みかんでもっと笑顔になる「オクラとトマトの塩みかんそうめん」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.349
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もそうめんがおいしい季節になりました。毎年、そうめんに合う調味料には塩みかんを押しているのですが今回は新しいレシピをご紹介します。
「オクラとトマトの塩みかんそうめん」
【材料】(1人分)
そうめん 1束
オクラ 3本
ミニトマト 5個
大葉 1枚
〇塩みかん(完熟) 小さじ1/2
〇酢 大さじ2
〇しょうゆ 大さじ1
〇ゴマ油 少々
【作り方】
1. そうめんは茹でて冷水にとり、水気を切る。
2. オクラはそうめんと一緒に茹でて小口切りにする。
3. ミニトマトは1/4に切り、大葉は千切りする。
4. ボウルに〇の調味料を合わせ、オクラとミニトマトを入れて和える。
5. 器にそうめんを盛り、上に4をかけて大葉をのせる。
緑と赤と白で鮮やかなぶっかけそうめん。塩みかんと大葉のさわやかさ、ゴマ油のコクで食欲を誘います。もちろんめんつゆでもいいのですが、さっぱりとした酢醤油の味付けは特に暑くて食欲が出ない日におすすめです。試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「パッションフルーツ 後編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.348
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週は、パッションフルーツの食べ頃や食べ方についてお話しましたが、今回は、栄養と食べ合わせについてお話したいと思います。鮮やかな黄色い果肉が特徴のパッションフルーツは、カロテンを多く含んでおり、同じく果肉が黄色いマンゴーの1.5倍以上のカロテンを含んでいます。βカロテンは体内でビタミンAに変換され、皮膚や粘膜の細胞を正常に保つ働きや免疫力を高める効果も期待できるので、紫外線が強い今の季節は強い味方になってくれます。また、ビタミンB6も比較的多めに含んでいます。ビタミンB6はアミノ酸の再合成を手助けする補酵素として働くので、タンパク質を摂るときは、一緒に摂りたい栄養素のひとつ。ヨーグルトを食べるときに、パッションフルーツをソース代わりに混ぜて食べるのもおススメです。赤い皮を器がわりにすると、ホテルの朝食風になって食卓も華やぎますよ。ぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「とうもろこし:甘々娘」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.348
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年もとうもろこしがおいしい季節になりました。蒸し・茹で・焼きといろんな調理法で楽しめて、おやつにもおかずにもなる旬野菜。鮮やかなイエローに元気をもらえますよね。今回はそんなとうもろこしの品種のひとつ、「甘々娘(かんかんむすめ)」をご紹介します。
甘々娘はその名の通り、甘みが強く、平均糖度は驚異の15度以上!生で食べても甘くておいしい品種です。直売所では早朝に行列ができるほどの人気だそう。粒の皮が薄く、甘みが飛び出してくるようなジューシーさ。バイカラー種といって、黄色と白の粒が3対1の割合で入り混じります。このバイカラー種は最も甘くなるとされていて、現在日本のとうもろこしの主流となっています。また、他の品種と比べて、時間の経過による糖度低下が遅いという優れた特徴があります。旬は短く、7月上旬ごろまでの出回り。ぜひ探して試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「パッションフルーツ 前編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.347
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
コロナの影響で飲食店や催事への納品がストップし、行き場を失った農産物を支援するサイトが盛り上がっていますね。私もいくつか利用させてもらった中のひとつに、沖縄県産のパッションフルーツがあります。40個以上入っていたので、友人にもプレゼントしたのですが、「どうやって食べるの?」と聞かれることが多かったのでご説明したいと思います。木成りで完熟したものが収穫・流通されるため、購入して直ぐに食べられますが、強い酸味があるので酸味が苦手な方は、常温で追熟させます。すると表面にシワが寄ってきます。更にデコボコするまで放置すると、酸味が抜けて甘みが強くなってきます。食べる直前に冷蔵庫で冷やし、包丁で半部にカットし、中の果肉をタネごと召し上がってください。初めて召し上がる方は、2個以上購入して、熟度の違いで自分好みの酸度を探ってみるのも楽しいのでお試しくださいね!
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みかんでもっと笑顔になる 「ズッキーニ:ステラ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.347
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
夏野菜が出回ってくる季節になってきました。スーパーでも最近では店頭で大きくズッキーニを取り上げているお店をよく見かけます。西洋野菜のズッキーニもずいぶん日常的な野菜として日本に根付いてきたのではないでしょうか?
そんなズッキーニの中でもちょっと珍しい「ステラ」をご存知ですか?一般的なズッキーニはつるんとした濃い緑色の肌で円柱形をしていますが、このステラは円柱でありながらぼこぼこと凹凸があり、切ると星型のような断面になります。凹凸部分は縞模様に見えて鮮やかです。形といい、色といい、とても華やかで映える野菜。薄切りにしてサラダに散らしたり、コンソメスープやラタトゥイユに入れたり、輪切りをシンプルにソテーにしたり。様々な楽しみ方ができます。また、やわらかくジューシーで花ズッキーニとしてイタリアンレストランなどでも人気があるそう。探してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「塩みかん香る簡単だし」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.346
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
梅雨らしく一日中雨の日もあれば、真夏のように日差しの強い日もあって、寒暖差で体調を崩して食欲落ちていませんか?そんな時にぴったりの、塩みかんを使った山形のだし風レシピをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・塩みかん(青)…小さじ1
・なす…1本
・きゅうり…1/2本
・もずく酢…1カップ(60g)
【作り方】
①なすをみじん切りにして、たっぷりの水に入れてアク抜きしてから水気をしっかりしぼる。
②きゅうりをみじん切りにしてボウルに入れ、①と塩みかん・もずく酢を加えてよく混ぜ合わせる。
③冷蔵庫で1時間ほど冷やして完成。
もずく酢の酸味と、塩みかんの爽やかな香りが食欲をそそります。温かいご飯や、お豆腐にかけてお召し上がりください。もずく酢は既に味つきだから調味料いらずの簡単レシピです。お酢には疲労回復効果もあります。ぜひ多めに作って冷蔵庫にストックしてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「6月に食べるデコポン」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.346
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
梅雨のじめっとした湿気に加えて、今年は早くも夏のような暑さですね。こんな時にはさわやかな柑橘を食べてリフレッシュしたいところですが、主に冬が旬の柑橘類。6月に出回る柑橘はぐっと減ってしまいます。しかし、近年様々な技術の向上により2月~3月に最旬をむかえるデコポンが6月まで楽しめるようになっています。一役買っているのが特殊な鮮度保持袋。フィルムにミクロ穴加工などを施すことによって、酸素の透過量の調整を行い、デコポンを保存するのに最適な状態を保ってくれます。袋さえ開けずに低温で置いておけば、おいしい状態で長期間保存可能。私もつい先日、この鮮度保持袋に入ったデコポンを食べましたが、ジューシーさは全く引けを取らず、素晴らしい技術だなと感動しました。他にも枝豆など様々な青果物で利用されている特殊な鮮度保持袋。パッケージに記載がありますので、探して体感してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「種ごと食べられる小玉スイカ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.345
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。真夏のような日差しに、早くも夏バテ気味の方もいらっしゃるのではないでしょうか?そんな日に食べたくなるのが冷やしたスイカ。「スイカは好きだけど、タネをとるのが面倒」という方に朗報です。なんと、タネごと食べられる小玉西瓜が誕生しました。その名も「ピノ・ガール」。タネがマイクロシードといって、非常に小さいのが特徴です。食べる際の嫌な異物感や苦みを極限なく少なくするため、育種改良されたピノ・ガールのタネは、一般的な小玉西瓜の約1/4でタネの殻の厚みも薄いため、そのまま食べることが出来ます。実際に食べてみたところ、小さい上にとっても柔らかいので、全く違和感なく食べ進められました。タネにはミネラル・ビタミン・脂肪酸とタンパク質が豊富だそうで、栄養も余すことなく摂取出来て良い事だらけですね。スイカのタネが苦手な方、みかけたら是非、この食感をご自身で体感してみてください。
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みかんでもっと笑顔になる「イタリア野菜:チーマディラーパ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.345
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
暑くなってきました。季節の変わり目は体調を崩しやすいタイミング。しかもこの情勢なので、いろいろな野菜をたっぷり食べて免疫力を上げていきましょう。
さて、先日国産のイタリア野菜を専門で作っている「かほくイタリア野菜研究会」という所からイタリア野菜の詰合せセットをお取り寄せしました。その中に「チーマディラーパ」という日本ではまだなじみのない野菜が入っていたのでご紹介します。
呪文のような名前はイタリア語で「カブのてっぺん」という意味。カブと同じアブラナ科で菜の花の一種。葉や茎・つぼみを食用とします。独特のほんのりとした苦みの中にも甘さがあり、えぐみがほとんどないので食べやすく感じました。イタリアではくたくたになるまで茹でてオリーブオイルと塩でシンプルに食べたり、パスタやスープにしたりして食べることが多いそう。β-カロテンが豊富で人気急上昇中。見つけたら試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「今年もやっぱり河内晩柑」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.344
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。今年も河内晩柑が美味しい季節になりました。
近所にある地元の道の駅にも、愛媛県から届いた河内晩柑が並んでいて、なんだか嬉しくなってしまいました。柑橘類の旬は冬場が多いのに対して、5月頃から夏にかけて出回る貴重な柑橘です。和製グレープフルーツとも呼ばれますが、酸味や苦みが少なく、甘みがあってとっても優しい味わいが魅力の柑橘です。庭そうじや買い出しなどで、ちょっと汗をかいたあとに食べると特に美味しく感じます。そのままでも勿論美味しいですが、プレーンヨーグルトとセロリと一緒にミキサーに入れて、スムージーにしても美味しいです。ちょっと変わったところで、ベーコンとケールを炒めたところに、皮をむいた河内晩柑を加えてから醤油で味を調えて、ホットサラダとして食べても美味しいですよ。「河内晩柑」をまだ食べたことがない方は、ぜひこの機会に一度召し上がってみてくださいね。
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