みかんでもっと笑顔になる 「旬の桃」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.459
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏真っ盛りの今、旬の果物と言えば桃ですね。現在、私たちが食べている桃は欧米や中国から入ってきた品種を日本の気候に合うように改良したもので、大きく分けて白桃系と黄桃系に分けられます。主に果肉が白いものが白桃系、果肉が黄色いものが黄桃系で、表面に毛が無く皮ごと食べられるネクタリンや平べったく円盤状になる蟠桃など、変わり種の桃もあります。さらには白桃系の中でも産地によってずいぶん特徴が違います。岡山県の白桃は外皮が白く、果肉はやわらかめで甘みが強くジューシー。一方、山梨県や福島県の白桃は外皮がいわゆる桃色で、果肉はかためでしっかりした食感と濃い甘みのものが多いです。また、品種が多く、100種類以上あると言われていますが、ひとつひとつの品種の旬は約1週間と大変短い果物です。どれもそれぞれによさがあり、甲乙つけがたいので、ぜひ色々と食べ比べてお好みを探してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる「グアバ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.436
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
久しぶりに行動制限のないお盆ということで、帰省や旅行で遠出されている方も多いのではないでしょうか?旅先に行くと必ず立ち寄りたくなるのが道の駅。その土地らしい、伝統野菜や希少な果物に出会える場所でもあります。沖縄に行かれている方は、ちょうどシーズンなのでグアバを探してください。果肉が白や淡いピンク、ピンク色が濃いものもあります。同じ品種でも、樹ごとに味の個体差が激しい果実でもあり、沖縄に行くと、「この樹は不味いが、あっちの樹は美味しいさぁ」という会話を耳にすることがあります。庭木に植えている家もあります。未熟なうちは外皮の緑色が濃く、非常に硬いですが、食べ頃になると、果肉が柔らかくなってきます。完熟になると淡い黄緑色になり、樹から落ちてしまいます。完熟を収穫して食べる味わいもまた格別です。機会があれば現地の方と仲良くなって、美味しい樹を見つけてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「真夏の果物と言えば…」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.458
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
まどか、おどろき、ゆうぞら、あぶくま、暁星、紅錦香、…これらはすべて同じ果物の品種名なのですが、何の果物でしょう?…そうです、今まさに旬をむかえている桃です。桃は本当にたくさんの品種がありますが、なかでも人気の品種のひとつに「あかつき」があります。白桃と白鳳の掛け合わせで誕生した食味の良いブランド品種。8月上旬から下旬に出回ります。最大の魅力は甘くてジューシーなのに、緻密で崩れにくい果肉です。平均12度を超える高い糖度を誇り、完熟してもしっかりとしたかための肉質なので食べ応えがあります。「桃を食べている」感がほかのどの桃より強く感じられる品種。しかも見た目も素晴らしく、外皮は濃い桃色に発色してお尻に向かうにつれて黄みがかった白にグラデーションしていきます。基本的には色が濃ければ濃いほど日光に当たって甘く熟している証。よければ参考にしておいしい桃を選んでくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「ピノガール」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.457
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏の果物と言えば、スイカ。年々、ひと玉で買うことが少なくなり、縮小傾向にあったスイカ市場に革命をもたらす!?かもしれない画期的な品種、こだまスイカ「ピノガール」をご紹介します。
このピノガール、まず特筆すべきは種が小さく(従来の1/4)やわらかいので、種ごと食べられるという点です。スイカは種が面倒で敬遠する方が多いので、これまでの品種改良では種無しスイカの開発に力を入れる傾向にありました。しかし、ここにきて驚くべき発想の転換で、種ごと食べても気にならない品種の開発に成功。しかも甘くて抜群のシャリ感、皮も薄く、スイカに求めるすべてが詰まったような夢の品種です。実際食べると、甘くてとってもおいしい上に、真っ黒の種もふわっとしていてやわらかく、いつものスイカの白い種に近い食感で、種を気にせずバクバク食べられました。最近よく出回っているので多くの方にぜひ体感してみてほしいです。
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みかんでもっと笑顔になる 「桃とフェンネルのスムージー塩みかんのアクセント」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.456
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
厳しい暑さの中、みなさまいかがお過ごしですか?今回は熱中症対策にも免疫力アップにもつなげたい、とっておきのスムージーレシピをご紹介します。
「桃とフェンネルのスムージー 塩みかんのアクセント」
【材料】(2人分)
桃 1個
河内晩柑 1個
りんご 1/2個
フェンネルの葉 2~3g
〇塩みかんマリネの素 少々
【作り方】
1.桃と河内晩柑は皮をむき、ひと口大に切る。りんごは皮付きのまま芯を取り除いてひと口大に切る。
2.〇以外の材料をすべて入れてミキサーにかける。
3.2をグラスに注ぎ、塩みかんマリネの素とフェンネルの葉を飾る。
甘くてさわやかな香りのフェンネルが桃の甘さを引き立てる一杯。さっぱりと上品な酸味の河内晩柑が全体をキュッとまとめてくれます。アクセントに使った塩みかんマリネの素はフルーツとの相性抜群。暑さ対策にちょうどいい塩味をプラスしてくれます。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「世界一美味しい!?パキスタンマンゴー」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.435
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
マンゴーが美味しい季節になってきました。個人的には沖縄県産の皮が赤いアーウィン種と、8月中旬頃から出始める大玉で皮が緑色のキーツ種が好きなのですが、先日行ったマルシェで「世界一美味しいマンゴー」というポップと共に売られているマンゴーがありました。それはパキスタンマンゴー。英国王室の献上品にもなっているため、別名をロイヤルマンゴーと言うそうです。そんなに美味しいのだろうか?これは是非試してみなくては!とテントに近づきました。皮が黄緑色のものからレモン色のものまであります。皮にシワがよって食べごろのものを購入。しっかり冷やしてからカットしてみると、果肉はオレンジに近い橙色。種は少し大きめで扁形方。早速食べてみると、ドリアンとマンゴーを足した様な香りと、舌にまとわりつくような濃厚な甘さ。ちょっと驚く味わいでした。マンゴー好きな方、ぜひ1度お試しください!
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みかんでもっと笑顔になる 「夏休みのお昼ごはん」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.455
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
そろそろ一般的には夏休みでしょうか?私の夏休みの定番昼ご飯を思い出してみると、そうめんやチャーハンが多かったのですが、今思えば野菜が足りていなかった…と。やはり意識して取り入れるようにしないとつい摂取量が減りがちなのが野菜や果物ですよね。
今回は簡単かつたっぷり野菜が摂れる、お昼ご飯におすすめのメニューを提案します。
「炊飯器で野菜ピラフ」
【材料】(3~4人分)
米 2合
鶏むね肉 200g
ニンジン 1本
タマネギ 1個
ズッキーニ 1本
トマト 2個
コンソメ顆粒 大さじ1
バター 10g
【作り方】
1.野菜と肉はダイス状に切る。
2.洗って浸水した米に目盛り分の水を入れてコンソメ顆粒、バター、1の材料を加え炊飯する。
3.塩コショウ(分量外)で味を調える。
お好みでトウモロコシや枝豆、キノコ類を加えるとさらにボリュームアップ!たっぷり野菜を食べられる簡単ピラフの完成です。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「サマーエンジェル」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.434
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
スモモが美味しい季節になりましたね。酸味が苦手といって嫌煙される方もいますが、年配層を中心に“スモモの酸っぱさ”に根強い人気があるようで、青果売り場で販促デモをしていると、「昔食べた、背筋がピンとなるくらい酸っぱいのが食べたい」とリクエストされる方が必ずいらっしゃいます。とはいえ一般的には酸味の強いものよりは、甘みの強いものが好まれる傾向にあるようです。そんな中で登場したのがサマーエンジェルという品種です。スモモの生産量日本一の山梨県が、今までのスモモのイメージとは違う、酸味だけでなく甘みもある品種として平成17年に送りだしたものです。程良い酸味と、高い糖度、ジューシーで香り高い味わいが特徴です。皮を剥いてしまうと殆ど酸味を感じません。甘酸っぱい方がお好みの方は、皮に酸味があるので皮ごと召し上がってみてください。来週はスモモのレシピをご紹介します。
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みかんでもっと笑顔になる 「河内晩柑で国産柑橘納め」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.454
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
基本的に冬が旬の国産柑橘。夏に食べることができるものは本当に限られてきますが、7月に入るとそろそろ最終ランナー「河内晩柑」くらいでしょうか。この河内晩柑の旬は春から始まり、時間の経過とともに酸味や甘み、食感の変化が楽しめます。出始めのころはさわやかな酸味が立ち、果汁たっぷりのジューシー感が魅力。徐々に酸味がやわらぎ、プチプチとした食感が際立ってきます。この変化を楽しむのも面白い果物のひとつです。特に暑い時期に冷やして食べる河内晩柑のおいしさといったら!さっぱりとした上品な甘みが食欲の落ち気味な胃腸を刺激してくれます。よく和製グレープフルーツと言われますが、苦みはなく、お子様でも食べやすい柑橘です。私は今年もこの河内晩柑で今季の柑橘シーズンを納めました。次は10月の極早生温州みかんを楽しみにしつつ、様々な夏・秋フルーツを楽しみたいと思います。
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「国産カカオポッド」果物がもっと好きになる
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.433
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
梅雨も明けて、すっかり夏らしい陽気が続いていますね!そんな蒸し暑い地域でしか育たないのが、チョコレートの原料となる「カカオ」です。カカオの生育地域を「カカオベルト」と言い、赤道の南北20度の限られた地域でしか育ちません。乾燥に弱いカカオの木は、湿気があり降雨量の多い地域を好みます。繊細で病害虫にも弱く、育てるのが非常に難しい植物なのだそうです。そんなカカオの栽培に7年前からチャレンジしている人が宮古島にいると聞いて会いに行って来ました。沖縄は亜熱帯気候ではありますが、カカオベルトからは外れた地域に位置するため、失敗を繰り返しながら、ようやくカカオポッドの収穫に成功。先月には発酵・乾燥・焙煎の工程を経て、カカオニブを作ることに成功したそうです。量産が軌道に乗るには数年かかるそうですが、宮古島の特産品になる日を楽しみに、首を長くして待ちたいと思います。
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