農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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テーマ : 野菜・果物のお話

果物がもっと好きになる 「黒岩の新高梨」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.442

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

梨が美味しい季節になりましたね。同じ品種の果物でも、育つ環境で味わいが異なってくるものです。高知県の土佐文旦もそんな果物のひとつ。平地と、丘陵地で育つものとでは味わいが驚くほど異なってきます。そんな味の違いを楽しみながら、自分好みの土佐文旦を探す「食べ比べセット」なるものが野菜ソムリエの仲間内で人気を博しています。新高梨も、高知の特産品として代表的な果物のひとつですが、先日、黒岩の新高梨を食べる機会に恵まれました。栽培されている地域は、山合の小高い傾斜地や清流に添っているため、昼夜の温度差があり、黒岩特有の風味を持った新高梨が育つそうです。爽やかな香りと程よい酸味。シャキシャキとした食感。今まで食べてきた新高梨とは、全く別物に感じる感動がありました。お好みの梨があれば、産地を変えて同じ品種を食べ比べてみると、新しい発見に出会えるかもしれませんね!

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野菜がもっと好きになる 「皮ごと食べられる新しいブドウ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.441

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

ブドウが美味しい季節になりましたね。人気ランキング1位を独走している「シャインマスカット」は、2006年に品種登録された比較的新しいブドウですが、種がなく、皮をむかずに食べられる手軽さが人気の秘訣です。そんなシャインマスカットを片親に持つ、新しいブドウがいくつか登場しています。ひとつ目は「ジュエルマスカット」。山梨県で品種開発され2013年に品種登録されました。見た目はシャインマスカットに酷似していますが、粒がやや細長く、酸味と香りが優しい分、甘さを強く感じます。ふたつ目は「マイハート」です。こちらは、もう片方の親が赤系の「ウインク」なので、美しいルビー色をしています。ハート型で見た目も可愛らしいのが特徴です。どちらもシャインマスカット同様、種なしで皮ごと食べられるという利点があります。行楽シーズン、シャインマスカットの子どもたちを是非チェックしてください!

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みかんでもっと笑顔になる 「和梨の季節」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.464

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今まさに旬をむかえている「和梨」。調べてみると、最新の収穫量ランキングでは1位千葉県、2位茨城県、3位栃木県と関東近郊の産地が強く、続いて4位長野県、5位福島県、6位鳥取県と各地の有名な産地が名を連ねます。最近は県の特産物に!と新品種の開発も盛んで、茨城県オリジナルの「恵水(けいすい)」や栃木県オリジナルの「にっこり」、鳥取県オリジナルの「新甘泉(しんかんせん)」など、各地で優秀な品種が生まれています。また、品種ではなく、産地のブランドとして育成される取組も。熊本県荒尾市では「ジャンボ梨」で知られる荒尾梨を本年度から新しいブランド「ことのみ」として販売開始しました。品種は主に「あきづき」で、年によって(出来によって)変わることもあるそう。ひとつひとつ袋をかけ、樹上で完熟させ、色・つや・形のよい選りすぐりのものが「ことのみ」というブランドに。試してみたいですね!

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野菜がもっと好きになる 「大粒落花生おおまさり」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.439

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

実りの秋9月になると、落花生の一大産地である千葉県では収穫のピークを迎えます。ビールのおつまみでお馴染みの、殻つき炒り落花生の他に、フレッシュな状態で流通する落花生もあります。ちょうど今の時期になると千葉県内にある道の駅やスーパーの産直コーナーでよく見かけます。茹でて食べるのですが、特にオススメの品種は「おおまさり」です。大きな莢で食味がまさることから、この名前がつけられました。実がやわらかく甘みがあって、一度食べると病みつきになる美味しさです。生の落花生は日持ちがしないので、出来るだけ購入した日のうちに茹でましょう。塩は、お湯に対して3パーセント程度。2リットルのお湯だったら60g入れます。洗った落花生を沸騰した塩水に入れて40分から50分ほど、じっくり茹でて完成です。家庭菜園用に種も売られているので、気に入ったらぜひ栽培もトライしてくださいね!

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みかんでもっと笑顔になる 「秋の野菜」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.462

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まだまだ残暑はありますが、9月に入ると急に秋の気分が高まります。食材もぶどうや梨など、秋を感じるものが多く出始めていますが、なかでも「カボチャ」は秋を代表する野菜のひとつ。これからどんどん追熟して糖度を増し、おいしくなっていきます。栄養価も高く、β‐カロテン、ビタミンE、カリウム、食物繊維などを豊富に含む緑黄色野菜です。甘みが強いので調味料を使わずに食べられる点も魅力。薄切りにして素焼きにしただけでも甘くてホクホクとした食感がたまりません。おいしいカボチャを見分けるコツは、持ち上げたときにずっしりと重みを感じ、左右対称でツヤがあるもの。緑色の皮にはグランドマークというオレンジ色の部分がありますが、それが濃い色であるほど甘みが強いと言われています。カットしているものだと、果肉の色が濃く、種がぷっくりとしているものを。よければカボチャ選びの参考にしてみてくださいね。

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みかんでもっと笑顔になる 「やさいの日」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.461

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
毎年8月31日はやさいの日。毎日どれくらい野菜を食べていますか?厚生労働省の基準では1日350gの野菜の摂取が推奨されています。しかし現時点の調査ではその目標量に達していない世代がほとんどです。ただ、ほんの少し野菜を意識することで摂取量はぐっと上げることができます。まずは、350gがどのくらいの量かというと、トマト1/2個100g・キャベツ1枚50g・枝豆ひとつかみ100g・タマネギ1/2個100g、たったこれだけで350gです。これを1日3食に振り分けて食べる、と考えると簡単に摂れる量に感じませんか?もちろんこれは一例で、毎日同じ野菜ではなく、できる限りたくさんの種類の野菜をまんべんなく食べるのが理想です。でも意外と頑張らなくても意識さえすれば350gの野菜を食べることは難しくないのです。そしてそこにプラスして1日1回以上、果物も食べられたら言うことなし!果物は天然の美容液。ぜひ旬を感じながら楽しんでくださいね。

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果物がもっと好きになる 「果物でヘルシースイーツ作り」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.437

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

お盆も過ぎて、朝晩は涼しくなってきましたね。とはいえ日中はまだまだ汗ばむ陽気。これだけ暑いと、アイスクリームや氷菓子を1日に何個も食べていた!という経験はありませんか?熱中症予防に良かれと、スポーツドリンクを大量摂取して「糖尿病になってしまった」というニュースも耳にします。そこで今日は、果物を使った簡単ヘルシースイーツをご紹介したいと思います。材料は、プレーンヨーグルト、蜂蜜、お好みのフルーツの3つだけ。まずはお好みのフルーツをひと口大にカットしてヨーグルトと一緒にミキサーに入れます。味をみて甘さが足らなかったら蜂蜜を加えます。あとは製氷器に流し入れ、冷凍庫で冷やし固めるだけ。マンゴーや赤肉のドラゴンフルーツを使うと色もキレイです。「それも面倒」という方は、ブルーベリーやブドウを凍らせるだけの天然シャーベットがオススメです。よかったらお試しくださいね!

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みかんでもっと笑顔になる 「旬の桃」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.459

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏真っ盛りの今、旬の果物と言えば桃ですね。現在、私たちが食べている桃は欧米や中国から入ってきた品種を日本の気候に合うように改良したもので、大きく分けて白桃系と黄桃系に分けられます。主に果肉が白いものが白桃系、果肉が黄色いものが黄桃系で、表面に毛が無く皮ごと食べられるネクタリンや平べったく円盤状になる蟠桃など、変わり種の桃もあります。さらには白桃系の中でも産地によってずいぶん特徴が違います。岡山県の白桃は外皮が白く、果肉はやわらかめで甘みが強くジューシー。一方、山梨県や福島県の白桃は外皮がいわゆる桃色で、果肉はかためでしっかりした食感と濃い甘みのものが多いです。また、品種が多く、100種類以上あると言われていますが、ひとつひとつの品種の旬は約1週間と大変短い果物です。どれもそれぞれによさがあり、甲乙つけがたいので、ぜひ色々と食べ比べてお好みを探してみてくださいね。

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果物がもっと好きになる「グアバ」

野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.436

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

久しぶりに行動制限のないお盆ということで、帰省や旅行で遠出されている方も多いのではないでしょうか?旅先に行くと必ず立ち寄りたくなるのが道の駅。その土地らしい、伝統野菜や希少な果物に出会える場所でもあります。沖縄に行かれている方は、ちょうどシーズンなのでグアバを探してください。果肉が白や淡いピンク、ピンク色が濃いものもあります。同じ品種でも、樹ごとに味の個体差が激しい果実でもあり、沖縄に行くと、「この樹は不味いが、あっちの樹は美味しいさぁ」という会話を耳にすることがあります。庭木に植えている家もあります。未熟なうちは外皮の緑色が濃く、非常に硬いですが、食べ頃になると、果肉が柔らかくなってきます。完熟になると淡い黄緑色になり、樹から落ちてしまいます。完熟を収穫して食べる味わいもまた格別です。機会があれば現地の方と仲良くなって、美味しい樹を見つけてください。

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みかんでもっと笑顔になる 「真夏の果物と言えば…」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.458

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まどか、おどろき、ゆうぞら、あぶくま、暁星、紅錦香、…これらはすべて同じ果物の品種名なのですが、何の果物でしょう?…そうです、今まさに旬をむかえている桃です。桃は本当にたくさんの品種がありますが、なかでも人気の品種のひとつに「あかつき」があります。白桃と白鳳の掛け合わせで誕生した食味の良いブランド品種。8月上旬から下旬に出回ります。最大の魅力は甘くてジューシーなのに、緻密で崩れにくい果肉です。平均12度を超える高い糖度を誇り、完熟してもしっかりとしたかための肉質なので食べ応えがあります。「桃を食べている」感がほかのどの桃より強く感じられる品種。しかも見た目も素晴らしく、外皮は濃い桃色に発色してお尻に向かうにつれて黄みがかった白にグラデーションしていきます。基本的には色が濃ければ濃いほど日光に当たって甘く熟している証。よければ参考にしておいしい桃を選んでくださいね。

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