みかんでもっと笑顔になる 「贈り物にフルーツを」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.528
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
12月から1月にかけてお歳暮やクリスマス、お年賀などプレゼントのシーズンですね。何を贈ろうか…と毎年頭を悩ませている方も多いのでは?おすすめをご紹介します。
まずは何といっても旬の「温州みかん」。シーズン終盤のこの時期は酸味が落ち着き、甘みが強く、濃厚な味わいです。手軽に手でむけて日持ちもするので、もらって嬉しい果物No.1ではないでしょうか?様々なブランド産地があるのでお気に入りを見つけて贈ってみては?
同じくカンキツで「紅まどんな」もおすすめ。とろけるゼリーのような果肉と上品な甘さが魅力。特にお歳暮にぴったり!感動モノの最高級カンキツです。
他にも出回りはじめの「いちご」や国産の「キウイフルーツ」、ラフランスやルレクチェなどの「洋ナシ」に、冬のスイカとして有名な「ルナピエナ」などスペシャルなフルーツがたくさん。お世話になったあの方を思い浮かべながら選んでくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「冬のホウレンソウ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.527
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は冬が旬の緑黄色野菜、ホウレンソウについて。葉物野菜は寒くなると自分自身が凍らないように糖度を上げるので、甘みが強くなる傾向にあります。また、冬場のホウレンソウは夏のものに比べて栄養価が高いという研究結果も出ています。ビタミンCに関しては約3倍!おいしくて栄養価も高いとなれば冬に食べない手はありません。ところでみなさんはホウレンソウの名前の由来をご存じですか?実は漢字では「菠薐草」と書くのですが、この菠薐というのが昔のペルシア(今のイラン)辺りを指すそうです。原産地がその辺りなので、ペルシアから伝わった草ということで、ホウレンソウと名付けられました。中東ではサグカレーやヨーグルトサラダに代表されるようにメジャーな葉物のひとつです。スパイスとの相性もいいので、ぜひいつもの味に変化をつけたいときにクミンやコリアンダーなどを合わせてみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「柿とセロリの塩みかんサラダ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.526
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回はおもてなし料理としても使える、秋の味覚・柿を使った簡単塩みかんレシピをご紹介します。
【材料】(2人分)
柿 1/2個
セロリ 30g
クリームチーズ(固形) 10g
ディル 少々
塩みかんマリネの素 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1.柿、セロリ、クリームチーズは大きさをそろえて1㎝角程度のダイス状に切る。
2.ボウルにすべての材料を入れて、軽く和える。
柿の甘さとセロリの清涼感、ディルのアクセントを塩みかんマリネの素がうまく調和させてくれる一品。クリームチーズと塩みかんマリネの素の相性も抜群で、前菜にぴったり。さらに生ハムなどを加えるとボリュームもUP。食べ応えが出ます。柿は品種で様々な味わいの違いがありますが、コリコリとした食感が魅力の次郎柿などでつくるのがおすすめです。甘さなどは個体差があるので、お好みで調味料の量を調整してみてください。よければ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「長野県りんごの日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.525
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
11月22日は「長野県りんごの日」。長野県産りんごの主力品種「ふじ」がこの時期に最盛期であることと、”11・22(いい・ふじ)”にかけて制定されています。
フルーツ王国・長野県は雨が少なく、日照時間が長いため果実が十分な日光を浴びてゆっくりと育ちます。また、昼夜の寒暖差が大きいため果実の甘みと旨みが増すと言われています。ふじ以外にも秋映、シナノスイート、シナノゴールドの「りんご3兄弟」をはじめ、シナノリップやシナノドルチェ、シナノホッペやシナノプッチなど代表的なオリジナル品種がたくさんあり人気も高まっています。ただ、2023年の今年は夏の猛暑の影響でりんごに「日焼け」が多発。栽培が特に困難だったと聞きます。そんな中で美しくおいしく育ってくれたりんごが店頭に並んでいるという訳ですね。いつもそうですが、作ってくださる農家さんに感謝して大切にいただきたいと思います。
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みかんでもっと笑顔になる 「今年の早生みかん」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.524
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
11月なのに半袖で過ごせる日があるなんて驚きです。畑の野菜や果物たちもさぞ戸惑っていることでしょう。この気候ではありますが、いよいよ今年のみかんシーズンも本番を迎えております。ミヤモトオレンジガーデンさんでも早生みかんの出荷が開始されたようです。一足早く食べさせていただきましたが、ジューシーで甘みも酸味もバランスよく、とってもおいしい!ひとつでは止まれないみかんです。朝晩の寒暖差や季節の変わり目で体調を崩しがちな時期なので、手軽にビタミンやミネラル補給ができるみかんは一家に一箱、常備をおすすめします。そしてあっという間に年末が来てしまいそうですが、その前に愛媛カンキツのお姫様、トロリととろける果肉の「紅まどんな(愛媛果試第28号)」も登場することでしょう。ミヤモトオレンジガーデンさんでは「まごころまどんな」として販売されますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「きくいも」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.523
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
昼は暖かく、夜は寒い。寒暖差が激しくなってきましたね。そんな11月から冬にかけてだんだんとおいしくなる野菜はたくさんありますが、「きくいも」もそのひとつ。
きくいもはゴボウと同じキク科で香りがゴボウに似ています。生でも加熱しても食べられる野菜です。生ではシャキシャキとした食感とみずみずしさを味わえ、加熱するとホクホク+ねっとりとした食感になり、甘みが際立ちます。ナガイモやレンコンのような食感とイメージが近いです。栄養価がとても高く、中でもイヌリンという水溶性食物繊維が豊富です。メディアなどでもよく取り上げられ、「天然のインスリン」とも呼ばれるイヌリンは糖の吸収を穏やかにし、血糖値の上昇を抑えてくれます。また、腸内細菌のエサになり、腸内環境も整えてくれる腸活食材でもあるのです。ぜひ旬のこの時期に、日々の食生活へきくいもを取り入れてみてはいかがでしょうか。
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みかんでもっと笑顔になる 「紅茶の日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.522
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
11月1日は紅茶の日。1983年に日本紅茶協会が制定したそうです。
さて、皆様は紅茶の中でも世界中で愛好家の多い「アールグレイ」というフレーバーティーに使われる「ベルガモット」という柑橘をご存じでしょうか?サワーオレンジとレモンまたはライムとの交配により生まれたとされており、香りの高さに定評があります。イタリアの南西部カラブリア州で生産されるベルガモットが世界の90%以上を占めると言われていますが、最近では日本でも極少量ですが生産されるようになりました。一般的には生食として使われるのではなく、精油を採取することが目的で生産されています。そしてこの精油を紅茶の香りづけに使用したものがアールグレイとなるのです。他のカンキツとは少し違ってほろ苦いビターな香りが紅茶の風味を格段にあげてくれます。紅茶の日を機に、ぜひベルガモットを感じながらアールグレイを楽しんでみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「白身魚のソテー 塩みかん豆乳ソース」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.521
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は塩みかんと豆乳を合わせた簡単レシピをご紹介します。
「白身魚のソテー 塩みかん豆乳ソース」
【材料】(2人分)
旬の白身魚(切り身) 4~6切れ
塩みかん(完熟みかん) 小さじ1
豆乳 100ml
小麦粉 小さじ1
黒胡椒 適量
【作り方】
1.魚に塩(分量外)をふって水分が出てきたらふき取り、薄く小麦粉(分量外)をまぶしておく。
2.鍋に豆乳と小麦粉を入れてよく混ぜ、火をつけて塩みかんと黒胡椒を加えてさらに混ぜる。
3.2にとろみが出てきたら火を止める。
4.フライパンに油(分量外)を熱し、1の魚を焼く。
5.4に火が通ったら皿に盛り、3のソースをかける。
クリーム系との相性がいい塩みかん(完熟みかん)をヘルシーな豆乳と合わせてソースにしました。バターも生クリームも使っていませんが、満足感のある仕上がりです。完熟みかんの彩りとさわやかな香りがアクセントに。よければ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「豆の収穫とニオ積み」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.478
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
実りの秋到来ですね!北海道では大豆や小豆などの豆類も収穫シーズンを迎えています。10月の上旬に十勝エリアにある浦幌町へ行き、豆の収穫作業を学ばせてもらいました。訪問した豆農家では、栗豆や虎豆など様々な豆を栽培していました。ちょうどお邪魔した時は、大福豆(おおふくまめ)という甘納豆の原材料になる真っ白い豆が収穫シーズン。クロスした4本の支柱に絡みながら生長した蔓と鞘がカラカラに乾燥した状態になると、「ニオ積み」という作業がスタートします。支柱ごと土から収穫し、木製格子の上に支柱ごと積んで、積まれた蔓の間から支柱を抜き取っていきます。人の背丈ほどの高さまで積み上げたところで形を整え、雨除けのブルーシートを被せ、さらに2週間ほど自然乾燥させていきます。汗をかきながら3時間ほどかけて出来たニオは4つだけ!身をもって、大変さを実感した貴重な体験となりました。
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みかんでもっと笑顔になる「柿の栄養価」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.520
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
だんだんと秋も深まってきました。今回は代表的な秋の果物のひとつである「柿」の高い栄養価についてお伝えしたいと思います。
「柿が赤くなると医者が青くなる」とも言われるほど栄養価の高い果物で、食物繊維をはじめ、ビタミンA、ビタミンC、葉酸、カリウム、タンニンなどビタミンやミネラル、機能性成分を豊富に含みます。なかでも特筆すべきはビタミンCで、100g中に70㎎も!つまり、柿1個(約200g)で1日に必要なビタミンC量を十分にまかなえるのです。さらについ最近のJA和歌山県農の発表で、柿タンニン(ポリフェノールの一種)による悪玉コレステロール値の低減作用が実証されたことがわかりました。この発見は新たな柿の需要開拓につながると大変注目されています。日本では古くから食べられている秋の味覚ですが、最近では他の果物におされがち。ぜひこの機会に栄養たっぷりの柿を楽しんでくださいね。
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