたリンゴとちょっと似ていますが、噛み続けているとクセになります。酸味はほとんどなくて、優しい甘みが口に広がります。この素朴な味わいが根強い人気がある理由かもしれません。見かけたらぜひ一度召し上がってみてくださいね♪
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野菜がもっと好きになる 「山形県産 ラ・フランスを美味しく食べるには?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.214
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先週、東京のデパ地下で山形県産の西洋梨「ラ・フランス」の宣伝販売を行って来ました。
今までに見たこともない立派な大玉が3つ入って大特価だったので、西洋梨好きな方に大変喜んでもらいました。
西洋梨は和梨と違って追熟させて食べる果物です。ですから購入してもすぐには食べられません。宣伝販売する時は、食べ頃になったものを試食でご提供しています。ラ・フランスは食べ頃になっても果実の色がほとんど変わらないので、食べ頃を見極めるチェックポイントが3つあります。まず、食べ頃になると軸全体がしおれてきます。次に、軸の周りにシワがよってきます。最後に、果実の肩の部分を指で押してみて、耳たぶより少し硬めになっていたら食べ頃です。皮をむくとベタつくのが嫌という方は、半分にカットして芯をくり抜いてスプーンで召し上がっていただくと手を汚さずに食べられますよ!是非お試しくださいね♪
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みかんでもっと笑顔になる 「ポテトサラダの極意 前編」
野菜ソムリエ 小宅祐子さんvol.214
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
2017年も最後の月に入り、新しい年の足音も聞こえてきています。忘年会やクリスマスなど集まる機会も多い季節。今回はホームパーティーや持ち寄りパーティーにぴったり「ポテトサラダ」のおすすめアレンジをお伝えします。
お料理によってじゃがいもの品種を使い分けている方も多いと思いますが、ポテトサラダと言えばホクホク感を活かした「男爵」を使うレシピが一般的です。しかし、意外なことに逆の性質を持った「メークイン」を使うのもとってもおすすめ。マヨネーズなどの調味料との馴染みが良く、しっとりなめらかに仕上がります。そのためソース代わりにお肉に添えたり、パンや野菜に付けて食べたりとパーティーシーンで大活躍。作った後、時間を置くことでより味が馴染むので作り置きしておけるのも嬉しいポイントです。
次回はメークインで作るポテトサラダの詳しいレシピやアレンジ術をお届けします。お楽しみに。
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