野菜がもっと好きになる 「塩みかんと山葵のツナサラダ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.381
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
今年は、例年よりも梅雨入りが早いそうです。関東も、湿気の多い雨模様が続いています。そんな時は、塩みかんの爽やかな香りと、山葵の辛みを利かせたサラダはいかがでしょうか?
【材料】(2人分)
・きゅうり‥1本
・ツナ缶‥1缶
・塩みかん(青)‥小さじ1/2
・山葵‥小さじ1/2
・米酢‥大さじ1
【作り方】
①きゅうりは千切りにし、ツナ缶は軽く油をしぼる。
②米酢に塩みかんと山葵を入れ、溶かし合わせる。
③ボウルに①と②を入れてよく混ぜ合わせ、冷蔵庫で30分ほど寝かせる。お好みで刻み海苔をトッピングしてお召し上がりください。
ツナ缶の代わりに、茹でた鶏のささみを入れても美味しいです。パンにはさんでサンドイッチにしたり、冷やしうどんや蕎麦にたっぷりのせて食べても美味しいですよ。青みかんと山葵の清々しい香りが、梅雨どきの鬱陶しさを吹き飛ばしてくれます。よかったらお試しくださいね!
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みかんでもっと笑顔になる 「切り干し大根とトマトの塩みかんマリネ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.394
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
気温が上がり、暑い日が増えてくると、さっぱりしたものが食べたくなりますね。今回は塩みかんを使ったさわやかなマリネをご紹介します。
「切り干し大根とトマトの塩みかんマリネ」
【材料】(2人分)
切り干し大根 20g
フルーツトマト 1個
バジル 2~3枚
〇塩みかん(完熟) 小さじ1/2
〇ワインビネガー 大さじ1
〇オリーブオイル 大さじ1
〇はちみつ 小さじ1/2
【作り方】
1. 切り干し大根を15分ほど水に浸けて戻し、水気をしっかり絞っておく。
2. フルーツトマトを8等分のくし切りにする。
3. ○の調味料をあわせてマリネ液を作る。
4. バジルの葉をちぎり、全ての材料を混ぜあわせて馴染ませる。
和の食材として使われがちな切り干し大根を洋風アレンジ。トマトや調味料の旨みを吸ってくれる上に、食感のアクセントにもなります。そして、トマトと合わせるのは香りと味の馴染みが良いオレンジの塩みかん(完熟)がおすすめ。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる「緑野菜の香り蒸し」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.380
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
連日初夏のような気温が続いていますが、いかがお過ごしでしょうか?暑い日が続くと食が細くなってしまう方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな時は、鰹節や青ネギなど、自分が好きな「香り」の強い食材をプラスしてみてください。「塩みかん」もそんな時に一役買ってくれますよ。今日は塩みかんを使った「緑野菜の香り蒸し」をご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・ブロッコリー‥1/2個
・スナップえんどう‥8本
・塩みかん(青)‥小さじ1/2
・ごま油‥小さじ1
・水‥200ml
【作り方】
①ブロッコリーを小房に分け、スナップえんどうの筋をとる。
②フライパンに①とその他の材料を全て入れて、よく混ぜ合わせる。
③蓋をして中火で3分ほど蒸し焼きにする。
青みかんとごま油の香りが食欲をそそる一品です。暑い日こそ、しっかり食べて元気に乗り切りましょう!よかったらお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「新たまねぎで万能調味料作り」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.393
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
春は新じゃが、新ごぼうと新の付く野菜が多く出回ります。新たまねぎもそのひとつ。暑さに弱いたまねぎは夏前にピークを迎え、今まさに旬の食材です。今回はみずみずしく辛みの少ない新たまねぎをおいしく食べる方法をご紹介します。
「新たまねぎのピクルス」
【材料】(2人分)
新たまねぎ 1個
酢 100ml
しょうゆ 大さじ2
【作り方】
1. 新たまねぎは繊維の方向に薄切りにする。
2. 1を耐熱容器に入れてレンジで1~2分加熱する。
3. 2が熱いうちに酢としょうゆを加えて混ぜる。
お好みで砂糖を入れて、甘めに仕上げるのもおすすめです。焼いたお肉やお魚のソース代わりに使うのはもちろん、きのこのマリネに加えたり、小松菜のおひたしに混ぜたりと使い方は無限大。まさに万能調味料です。おいしい上に、たまねぎに含まれるケルセチンという成分には抗酸化作用があるので、血液サラサラ効果も期待できます。試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「こどもの日に野菜ピザはいかが?」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.392
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もお出かけが難しいゴールデンウィーク。こどもの日はお子様と一緒に何か楽しいことを!と計画されている方も多いのではないでしょうか?そんなときのワンアイディアとして一緒にお料理はいかがでしょう。野菜嫌いのお子様も自分で作ってみると意外とパクパク食べてくれることが多いので、野菜たっぷりのピザなどおすすめです。ちょっと贅沢に旬のフルーツトマトを使って旨みの濃いトマトソースから手作り。コトコトとトマトを煮こむ工程は親子でも楽しみやすいと思います。ぜひ調理前のフレッシュなトマトと煮崩れて甘くなったトマトを食べ比べてみてくださいね。味の違いにビックリしてくれるかもしれません。トッピングはパプリカやズッキーニでカラフルに。型抜きをしたり、飾り切りをしたりすると飾り付けも楽しめます。野菜たっぷりの健康的な食事と楽しい食卓で心も体も健やかに、この厳しい状況を乗り切りましょう。
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みかんでもっと笑顔になる 「弓削瓢柑(ゆげひょうかん)」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.391
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
先日、希少柑橘「弓削瓢柑(ゆげひょうかん)」をいただきました。聞きなれない珍しい柑橘ですが、ヒョウタンのような、カリンのような細長い楕円形で、レモンイエローの果皮を持ちます。日本への来歴は、昭和初期に台湾から持ち込まれたと言われていて、文旦(ザボン)の仲間に属します。気になるお味はというと、さっぱりとしたさわやかな甘みと控えめな酸味。見た目は酸っぱそうですが、いい意味で予想を大きく裏切られました。例えるなら河内晩柑に似た、品のあるお味です。少し気温の上がってきた4月にぴったりのフルーツと言えます。そして何より魅力的なのがその香りです。皮をむく前から置いておくだけで香るさわやかな柑橘香はまるで天然のディフューザー。近くを通るたびに香り立ち、癒されます。切るとその香りがより強く感じられ、食べる前から幸せな気持ちに。見つけたらぜひ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「フルーツトマトは春が旬」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.390
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
みなさん、春のお野菜たのしんでいますか?タケノコや山菜、アスパラガスなど春野菜はたくさんありますが、フルーツトマトもまさに今が旬。食べごろです。実はフルーツトマトというのは品種名ではなく、糖度の高いトマトの総称で、ミニトマトも糖度が高いものはフルーツトマトのカテゴリーに入ります。一般的なトマトは糖度が4~5度ですが、その名の通り、フルーツトマトは果物並みに甘く、10度を超えることも。最近では色とりどりでカラフルなものも増えました。年中出回っているトマトですが、特に寒暖差が激しい春先のフルーツトマトは糖度が高く、おいしいものが多いので、ぜひこの時期に召し上がってくださいね。目利きのポイントはハリがあってツヤツヤしているもの。そして、お尻から伸びている放射状の線=スターマーク。これが長く、色が濃いと味が濃くておいしいものが多いです。参考にしてみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「鶏ときのこの塩みかんソテー」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.389
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は塩みかんを使った、がっつりおかずレシピをご紹介します。
「鶏ときのこの塩みかんソテー」
【材料】(2人分)
鶏もも肉 200g
まいたけ 1パック
しめじ 1パック
塩みかん(完熟) 小さじ1
酒 大さじ1
バルサミコ酢 大さじ1
はちみつ 小さじ1
塩・胡椒 適量
刻みパセリ(飾り用) 適量
【作り方】
1. 鶏肉に塩をふり、水気を取ってフライパンで皮目から焼く。
2. 皮目に焼き色が付いたらひっくり返してほぐしたきのこ類を加え、酒を回し入れる。
3. 水分が飛んだら蓋をして蒸し焼きにし、鶏肉に完全に火が通るまで加熱する。
4. 弱火にして塩みかん、バルサミコ酢、はちみつを加え、よく混ぜる。
5. 皿に盛って黒胡椒とパセリを飾る。
塩みかん(完熟)はバルサミコ酢・はちみつとの相性がいいので、よくドレッシングとして使っていますが、今回はごはんのおかずになる肉レシピに応用。きのこや鶏との相性も抜群です。よければ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「恋みのり」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.388
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回はいちごの新品種「恋みのり」をご紹介します。
恋みのりは香りと日持ちがよく、糖度と酸度のバランスがとれた品種で、コロンとした見た目がかわいいいちごです。誕生秘話が非常に興味深く、関心を持ちました。というのも、この恋みのりはいちご農家の「働き方改革」に一役買う!と大きな期待が寄せられているのです。いちご農家に限りませんが、労働時間の長さゆえに農業の担い手が減少する昨今。いちごの粒はつぶれやすく繊細なため梱包や出荷にも特に手間がかかります。そこで農研機構はこの手間を少しでも減らせないかと省力的に生産できる品種の育成に取り組み、その結果生まれたのがこの「恋みのり」です。栽培から収穫、梱包、出荷のあらゆる面で優れ、その上食味も良いという、生産者にも私たち生活者にも嬉しいいちごなのです。果肉がかためなのでサラダに入れて食べるのもおすすめ。見つけたらぜひ食べてみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「春の味覚:タラの芽」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.387
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
春は苦みのある野菜がおいしい季節でもあります。今回は「山菜の王様」とも呼ばれるタラの芽をご紹介します。
タラの芽はウドやコシアブラと同じウコギ科の植物で木の芽の部分を山菜として食用に採ったものです。山間部では日当たりのいい場所に自生しています。枝に鋭いトゲがあり、収穫には注意が必要。身近な道具として、例えばビニール傘を使って、高さ3mほどのタラノキであれば、枝を優しく手繰り寄せて収穫することができるそうです。野生のタラの芽の旬は3月から4月で、山間部では6月頃まで採れることもあります。近年ではトゲの少ない品種がハウス栽培され、2月頃から出回るようになっています。
採れたてのタラの芽は香りが高く、マイルドな苦みが魅力。てんぷらやおひたしで食べると最高です。鮮度落ちが早く、すぐにえぐみと苦みが増してしまうので、手に入れたらなるべく早めに食べましょう。
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