みかんでもっと笑顔になる「野菜の日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.513
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
毎年8月31日は8(や)3(さ)1(い)の語呂合わせから「野菜の日」。「もっと野菜のことを知ってほしい」「野菜をたくさん食べてほしい」という想いで全国青果物商業協同組合連合会など9団体が1983年に制定しました。なんと今年で40年!この日を機会に各地で様々な野菜イベントが企画されています。
さて、みなさんは普段どれくらい野菜を食べていますか?ビタミンやミネラル、食物繊維や機能性成分を豊富に含む野菜や果物は糖質や脂質に偏りがちな食事の救世主。ぜひ意識して毎日一皿分多く野菜の皿を増やしていただきたいのです。というのも1日の野菜摂取量目標は350g。現在の日本人の平均が約280g。ちょうど1皿分の70g足りていないというのが現状です。トマトだと半分、レタスは2枚、ブロッコリーは小分けにして4つ分くらいと全く難しい量ではありません。ぜひ「あと一皿野菜」を意識してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「梨と塩みかんのタレで食べるさっぱり蒸し鶏」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.512
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は塩みかんを使った暑い日にぴったりの簡単レシピをご紹介します。
「梨と塩みかんのタレで食べるさっぱり蒸し鶏」
【材料】(2人分)
鶏むね肉 200g
塩 少々
酒 大さじ1
水菜 30g(1株)
〇塩みかん(青みかん) 小さじ1/2
〇梨(すりおろし) 大さじ1
〇しょうゆ 小さじ1
〇酢 小さじ1
〇ゴマ油 少々
【作り方】
1.鶏むね肉は両面に塩をすりこみ、酒をふってふんわりとラップをし、レンジで2分半加熱。裏返してさらにレンジで1分半加熱する。(様子を見て加熱時間は+-してください。)
2.〇の材料を合わせてタレを作る。
3.1の粗熱が取れたら薄切りにして、4~5cm長さに切った水菜と一緒に皿に盛り付け、上からタレをかける。
そろそろ梨が出回る季節ですね。梨は市販の焼き肉のタレなどにも使われているお肉と相性の良い食材でもあります。そこに塩みかんのさっぱりとした風味を加えてみました。ぜひ暑い日に試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「野菜レシピで塩分補給」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.473
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
お盆が過ぎると涼しくなってくるものですが、今年は日本各地で酷暑が続いているようです。そこで気をつけたいのが熱中症。大切になってくるのが「塩分」です。汗と一緒に流れ出てしまうので、食事や飲み物でしっかり補給する必要があります。スポーツ飲料にも塩分は含まれていますが、糖分も相当量入っているので、ハードな運動や労働が日常でない方は飲み過ぎ注意です。そこでオススメしたいのが、野菜を使ったレシピからの塩分補給です。簡単なところでは、野菜たっぷりの味噌汁。味噌から塩分が摂れます。あとは浅漬け。ナスやキュウリを適量の塩で揉んで30分ほどおけば完成です。野菜全般にはカリウムが含まれており、ナトリウムを余分に摂りすぎても体外に排出してくれるという優れた働きがあります。夏野菜は体を冷やす効果も期待できるので一石二鳥です。残暑は「野菜」プラス「塩」で賢く乗り切りましょう!
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みかんでもっと笑顔になる 「冬瓜」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.511
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏が旬の野菜といえば、様々ありますが、冬の瓜と書いて夏野菜の冬瓜(トウガン)もそのひとつ。水分たっぷりで低カロリー、さっぱりとした味わいでこの季節にぴったりの食材です。原産地はインドと言われていて、日本でも平安時代の書物に記載があるほど古くから親しまれてきました。現代では大きくて重くて皮も固そう…と避けられがちですが、意外なことにかなり扱いやすくおすすめの野菜。まずはその名の通り、貯蔵性が高く、まるごと冷暗所で保存すれば冬までもちます。さらに固そうに見える皮も包丁で簡単にむけて、南瓜ほど力は要りません。皮をむいてひと口大に切り、そのまま冷凍保存も可能。淡白な味わいは煮込みにもってこい。スープや煮物にすれば短時間で出汁を十分に吸ってとろりとやわらかくなり、そのくちどけがまた魅力です。最近では小ぶりでより扱いやすい品種が増えていますのでぜひ手に取ってみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「パクチーの日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.510
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
8月9日は語呂合わせから「パクチーの日」。英語ではコリアンダー、中国語では香菜(シャンツァイ)、タイ語でパクチーと、国や料理によって様々な呼び名があり、好き嫌いも顕著に分かれる野菜の代表ですよね。エスニック料理には欠かせない存在で、酷暑を乗り切る清涼感のある薬味として大活躍してほしい時期なのですが、実は旬は春から初夏にかけて。残念ながらこの時期、生のパクチーはなかなか手に入りづらいのです。しかし、最近では乾燥パクチーが出回っていて、風味が強すぎず、生のパクチーより使いやすいとも言えます。苦手意識を持っている方も乾燥パクチーから入ってみてはいかがでしょうか?春雨サラダに和えればヤムウンセン風に。スープにトッピングしたり、レモン・オリーブオイル・塩と混ぜてドレッシングにしたり。意外にもルッコラやクレソンなど風味の強い野菜との相性がぴったり。試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「塩みかん&黒ごまミルク」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.472
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
急に蒸し暑くなり、過ごしにくい日が続くようになって来ました。「朝起きると、寝たはずなのに体がだるい。」そんな時は知らぬ間に熱中症になっている場合もあるとか。熱中症対策として必要なのが、水分はもちろんですが塩分です。沢山汗をかくと塩分も一緒に流れてしまうので、体が正常に機能するために必要な塩分量はキープしたいところです。そんな時にも役立つのが「塩みかん」です。そこで今回は塩みかんを使ったドリンクをご紹介したいと思います。
【材料】(1人分)
・牛乳‥200ml
・塩みかん(完熟)‥小さじ1/2
・蜂蜜‥小さじ2
・すりごま(黒)‥大さじ1
【作り方】
①ミキサーに蜂蜜と牛乳100mlを入れてよく攪拌し、蜂蜜を溶かす。
②残りの牛乳と、塩みかん、すりごまを入れてよく攪拌する。
③グラスに注ぎ、お好みで氷を入れて完成。
黒ごまと完熟みかんの相性が良いので、ぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「青柚子」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.509
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
8月、食欲が落ちるこの時期には薬味の力を借りてみてはいかがでしょうか。基本的に冬が旬のカンキツ類ですが、完熟する前の青柚子は夏に旬をむかえます。黄柚子とは異なるキリっとしたさわやかで若々しい香りがこの季節にぴったり。何にでも合わせたくなります。また、青柚子と同じく柚子胡椒でお馴染みの青唐辛子も旬は夏。2つが揃うこの時期は自家製柚子胡椒を仕込むのにおすすめです。市販のものは長期保存のためしっかりとペースト状になっていることがほとんどですが、少しシャキシャキ感を残すと食感やフレッシュな香りをより楽しめるのでぜひ試してみていただきたい!自家製ならではのこだわりです。焼き物や炒め物はもちろん、そうめんや冷やし中華、汁物の味変にも使えます。青柚子が手に入るのは1年の中でも2週間前後のほんのわずかな期間。ぜひ特別な香りと酸味を楽しんでくださいね。
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果物がもっと好きになる 「ハスカップの収穫体験(後編)」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.471
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週に引き続きハスカップの収穫体験についてお伝えします。赤紫色の実を口に入れてみると、滑らかな口当たりに驚きます。皮・果肉・種の境目を感じないほどで、熟したものは甘みがあって美味しい!指を押し返してくる弾力がないものは未熟で強い酸味があります。指に伝わる感触で熟度が分かるようになって来ます。自重で果汁が出てしまう程のデリケートさ。生果が市場に出回らない訳が産地に来てようやく分かりました。ハスカップは、ブルーベリーよりもアントシアニンの量が多く、高い抗酸化力が期待され、ビタミンCやビタミンE、カルシウム、鉄分なども比較的多く含んでおり、アイヌの先住民の間では「不老長寿の実」と呼ばれていました。日本一の産地・厚真町は新千歳空港から車で30分という距離で温泉宿もあります。百聞は一食に如かず!旬は7月頭の2週間です。生果を味わいに、足を運んでみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「シソとミョウガの塩みかんおにぎり」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.508
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
本格的に暑い夏がやってきました。今回は暑さに負けない、薬味と塩みかんのさわやかさでさっぱりと食べられるごはんものをご紹介します。
「シソとミョウガの塩みかんおにぎり」
【材料】(2人分)
ごはん 1合
青紫蘇 4~5枚
ミョウガ 1個
塩みかんマリネの素 小さじ1
寿司酢 大さじ1
白いりゴマ 大さじ1
ゴマ油 少々
【作り方】
1.ごはんに塩みかんマリネの素と寿司酢を合わせて切るように混ぜる。
2.青紫蘇とミョウガを千切りにする。
3.1にゴマ油と白いりゴマ、2を加えて軽く混ぜる。
4.3をラップに適量とり、三角形に成型する。
もしあれば海苔を巻いたり、しらすや枝豆を加えたりしてさらにボリュームを出すのもおすすめです。塩みかんマリネの素が絶妙なアクセントになり、食欲がないと思っていたのに、いつのまにか手が伸びているかも。朝ごはんやお弁当にぴったりです。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「ハスカップの収穫体験(前編)」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.471
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。今月初頭に、旬が2週間と短く北海道でしか出会えない、珍しい果物「ハスカップ」を収穫して来ました。ハスカップはスイカズラ科の植物で、元々、苫小牧と厚真町にまたがる勇払原野に群生していました。野生のものは、小粒で苦味があり酸味が強く、生では食べにくかった為、厚真町の山口農園では長年かけて品種改良に取り組み、「ゆうしげ」と「あつまみらい」という大粒で甘みのある優れたハスカップが誕生しました。今では厚真町を代表する品種となっています。収穫体験初日となる7月2日は、午前中から、収穫解禁を待ちわびたお客様でぎっしり!その人気具合に驚きつつ収穫初体験!ブルーベリー程の大きさですが、ブルーベリーよりも果肉が柔らかい!3本指でそっと掴まないと、果汁が溢れて指が真っ赤に染まってしまいます。10粒ほど収穫すると慣れて来ました。肝心な味の感想は後半に続きます。お楽しみに!
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