農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

みかんでもっと笑顔になる 「夏野菜:空心菜」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.505

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
中華料理店ではお馴染みの青菜「空心菜(クウシンサイ)」は、ヒルガオ科サツマイモ属の中国野菜で、和名を「ヨウサイ」と言います。旬は7月から9月にかけての暑い時期。葉物野菜が少ない夏場に重宝する夏野菜です。日本では主に沖縄や九州地方で多く栽培されていて、産直市場や道の駅で見かけることが多いです。葉は細長く先端が尖っていて、茎はその名の通り空洞になっており、これが独特のシャキシャキとした食感を生み出しています。油との相性が良く、肉や海鮮と合わせてサッと火を通した炒め物が定番ですが、味にクセがないのでどんな料理にも合わせやすいのが魅力のひとつ。お浸しやみそ汁の具にするのもおすすめです。また、サラダやスムージーに入れるなど、生食も可能。βカロテン・カリウム・カルシウムなどを豊富に含む栄養価の高い緑黄色野菜です。ぜひ旬をむかえるこれからの季節、探してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる 「黄色いスイカ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.469

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。スイカが美味しい季節になって来ましたね!今回は、新顔スイカの中でもとびきり異彩を放つものをご紹介したいと思います。その名も金色羅皇(こんじきらおう)です。ナント種苗から2021年にデビューしたばかりの黄色いスイカです。黄色というよりオレンジがかった黄金色。楕円形の大玉で、大きいものは10kgにもなります。実際に持って見ると、抱えたまま10秒も立って居られないほどの大きさと重量感でした!大きさもさることながら、このスイカ最大の特徴が圧倒的な糖度です。黄色いスイカのマーケットは1パーセントと低く、その理由として赤いスイカに比べて糖度や食味が劣るという点がありました。12度でも甘いと言われるスイカの中で、金色羅皇は糖度が15度以上。実際に熊本県産の金色羅皇を食べてみたところ、目が覚めるような甘さとシャリ感に圧倒されました。スイカ好きな方、是非お試しあれ!

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みかんでもっと笑顔になる 「生姜の日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.503

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
6月15日は「生姜の日」。石川県にある香辛料の神を祀る波自加弥(はじかみ)神社が、毎年この日にはじかみ大祭を開催していることにちなんで制定されたそうです。生姜は古くから香辛料や薬味としてだけでなく薬効の高い食材として重宝されてきました。今でもスープやカレー、漬物や麺類などのおいしさを引き立ててくれる魔法の調味料として人気です。そんな生姜、意外と知られていないのが正しい保存方法。薬味として使うことが多いため、一度に使う分量は少なく、使い切れずに冷蔵庫の中でいつの間にか悪くなってしまっていることも…。生姜は比較的暑い気候を好む植物なので、夏場以外は常温保存がおすすめです。湿らせたキッチンペーパーなどで生姜を包み、ラップかチャック付きの保存袋に入れてキッチンに転がしておけばOK。夏場の本当に暑い時期はこのまま冷蔵庫の野菜室に。よければ試してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる「青ネギ文化」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.502

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
九州に引っ越しをして1か月弱。こちらではメジャーで、関東ではそうでもない野菜といえば青ネギではないかと感じます。「博多万能ねぎ」という商標登録されたブランドネギがあるほど、青ネギ(葉ネギ)の出回りが多く、その新鮮さ・香りの良さに驚いています。一年を通して露地栽培とハウス栽培で安定した生産が行われていて、通年手に入る大変身近な野菜のひとつです。関東でネギといえば白ネギ(根深ネギ)のイメージが強く、青ネギといっても九条ネギくらいしか見たことがない方も多いかもしれません。こちらの青ネギは九条ネギよりももう少し細身でやわらかく、薬味といえばまず思いつく、そんな立ち位置です。βカロテンを豊富に含む緑黄色野菜で、栄養価も高く、生で食べても炒めても煮ても力を発揮する名脇役。フライト野菜の先駆けとしても有名で、飛行機で全国へ出荷されていますので見かけたらぜひ試してみてくださいね。

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「みかんでもっと笑顔になる」「九州の野菜・果物」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.501

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
私事ですが、この度、関東から九州へ引越しをしました。早速、九州のおいしいものを堪能しているのですが、買い物をしていて気付いたことがあります。それは、野菜・果物はもちろんのこと、肉や魚など食材の産地のラインナップがガラッと変わったこと。小松菜やレタス、ニンジンやきのこ類、並んでいる品目は同じでも関東では見かけない産地ばかり。やはり鮮度が命の生鮮食材は近くのものが並ぶのですね。食いしん坊らしくスーパーで引っ越したことを実感した瞬間でした。そしてイカで有名な呼子が近いこともあり、ちょうどこの時期はアオリイカの旬ということで、そのおいしさに驚きました!甘くてやわらかくて旨みが強く(しかも安い!)、さっとアスパラガスなどとバターソテーにするだけでもうごちそうです。
今後は九州の野菜・果物などのおいしい情報もたっぷりお伝えしていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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みかんでもっと笑顔になる「旬食材:おかひじき」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.499

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
4月中旬から6月にかけて露地物が出回る「おかひじき」。山形県の伝統野菜で海藻のひじきに形が似ていることから、おかに生えるひじきという意味で名付けられたそう。栄養価が高く、βカロテンやカリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などを豊富に含みます。シャキシャキとした食感が魅力なので、下茹では1分から1分半程度がおすすめ。お浸しや胡麻和え、ナムルにしてもおいしく、天ぷらや汁物にも合うので使い勝手の良い野菜のひとつです。育ちすぎると固くなり食用には向かないので、緑が鮮やかでツヤがあり、やわらかそうな新芽の部分を選びましょう。新鮮なものはえぐみも少なく生で食べることもできます。氷水にさらしてシャキッとさせ、サラダにしたり、クセがないので果物と一緒にスムージーにしたりするのもおすすめです。葉野菜が少ないこの時期におすすめの緑黄色野菜。ぜひ売り場で探してみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「ファイバーの日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.498

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

5月18日は5(ファイブ)1(イ)8(バー)の語呂合わせでファイバー(食物繊維)の日ということで、前回に引き続き食物繊維のお話をお届けします。

食物繊維は体には吸収されずエネルギーになりませんが、近年健康のために重要な働きをすると分かってきて「第6の栄養素」とも言われています。生活習慣病予防の観点からは一日24g以上摂取するのが理想とされていますが、その目標値には全く届いていない方が多いのが現状なので、意識して摂ることが必要です。食物繊維には水に溶ける水溶性食物繊維と、水に溶けない不溶性食物繊維の2種類があります。腸活ではこのふたつを1:2のバランスで摂るのが理想的とされています。そして納豆や大麦、ゴボウ、オクラ、アボカド、リンゴなどはこの理想のバランスで食物繊維が含まれているので、おすすめの食材です。ぜひ日々の食事に取り入れて積極的に食物繊維を摂っていきましょう。

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みかんでもっと笑顔になる「水溶性食物繊維のすすめ」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.497

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
5月に入り、新生活にも慣れてきた頃でしょうか?そろそろ食事を整えて体調管理をしていきたい!という方も多いかもしれません。そんな方には水溶性食物繊維を意識して摂る食生活をおすすめします。腸は万病のもとと言われますが、水溶性食物繊維は、腸の善玉菌を増やし、腸内環境を整えてくれます。また、食事中の糖やコレステロールの吸収を遅らせるため、食後血糖値や食後の血中中性脂肪の上昇をおだやかにする働きがあることも知られています。しかし、大切な役割を果たす栄養素であるにも関わらず、現代の日本人に圧倒的に足りていないと言えます。水溶性食物繊維を多く含む食品には大麦などを代表とする穀類、納豆、こんにゃく、きのこ類、海藻類、オクラやナガイモのようなネバネバ系の野菜、キウイフルールやりんご、アボカドなどの果物があります。ぜひ普段の食事で意識して水溶性食物繊維を摂るように心がけましょう。

 

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野菜がもっと好きになる 「5月8日はゴーヤーの日」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.463

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

明日・5月8日はゴーヤーの日です。ゴーヤーの栽培発祥の地である沖縄県とJAおきなわとで、平成9年に宣言したことに始まります。5(ゴー)8(ヤー)という語呂合わせと5月から出荷が増えてくることから制定されました。ゴーヤーの消費量が増え、関東圏に夏場の産地が増えてくると、沖縄では冬春の温暖な気候を生かして冬春の出荷量を増やしてきました。「ゴーヤーの苦味が苦手」という方には家庭菜園での栽培がオススメです。ゴーヤーは完熟になると黄色くなります。熟す少し前、ほんのり黄緑色になったあたりで収穫すると、苦味がかなり和らいでいます。また、苗を購入する際は「あばしゴーヤー」がオススメです。ゴツゴツとして緑色も濃いですが、みずみずしく比較的苦味が少ない品種と言われています。紫外線が強く、気温も上がってくる5月。ビタミンCを多く含むゴーヤーを食べて元気に乗り切りましょう!

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みかんでもっと笑顔になる 「次世代パイナップル」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.496

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
みなさんは「ハニーグローパイナップル」をご存じですか?かつて1996年に日本初の高糖度パイナップルとして「デルモンテゴールド」を発表したデルモンテが新たに手がけた、さらに上を行くおいしさの次世代パイナップルです。香りの高さと甘さは一級品。フィリピンの産地の中でもハニーグローに適したエリアで熟練のスタッフが徹底管理を行い、育て上げているそう。ミヤモトオレンジガーデンさんも取得しているグローバルGAP認証を取得した園地で生産されています。ちなみにグローバルGAPとは食品安全、労働環境、環境保全に配慮した「持続的な生産活動」を 実践する優良企業に与えられる世界共通ブランドです。私もつい先日、初めて食べたのですが、酸味がほとんどなく、とびきりの甘さとトロピカルな香りで食べる手が止まらないパイナップルでした。一度に食べきれるミニサイズもあるので、見かけたらぜひ試してみてくださいね。

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