農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

果物がもっと好きになる「タイマンゴー」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.490

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
南国フルーツの美味しい季節がやって来ました!
高い糖度と魅惑の香りで人気のある宮崎県産アップルマンゴーも出回って来ましたが、
「ちょっと値段が高くて手が出せない」という方に、
お手頃価格のオススメ品種をご紹介したいと思います。

タイ産のナンドクマイというマンゴーをご存知ですか?
かつて主流だったフィリピン産のペリカンマンゴーに代わって、
最近では主力輸入品種となっています。

お値段もワンコイン500円程度と、
リーズナブルなのも嬉しいですが、
ナンドクマイマンゴーの最大の特徴は、
20度以上にもなる高い糖度です。

種が薄くて可食部分が多いのも嬉しいところ。
とろみのある滑らかな食感も魅力のひとつです。
酸味が苦手という方は、皮にほんのりシワがよるまで常温で追熟させると酸が抜けますよ。

体の熱を冷ます効果もあるマンゴー。
冷凍フルーツにして、ピクニックのおやつにするのも良いですね!

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みかんでもっと笑顔になる「なすび記念日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.546

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

4月17日はなすび記念日。「良(4)い(1)な(7)す」の語呂合わせと、ナスが大好物だった徳川家康の命日にちなんで制定されました。ナスの旬は夏や秋とされていますが、栽培技術が上がった現代では年中手に入ります。実は冬春ナスと呼ばれるこの時期のナスはまさに今、最盛期を迎えています。冬春ナスの主要産地は岡山県、徳島県、高知県、福岡県、佐賀県、熊本県。ツヤがありみずみずしいナスを楽しめます。

煮る、焼く、揚げる、漬けるなど、どんな調理法にも相性が良く、和洋中とどんな味付けでもおいしくなるナスは懐の深い野菜。油との相性がとても良いですが、一方で簡単&ヘルシーにレンジ蒸しもおすすめです。麻婆茄子などのメイン料理から、お漬物などのちょっとした副菜まで、全く違う顔を見せてくれてお料理しがいもあります。良いナスの日にはぜひナス料理を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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野菜がもっと好きになる 「焼き芋にも旬がある!?」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.488

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先週は茨城県鉾田市産のさつまいもについてお伝えしましたが、今日は「品種と旬」の話をしたいと思います。最近では季節を問わず、焼きたての焼き芋が購入できる量販店が増えていますが、焼き芋にも旬があることを教えてくれたのは鉾田市の農家さん。収穫後、キュアリングと貯蔵の工程を経て甘みが乗ったタイミングで出荷されるさつまいもは、最低でも1ヶ月、品種によっては半年以上寝かせ、一番糖度が上がったタイミングで焼くのが最も美味しいそうです。なん品種か食べ比べをさせてもらった中で1番のオススメは、品評会でも最高金賞を獲得した「あいこまち」。ホクホク系で、程よい甘さと上品な香りが特徴の「あいこまち」を含む5品種の冷凍食べ比べセットがネットでも販売されています。美味しい焼き芋が冷凍流通することでいつでも楽しめるのは嬉しいですね!気になる方は、ぜひ鉾田の焼き芋をお試しください。

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みかんでもっと笑顔になる 「筍で感じる春」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.545

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
桜を見ると春を強く感じますが、それと同じくらい春を思わせるのが筍ではないでしょうか?国内の生産量上位は福岡、鹿児島、熊本、京都、香川…と西日本が多く、大半を占めています。新鮮な筍はアクがほとんどなく、穂先のやわらかさと自然な甘みが魅力。もちろん筍特有のコリっとした食感もたまりません。シンプルにサッとゆでてわさび醤油だけでも、ソテーして塩だけでも格別なおいしさです。
選び方のポイントは、穂先が黄色っぽく、緑色でないもの。緑がかったものは土の上に出て光合成をしてしまっている証拠なので、えぐみが増し、アクも強くなっている可能性が高いです。また、根元の切り口が白く、みずみずしいものを選びましょう。収穫して時間が経つと水分が抜けて乾燥し、切り口の色もアクにより茶色に変色してきます。
生の筍を楽しめるのは本当にごくわずかな期間。ぜひ旬を逃さず存分に味わってくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「鉾田市のさつまいもが美味しい理由」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.487

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

私が住む茨城県は、さつまいもの生産量が全国2位を誇る一大産地です。その茨城県内でも一番収量が多いのが鉾田市。メロンの産地としても有名で、初夏に訪れると、生い茂るさつまいもの絨毯と荷台にメロンを積んだ軽トラに出会えます。鉾田市は茨城県の鹿島灘沿岸に位置し、この土地で育てる作物は潮風の影響を受けます。さつまいもを育てる時期になると、鹿島灘特有の潮霧(しおぎり)に包まれ、この潮霧がさつまいもに適度な塩分を与え、皮まで美味しいさつまいもが育つそうです。先日、そんなさつまいもを焼き芋にして販売している農家さんを訪問し、焼きたての熱々を食べさせてもらいました。微かに感じる塩気が甘さの後を追いかけてきて、潮霧が美味しさの秘訣になっていることを実感しました!どんな農産物も、育てる人の技術と地の利が深く影響しているのですね。来週は「焼き芋の品種と旬」についてお話します。

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みかんでもっと笑顔になる 「インゲン豆の日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.544

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
4月3日はインゲン豆の日。隠元禅師が江戸時代に中国からインゲン豆を持ち込んだと言われていて、その隠元禅師の命日にちなんで制定されました。ちなみに隠元禅師はインゲン豆の他にも煎茶の文化、西瓜や筍なども日本に伝えたという説があります。日本の食文化に大きく影響を与えた方といえますね。
世界中で食べられているインゲン豆は、若いサヤを食べる緑黄色野菜のサヤインゲンだけでなく、成熟した豆を食べる品種が多種多様に存在します。甘納豆や煮豆に使われる金時豆、赤紫色のまだら模様が特徴的なうずら豆、白色で小粒・よく白あんの原料にされる手亡豆など、見た目が全く違ってもすべてインゲン豆。成熟したインゲン豆には良質なタンパク質とミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、乾燥した状態で1~2年の保存が可能。究極の保存食とも呼ばれています。ぜひ様々な食べ方でインゲン豆を楽しんでくださいね。

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果物がもっと好きになる「フレッシュ棗(なつめ)」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.485

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

今日は、最近出回り始めた新顔フルーツをご紹介したいと思います。棗(なつめ)というと、サンゲタンに入っている赤いドライフルーツが有名ですが、実は棗には大別して2つの品種があります。前述した赤い方は、中国原産で、日本でも古来より生薬向けとして栽培されて来ました。一方、インドナツメは東南アジアが原産で、インドやアジアの南部で栽培されており、生のままフルーツとして食べられます。先日、都内の市場で台湾産を購入してみました。見た目は濃い黄緑色で、大きさは卵をひとまわり大きくしたくらいの球体。皮ごとかじってみると、青リンゴのような爽やかな香りと強い甘味、二十世紀梨のようなジューシーさと上品な味わいに、すっかりファンになってしまいました。中国では、春節に無病息災を願って食べられるほど縁起のよい栄養価も高いフルーツなので、新顔フルーツ好きな方!ぜひお試しくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「春のカブ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.540

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
3月が旬の食材のひとつにカブがあります。カブは旬が春と秋から冬の2回あり、春のカブはやわらかさが魅力。一方、秋冬のカブは甘さが魅力といえます。これから旬をむかえるやわらかい春のカブは、サラダにしたり、浅漬けにしたりと生で楽しむこともできますし、まるごと煮込んでもすぐに火が入ってとろりとした食感が楽しめます。さらには葉も青々としていてみずみずしく、栄養価も高いので、こちらもすべて食べつくすのがおすすめです。アクが少なく、独特のうま味があって油との相性がいいので、シラスや油揚げなどと一緒にサッと炒めてご飯のお供に。購入する際はぜひ葉付きで新鮮なものを選んでみてくださいね。また、おすすめなのが干しカブです。薄切りにして小一時間干すだけで、うま味や甘みがぎゅっと凝縮。お味噌汁などに入れてもおいしいので、小春日和の日によければ試してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「春のエンドウ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.538

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
だんだんと春の気配。緑が鮮やかなスナップエンドウやきぬさやを見つけると、ちらし寿司やミモザサラダなど春らしいお料理を作りたくなるのは私だけでしょうか。
さて、エンドウマメが他と違って興味深いのは、スプラウトとして発芽した若芽を食べる豆苗→未熟なサヤを食べるさやえんどう(きぬさや)→その豆を大きくしてサヤごと食べるスナップエンドウ→さらに豆を大きくして豆だけを食べる実エンドウ(グリンピース)と出世魚のように段階があるところ。なかでも人気があるのがサヤも豆も食べられるスナップエンドウです。茹でて食べるのが一般的ですが、野菜ソムリエ的おすすめは「焼きスナップ」。ゴマ油をひいたフライパンで両面を少し焦げ目が付くくらい焼いて、塩を振って出来上がり。焼くことで香ばしさが加わって、甘みが凝縮。とっても簡単で最高のおやつ(おつまみ)になります。よければ試してみてくださいね。

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野菜がもっと好きになる 「岩手の寒じめほうれんそう」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.481

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。寒さが増してくる季節に旬を迎える、ほうれんそう。今回は、岩手の久慈地方で育てられている「寒じめほうれんそう」についてご紹介します。冬場の関東地方では露路で栽培されるものが多いですが、降雪地帯でもある岩手の寒じめほうれんそうは、ビニールハウスの中で育てられた後、ハウスの入り口を開放して外気を取り込み、 寒さにさらすという栽培方法がとられています。そうすることで葉が縮み、肉厚で濃い緑色になります。変化があるのは外見だけではありません。一般的なほうれんそうと比べてビタミンCや旨味・糖分が多く、さらに嬉しいことにはエグ味の元となるシュウ酸の値が低く、抗酸化作用が期待できるカロテノイドやフラボノイドといった機能成分も多く含まれているそうです。甘くて美味しいだけでなく栄養価も高い、良いことだらけの岩手の寒じめほうれんそう。売り場で見かけたらぜひお試しください。

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