農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデン

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農業生産法人 株式会社ミヤモトオレンジガーデンは、みかんを通じてお客様・取引先・従業員とその家族のしあわせに貢献し、みかんの新しい文化を創りたいと考えております。
 
こちらの野菜ソムリエのコラムは、メールマガジンで配信しているコラムのバックナンバーになります。
 
▼ 過去のブログはこちら
https://ameblo.jp/mandarin-sommelier/
 
コラムニストは、野菜ソムリエとして多方面でご活躍中の知久幸子さん、玉之内祐子さんです。
 
みかんのご紹介、美味しい食べ方、みかんを使ったレシピ、みかんの嬉しい機能、その他、野菜果物に関するご紹介やレシピなど、みかんを軸に野菜・果物のおいしい楽しみ方をご紹介いただきます。
 
お二人をご紹介いたします。
 

知久 幸子

知久 幸子さん

<ご経歴>
OL時代を経て調理師学校へ復学、
板場での修行経験を活かし、野菜ソムリエとして活動されています。
 
<野菜ソムリエとしての主な活動内容>
レシピ開発、セミナー講師、講演、調理実習講師、アドバイザー、コラム執筆、青森県十和田市野菜サポーター等、野菜や果物の魅力を通じて「幸せな気持ちを」お届けするために多方面でご活躍されています。
 
<知久幸子さんのオフィシャルサイト>
野菜ソムリエのベジベジライフ 
http://ameblo.jp/vege-sachi/
 
<ご本人より一言>
コラムを通じてみかんをもっと深く知り、大好きになってもらえたら嬉しいです。
小宅 祐子

玉之内祐子さん

<ご経歴>
食とは全く別の世界から一念発起されて野菜ソムリエに。
現在は野菜ソムリエ、食育インストラクターとして、こころとからだにやさしい食を伝えるべく活動されています。
 
<野菜ソムリエとしての主な活動内容>
セミナー講師、コラム執筆、農業体験イベント企画・サポートなど、多方面でご活躍されています。
 
<玉之内祐子さんのオフィシャルサイト>
野菜ソムリエゆうこの野菜生活
http://ameblo.jp/umiumiyu-ko/
 
<ご本人より一言>
「おいしいはたのしい。」をモットーに講座講師や農業体験イベント、コラム執筆などを通して野菜や果物の魅力を伝える活動をしています。こちらのコラムでは、みかんはもちろん、楽しんでいただけるような野菜果物の情報を、時にはレシピなども交えて、発信していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

秋の果物の代名詞「柿」。
最近では「和歌山のたねなし柿」に含まれる「柿タンニン」が
悪玉(LDL)コレステロール値を低減させられることを臨床試験で実証し、
機能性表示食品として消費者庁に受理されました。

栄養価の面でも注目度の高い柿ですが、
品種開発も進み、新品種が続々と誕生。味へのこだわりも高まっています。
その中の一つに福岡県が10年の歳月をかけて育成した
「秋王」という品種があります。

「秋王」は甘柿で初めての種がほとんどできない柿として開発されました。
(※極まれに入ることもあり)
甘柿の代表格「富有」とサクサクとした食感の「太秋」を交配。
糖度が「富有」よりも1~2度高く、
「太秋」譲りの歯切れのよい食感です。
色付きが良く、ツヤのあるきれいな橙色が見た目に美しいのも魅力です。
10月下旬から11月上旬にかけて旬をむかえ、
毎年楽しみにしているファンも急増中。
見かけたらぜひ試してみてくださいね。

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

先日、青森県十和田市の川田農園を訪問してきました。
川田農園では温泉栽培といって、
温泉水を利用して小松菜と三東菜を育てています。

最初に温泉水を使い始めたきっかけは、
連作で土壌が酸性になるのを、
アルカリ性の温泉水で中和できるかもしれない!という発想からでした。
源泉の温度が30℃程度と低く、
そのまま作物に与えても問題ないそうで、
ハウスの地下50㎝ほどの所にパイプを通して温泉水を循環させているため、
冬場でも一定の温度を保つことができます。

ハウスの中に入ってみると、
湿度のある空気と外気よりも温もりを感じます。
緑色の小松菜と黄緑色の山東菜。
その場で食べてみたその葉は柔らかく、
えぐみもなく温泉水の塩気があり、むしろ甘く感じます。
そのままサラダでモリモリ食べたくなる美味しさでした。

地元の直売所で販売しているので、
奥入瀬渓流の観光帰りにぜひ購入してほしい逸品です。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は塩みかんを使ったフルーツサラダのレシピをご紹介します。

「ブドウとチーズのサラダ 塩みかん風味」

【材料】(2人分)
お好みのブドウ(ミックスしてもOK) 10粒程度
ミニトマト 5個
モッツァレラチーズ 100g
パセリ 少々
塩みかん(青みかん) 小さじ1
ショウガ(すりおろし) 少々
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
1.ブドウとミニトマトを半分に切る。
2.モッツァレラチーズも1と同じ大きさになるくらいに切る。
3.パセリはみじん切りにする。
4.ボウルに塩みかん(青みかん)とショウガ(すりおろし)と
オリーブオイルを入れて混ぜ合わせ、1~3の材料を加えて軽く和える。

すっきりとした風味のショウガと塩みかん(青みかん)の相性が良く、
フルーツがデザートではなく、一味違ったサラダに。
生ハムを加えてさらに食べ応えを出したり、
バジルなどのハーブで風味を足したりするのもおすすめ。
よければ試してみてくださいね。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

秋は様々な果物が旬を迎えますが、スターフルーツもそのひとつ。
秋から冬にかけておいしいものが出回ります。
原産地は南インドなどの熱帯アジアと考えられていて、
日本では主に沖縄県で栽培されています。
和名は五斂子(ごれんし)といい、
カットした断面が星形に見えることからスターフルーツと名付けられました。

黄色い果肉はジューシーでほんのり甘酸っぱく、
サクサクとしていて、どこか和梨に似た食感です。
そのまま生食する他に、ピクルスにするのがおすすめです。

また、サラダの彩りやアクセントにすると味も見た目も華やかになります。
選び方のポイントはシワが無く、果皮にハリとツヤがあるもの。
持った時に重量感のあるもの。
全体的に均一に色付いているものが良品とされています。

カリウムや食物繊維を豊富に含みます。
なかなか馴染みのないフルーツですが、
旬の時期にぜひ試してみてくださいね。

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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
生姜の産地と言ったらどこを思い浮かべますか?

四国にある高知県が全体の40%以上を占める一大産地で、
中でも四万十地区が高知県の作付面積の3割以上を占める県内一の産地です。

その理由は、年間の降水量と日照量の両方が1位という四万十地区が、
高温多湿を好む生姜の生育に最適な気候であること。
更には標高230mという高南台地特有の寒暖差が、
栄養をたっぷり蓄積してしっかり肥えた生姜を育てるそうです。

6月から収穫される新生姜と品種は同じもので、
主にハウスで育てられる新生姜はすぐに出荷されますが、
四万十地区で露路栽培されている囲い生姜は、
収穫後一定の湿度と温度が保たれた予冷庫で保管され、
翌年1年かけて計画的に出荷されていきます。
売り場を覗けばいつでも生姜を購入できるのはそのためです。

朝晩寒くなってきたので、加熱生姜をたっぷり食べて、
体を温めながら冬本番を迎えたいですね。

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

2024年もそろそろみかんシーズンに突入します。
極早生みかんと呼ばれる9月~10月に出回るみかんは、
キリっとした酸味の中に甘味を感じる果汁たっぷりの秋みかん。
青みの残る外皮は薄く、内側の皮(じょうのう膜)もとても薄いので
口当たりが良く、食べても気になりません。
冬場に食べる甘いみかんももちろんおいしいですが、
この時期にしか食べられない極早生みかんは
カンキツ好きにはたまらない魅力があります。

あまり日持ちはしないので、
新鮮なうちに食べきってしまいましょう。
酸味を活かしてサラダにしたり、ドレッシングにしたり、
リンゴやナシなど旬の果物と合わせてミックスジュースにするのもおすすめ。

そして、この極早生みかんを皮切りに、
早生・中生・晩生の温州みかんや様々なカンキツ類が続々と登場します。
それぞれの品種の旬は意外と短くあっという間です。
カンキツシーズン2024も存分に楽しみましょう!

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

東西に長い日本列島で、
ラストに収穫シーズンを迎える北海道札幌市東区で、
先月中旬から札幌黄という品種の玉ネギの出荷がスタートしました。
明治初期にアメリカから導入された品種を旧札幌村で栽培。
その後札幌の気候風土に合うように改良を重ね、
F1品種が主流の今でも、札幌の地で育て続けられています。

その量は同地で栽培される作付面積の僅か3パーセント程という希少さ。
なぜなら、F1品種に比べて育てるのが難しく、
傷むも早いため流通に向かず、
東京や大阪などの市場に出回ることがほぼないため、
育てる生産者も少ないそうです。

ただ、プロの料理人にファンが多く、
特に加熱した時の香りの立ちかたや旨みは格別で、
スープにするとまるでブイヨンを入れたような奥深い味わいになります。
ネット通販で送ってくれる農家さんもあるようなので、
気になる方はお取り寄せしてご自分の舌で体感してくださいね。

category : 野菜・果物のお話comments : (0)

こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
10月9日は「じゅ(10)く(9)すい」にかけて熟睡の日に制定されています。
睡眠の質が健康において重要なことを知ってもらうための日なのですが、
みなさんは睡眠の質を上げるために取り組んでいることはありますか?

人間の身体の機能として、
眠気は体温が1度程度低下したタイミングで促されます。
そのため入眠前に温かい飲み物を飲んで身体を温め、
その後、体温が下がるタイミングで
スムーズに眠りに入ることができると考えられます。

そこでおすすめの飲み物が、
定番のホットミルクや生姜湯、ハーブティーなどのノンカフェインのドリンクです。
なかでも私のお気に入りはグリーンルイボスティーという
従来のルイボスティーよりも栄養価が高く、
さっぱりとしていて後味の良い、緑茶に似た風味のお茶です。
そのグリーンルイボスにミカンやリンゴなどのドライフルーツを入れて楽しむのもおすすめです。
よければ試してみてくださいね。

category : 日常生活comments : (0)

みかんでもっと笑顔になる「栗の季節」

野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.570

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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。

秋の味覚といえば「栗」をあげる人も多いのではないでしょうか?
9月から10月にかけて旬を迎える栗。
木になる実なので、野菜ではなく果物に分類されます。

そして、実は私たちが食べている部分は種なのですが、ご存じでしたか?
栗のイガが他の果物で皮にあたり、
一般的に栗の皮だと思われている鬼皮が他の果物の果肉にあたる部分。
渋皮とその中身が種なのです。
カリウム、葉酸、ビタミンC、食物繊維を多く含み、渋皮にはポリフェノールの一種、タンニンが豊富に含まれます。

大きめで皮に光沢のある「筑波」や
形が平らで粒が大きい「銀寄(丹波栗)」、
皮がむきやすい「ぽろたん」や実の色が鮮やかな「丹沢」など様々な品種があります。

栗ご飯や焼き栗など、おいしい食べ方は色々ありますが、
リゾットやクリーム煮など洋風アレンジもおすすめ。
乳製品によく合います。

ぜひ試してみてくださいね。

category : 野菜・果物のレシピcomments : (0)

こんにちは!野菜ソムリエの知久です。

秋の味覚のひとつ、りんごが出始めてきましたね。
そのままはもちろん、ジャムや焼きりんごなどを作るのも楽しいですよね。

最近、「りんごバターのパンに塗る以外の使い方を考えて欲しい」というお題を頂戴し、色々と試してみました。
実際に作ってみて、おいしかったものを2つほどご紹介したいと思います。

まずは漬け込み編です。
食べやすい大きさにカットした鶏モモ肉に、
バルサミコ酢とりんごバターをよくもみ込んで30分ほど寝かせた後、
プライパンでこんがり焼き上げます。お店で出てくるような、
コクのある照り焼きチキンになります!
バルサミコ酢がない時は、醤油でもOKですよ。

お次はちょい足し編。
ベーコンときのこの炊き込みご飯の炊き上がったところに、
りんごバターと粗挽き黒胡椒を混ぜ込みます。
ベーコンは先にフライパンでこんがり焼いておくのがポイントです。
とてもおいしいのでぜひお試しくださいね。