「お雑煮」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.583
2025-1-1 12:00
テーマ : はじめに。コラムニストご紹介
あけましておめでとうございます。
野菜ソムリエの玉之内祐子です。
お正月に食べるものといえばお節やお雑煮がありますが、
今回はお雑煮にまつわるお話を。
もともとお雑煮は正月に限らず、
お祝い事がある「ハレの日」に食べるものでした。
様々な具材を煮混ぜて作ったことが起源で
お雑煮と呼ばれるようになったと言われています。
また、お雑煮を食べるときには
両端が細くなっている祝箸というものを使いますが、
これは一方を人が使い、もう一方を神様が使う「神人共食」を表す、
とても縁起のよい箸なのです。
お雑煮はシンプルな料理ですが、
地域や家庭ごとに出汁や具材が異なり、
大きく味の違いが出やすい料理とも言えます。
私が住む福岡県では
「かつお菜(勝男菜)」という縁起の良い青菜を入れます。
珍しいところでは、奈良県では白味噌仕立てにきなこ餅を入れ、
岩手県ではイクラをのせた汁にくるみダレを付けて食べるそうです。
ぜひ色々なお雑煮、チャレンジしてみたいですね。
category : はじめに。コラムニストご紹介|comments : (0)
コメントを残す