野菜がもっと好きになる 「10㎝のズッキーニ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.428
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週に引き続き、視察ツアーで購入した珍しい野菜をご紹介して参りたいと思います。今日ご紹介するのは、10㎝のズッキーニ・ゼファーです。よく見慣れている深緑色のズッキーニは直径4㎝、長さは20㎝以上あると思います。ゼファーも、収穫せずに畑に置いておけば大きく生長するのですが、ゼファーはこのサイズで収穫するのが、食感・食味の両方でベストなのだとか。全体は鮮やかな黄色で、尖った先端と頭頂部だけ黄緑色をしています。猫のしっぽのような形状も魅力のひとつです。このサイズだとカットせずに使えるので、天ぷら専門店などプロの料理人に人気があるそうです。さっそく天ぷらにしたところ、通常サイズのズッキーニに比べてしっかりとした歯応えがあり、ナッツのような香りがして美味しかったです。来週は、このゼファーズッキーニと塩みかんを使ったレシピをご紹介したいと思います。お楽しみに!
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みかんでもっと笑顔になる 「トマトとナガイモの塩みかんマリネ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.447
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
だんだんと気温が上がり、さっぱりとしたものを欲する日が増えました。今回はそんな日にぴったりの塩みかんマリネの素を使ったさっぱりレシピをご紹介します。
「トマトとナガイモの塩みかんマリネ」
【材料】(2人分)
ミニトマト 4個
ナガイモ 70g
青シソ 3枚
〇塩みかんマリネの素 小さじ1
〇酢 小さじ1
〇しょうゆ 少々
【作り方】
1.ミニトマトは1/4に、ナガイモは1㎝角に、青シソは千切りにする。
2.1をボウルに入れて〇の調味料を加えて混ぜる。
青シソと塩みかんがさわやかに香る、切って混ぜるだけの簡単マリネ。しょうゆはお好みで量を調節してください。よく混ぜるとミニトマトのゼリーとナガイモのとろみが絡み合って一体感が増します。シャクシャキした食感も涼しげで暑い日にぴったり。豚しゃぶやリーフサラダ、冷やし中華やそうめんなどに乗せて食べるのもおすすめです。よければ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「佐土原なす」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.427
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日、量販店の視察ツアーに参加してきました。それぞれの青果コーナーで、気になって購入したものをいくつかご紹介したいと思います。今回は「佐土原なす」です。宮崎県の伝統野菜で、江戸時代から宮崎県の佐土原町を中心に栽培されてきました。その滑らかな口当たりと甘さで地元民に愛されてきましたが、病気に弱く栽培が難しいこと。色や形が不揃いであることなどから、栽培する農家が徐々に減っていき、戦後は誰も作らなくなった「幻のなす」でした。2000年、県の保管用種から発芽に成功し、2005年には佐土原なす研究会が発足し、研究会の努力の甲斐があり今では少しずつ生産量も増え、見事復活を遂げたという、ドラマチックな歴史を持ちます。一般的ななすの4倍くらい大きい長茄子で、瑞々しく、上品な香りとトロとした食感がたまりません。オススメは焼きなすにバター醤油らしいので、見かけたらぜひお試しを!
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みかんでもっと笑顔になる 「ケールチップス」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.446
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
前回に引き続き、イタリア野菜のお話です。今回は「ケール」について。ケールと聞くとあの青汁の材料の…、苦くてかたい…、といったイメージを持っている方も多いかもしれません。しかし最近では生でもおいしいサラダケールが主流になってきました。栄養価が高く、食べやすくなったケールをさらにおいしく、たくさん食べられるおすすめレシピが「ケールチップス」です。
【材料】(2人分)
ケール(カーリータイプ) 3~4枚
オリーブオイル 大さじ2
塩 少々
黒胡椒 少々
【作り方】
1.ケールをひと口大にちぎってボウルに入れる。
2.オリーブオイルを回しかけ、全体にからませる。
3.2を耐熱皿に重ならないように並べ、レンジ600Wで4分程度加熱する。
4,好みの塩加減で塩をふり、黒胡椒を挽く。
電子レンジで簡単にパリパリサクサクのケールチップスが完成。オリーブオイルをごま油に変えると韓国のり風に。ぜひ試してみてください。
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野菜がもっと好きになる「塩みかん香る行者にんにくのミルフィーユ豚かつ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.426
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週は、春を告げる山菜「行者にんにく」のご紹介をしましたが、今週は、行者にんにくと塩みかんを使ったレシピをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・行者にんにく‥30g
・豚ロース薄切り‥8枚
・溶き卵‥1個分
・小麦粉‥適量
・パン粉‥適量
・塩コショウ‥適量
・揚げ油‥適量
・塩みかん(青)‥小さじ1
・すし酢‥大さじ2
【作り方】
①行者にんにくの茎はみじん切りにし、葉は縦半分にする。
②豚ロースに軽く塩コショウを振り、①の葉を重ねてお団子状に丸める。
③小麦粉→溶き卵→パン粉の順で衣をつけ、170度の油で揚げる。
④塩みかんとすし酢・①の茎を混ぜ合わせたタレをつけていただく。
行者にんにくは、にんにくと同じアリシンが含まれているので、ビタミンB1を含む豚肉と一緒に摂ると疲労回復効果が期待できます。塩みかんで香りもマイルドになるますよ。見かけたら、ぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「カーボロネロ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.445
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
最近、イタリア野菜とご縁をいただくことが多く、目下勉強中です。今回はカーボロネロをご紹介します。カーボロネロはイタリアのトスカーナ地方原産の野菜で、日本では黒キャベツとも呼ばれています。深く濃い緑色で細長く縮れた葉を持つ野菜です。キャベツよりも栄養価が高く、βカロテン、ビタミンE、ビタミンC、カリウム、カルシウムなどを多く含みます。加熱してもしっかりとした食感が残るので、煮込み料理にぴったり。ロールキャベツのようにお肉を巻いて煮込むほか、ミネストローネやポトフにするのもおすすめです。縮れた葉脈にスープが染み込んでぐっとおいしくなります。トスカーナの家庭料理リボリータ(白いんげん豆の煮込み)にも欠かせない食材です。旬は冬から春にかけてなので、そろそろ終わりですが、少しずつ生産量も増えてレストランなどでも見かけるようになってきたので見つけたらぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「行者にんにく」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.425
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
春を告げる山菜として知られる「行者にんにく」。名前の通り「にんにく」のような香りがする山菜ですが、天然ものは乱獲によって数が減少していることから「幻の山菜」とも言われています。名前の由来は諸説ありますが、山にこもって修験する「行者」がエネルギー補給をすることから来たと言われています。血液をサラサラにし、糖尿病や高血圧・動脈硬化の予防に効果が期待できるアリシンが普通のにんにくの約4倍も含まれているので、疲労回復や滋養強壮、血行促進が期待できる山菜です。東北から北海道が主な自生地ですが、近畿地方まで広い地域に分布しており湿った沢筋などに多く自生しています。毒のあるイヌサフランなどに形状が似ているので注意が必要。旬は4月下旬から5月下旬までと短く、地域の産直売り場で見かけることが出来ます。来週はそんな行者にんにくを使ったレシピをご紹介します。お楽しみに!
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みかんでもっと笑顔になる 「スイスチャード」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.444
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回はカラフルな色味と高い栄養価が魅力の「スイスチャード」をご紹介します。
スイスチャードはホウレンソウやビーツと同じアカザ科の野菜で、和名は「不断草」。季節に関係なく絶えず育つことから名付けられました。一番の特徴は黄色や赤、オレンジといった茎の発色の鮮やかさ。ポリフェノールの一種でベタレインという色素成分によるものです。栄養価が高く、βカロテンやビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄など多くのビタミン・ミネラルを豊富に含みます。
お味はホウレンソウに似ていますが、えぐみやくせが少なく食べやすいので、やわらかいものは生でも食べられます。シャキシャキした食感と鮮やかな見た目を活かしてサラダやバーニャカウダなどがおすすめ。また、鮮やかな色味は加熱すると退色してしまいますので、短時間でサッと茹でたり、炒めたり。シンプルにオリーブオイルと塩だけでもおいしいですよ。
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野菜がもっと好きになる 「緑色のミニトマト」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.424
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日、マルシェで美味しいミニトマトに出会いました。サングリーンという名前の黄緑色に輝くミニトマトです。未熟なミニトマトも最初は緑色をしていますが、このサングリーンは熟しても緑色のままです。実際に食べてみると、想像以上に甘いことにまず驚きます。そして緑色らしい爽やかな香り。ちょうど今の時期のような、清々しい5月の新緑を想像させる清々しい香りが特徴的でした。包丁やまな板などの調理器具がいらず手軽に食べられることから、普段あまり料理をしないという男性陣にも人気が高いミニトマト。赤やイエロー、オレンジの他に茶色や黒に近いブルーなど、様々な色合いがあります。緑色のミニトマトだけでも、マスカットのようにスッキリとした味わいの「カプリエメラルド」や甘みと酸味のバランスが良い「みどりちゃん」など品種があるから驚きです。ぜひ自分好みのミニトマトを探してくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「アスパラガスソテー塩みかんオランデーズソース」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.443
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は旬のアスパラガスを主役で楽しめる塩みかんレシピをご紹介します。
「アスパラガスのソテー塩みかんオランデーズソース」
【材料】(2人分)
アスパラガス 3~4本
卵黄 1個分
バター 20g
塩みかん(完熟) 小さじ1/3
レモン汁 少々
はちみつ 少々
【作り方】
1.アスパラガスは根元5㎝ほどピーラーで皮をむき、1分弱茹でる。
2.バターをレンジ加熱して溶かし、塩みかん、レモン汁、はちみつを加えてよく混ぜる。
3.卵黄に2を少しずつ加えてよく混ぜる。
4.3を500wのレンジに20秒ほどかける。(様子を見つつ、もったりする程度加熱)
5.1のアスパラガスをフライパンで少し焦げ目がつくまで焼いて、4をかける。
レンジで作る簡単オランデーズソース。アクセントの塩みかん(完熟)は卵やバターとの相性も抜群です。アスパラガスの甘みや旨みにぴったりのコクがあるソースになりますので、よければ試してみてくださいね。
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