野菜がもっと好きになる 「空豆のグリル塩みかん風味」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.332
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
鹿児島県の指宿から立派な空豆が届きました。鹿児島といえば、生産量1位を誇る一大産地。空豆というと5月から6月が旬とされていますが、鹿児島では温暖な気候を利用して、年明け前の12月から出荷がスタートします。鹿児島県産の空豆は、大粒で甘みが強く香り高いのが特徴とされています。そんな鹿児島県産の空豆に塩みかんをプラスして1品作ってみました。
【材料】(1人分)
・空豆…1房
・塩みかん(完熟)…小さじ1/4
・マヨネーズ…大さじ1と1/2
・牛乳…大さじ1と1/2
・味噌…小さじ1/2
【作り方】
①空豆のサヤから豆を取り出し、薄皮を剥いて、サヤの上に並べる。
②その他の材料を全て混ぜ合わせ、①の上からかける。
③耐熱皿に乗せてオーブントースターで10分ほど度焼く。
サヤの内側についているワタの部分も食べられるので、スプーンで削りながら、豆と一緒に召し上がってみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔に 「晩柑でリフレッシュ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.332
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
在宅ワークや休校、自粛ムードも相まって自宅で過ごす時間が長くなった方も多いのではないでしょうか?フリーランスの私も3月は軒並み仕事やイベントがキャンセルとなり、ぽっかりと時間が出来ました。降ってわいたこの休みを有効活用するべく、旬の晩柑をたっぷり準備。デコポン、せとか、湘南ゴールド、金柑などビタミンCたっぷりで免疫力UPも狙いつつ、何より柑橘の爽やかな香りで沈みがちな気分もリフレッシュ!ナイフを入れる度に立つ香りに癒されるので、普段はなかなかできない飾り切りにも力がはいります。まずは比較的簡単な柑橘カップから。ヘタ部分を切り落とし、水平に1/2にします。上部を使い、皮と実の間にナイフを差し込み、そのままぐるりと柑橘を回してくり抜きます。その皮に切り落としたヘタ部分を入れるとカップは完成。くり抜いた実部分を5~6等分にして盛り付けます。よければ気分転換に試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「フレンチで楽しむ塩みかん」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.331
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先日、ラ・ロシェル山王で開催中の愛媛フェアに行ってきました。ジャコ天やアボカド・猪肉など様々な愛媛県産食材がたっぷり使われたコース料理の中に、「塩みかん」も登場しています。塩みかんが使われているのは魚のお皿。瀬戸内忽那七島で水揚げされた「真ごち」を無塩バターでムニエルにしたものに、ソースとして添えられています。塩みかんには、夏に間引いた小粒の青い温州みかんを使用したものと、完熟の温州みかんを使用したものとの2種類があります。今回のソースはその両方がブレンドされ、滑らかなペーストになっていました。青みかんの爽やかさと、完熟みかんの甘い香りがミックスされ、フレッシュな極早生みかんのような香りが「真ごち」の美味しさをひき立てていました。さすがフレンチのシェフ!素晴らしいアイディアですね。愛媛フェアは4月30日まで開催中です。ぜひシェフの技をご賞味ください。
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みかんでもっと笑顔になる 「腸活で免疫力アップ②」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.331
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
前回、腸活が免疫力アップの鍵!というお話をしましたが、今回は具体的に腸活を行うコツをご紹介します。
腸活におすすめの食事方法はヨーグルトや納豆などの発酵食品(補菌食材)と水溶性食物繊維やオリゴ糖などを含む腸内細菌のエサになる食品(育菌食材)を組み合わせて食べる【シンバイオティクス】が重要とされています。
例えば、発酵食品であるキムチや納豆と水溶性食物繊維を豊富に含むアボカドや長芋、オクラなどを合わせてネバトロ丼にするなど、組み合わせは多種多様に楽しめます。
ここでとっても簡単なおすすめ腸活レシピをひとつ。
【キウイ甘酒ヨーグルト】(1人分)
甘酒 50ml
プレーンヨーグルト 50g
キウイフルーツ 1個
キウイフルーツは皮を剥き、一口大に切り、全ての材料を混ぜ合わせるだけ!Wの発酵食品に甘酒のオリゴ糖、キウイフルーツの水溶性食物繊維、これできっとあなたも腸美人。ぜひ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「せとかの規格外をジェラートに」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.330
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週に引き続き、「せとか」の規格外品を使った商品開発のお話です。「酸味が強いだけで苦みやえぐみがなければ、糖分をプラスすることで、本来の味に近づけることが出来るよ」とアドバイスをくれたのは、ジェラート専門店のオーナーでした。「そういった側面でジェラートは加工方法として優位」だというオーナーに、こんにゃく玉と呼ばれる規格外品を託して試作品を作ってもらいました。仕上がりを味見したころ、まるで本物のせとかを食べているかのような、香りや味わいと甘み。その後、試作を重ねて皮のシロップ漬けがアクセントとして加わったジェラートが完成。2月27日から販売スタートとなりました。本来廃棄されてしまう果実に価値を見いだし、原材料として購入してもらうことで生産者の収入アップにも繋がります。東京の門前仲町にあるリッコジェラートさんで期間限定販売中です。ぜひ味わってみてください。
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みかんでもっと笑顔になる「腸活で免疫力アップ!①」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.330
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
最近は怖いニュースばかりでどのように対策をして良いのか、お悩みの方も多いことと思います。私は、ひとまず今できることと言えば、自身の免疫力を上げて病気にかかりにくい体を作ることかなと考え、取組んでいます。そこでおすすめしたいのが【腸活】です。腸は私たちの健康に密接にかかわっていて、「腸を制する者は健康を制す」と言っても過言ではないほど。腸や腸内細菌と仲良くなることで、様々な健康効果が期待できるのです。中でも腸と免疫機能の関係は深く、腸内には細菌やウィルスの侵入を防ぐ免疫細胞が多く存在しています。なんと免疫機能の約7割が腸にあるとも言われています。腸内環境が良い状態だと、免疫細胞のバリア機能がしっかり働いてくれるのです。
それでは腸活に効果的な食事方法とはどんなものなのでしょうか?次回、具体例を挙げながらご紹介したいと思います。お楽しみに!
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果物がもっと好きになる 「せとかのこんにゃく玉」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.329
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
柑橘の中晩柑が美味しい季節になりました。中でも「せとか」は柑橘界の大トロと呼ばれるくらい、滑らかな口溶けと芳醇な香り、濃厚な甘さが特徴の高級フルーツです。産地ではせとかの品質を保つために、外観の美しさはもちろん、糖度センサーにかけて基準値に達しないものは出荷しないといった様に、品種のブランド力を守る努力をされています。規格外としてはじかれた果実の一部は搾汁し、加工品として利用されるものもあるようですが、時として同じ「せとか」の樹から実った果実とは思えない程、酸味が強い果実が生る事があります。高知県の産地ではそれを「こんにゃく玉」と呼んでおり、私が視察した年は特に「こんにゃく玉」の発生率が高い年でした。そんな規格外品を使って何か商品開発が出来ないものか?そんなプロジェクトを担ってくれる人が現れました。このプロジェクトのお話は来週に続きます。お楽しみに!
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みかんでもっと笑顔になる 「クミン香る塩みかんキャロットラペ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.329
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
みかんを塩漬けにした「塩みかん」という調味料。代表的なレシピのひとつがシンプルなキャロットラペです。にんじんと柑橘の相性はとても良いので好評なのですが、今回はそのキャロットラペを更にひと工夫。とっておきのレシピをご紹介します。
「クミン香る塩みかんキャロットラペ」
【材料】(作りやすい量)
にんじん 中1本
塩みかん(完熟) 小さじ2
クミンシード 小さじ1/2
オリーブオイル 大さじ1
【作り方】
1. にんじんはスライサーで細切りにし、塩(分量外)を振ってしばらく置く。
2. 1のにんじんをギュッと絞って水気を切り、塩みかんを加えて和える。
3. フライパンにオリーブオイルを入れ、クミンシードを炒める。
4. 盛り付けた2に3をかける。
エスニックでさわやかなクミンの香りとフルーティーでさわやかな塩みかんがベストマッチ。どちらか単品で作るキャロットラペよりもぐんと美味しくなるのでぜひ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「南の島でいちご狩り」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.328
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
街のいたるところでいちごの期間限定メニューや、いちごスイーツのポスターが貼られているのを目にする季節になりました。ところで、いちご狩りが出来るのは、北は北海道から南はどこまでなのだろう?と考えたことはありませんか?先日、インスタグラムを何気なく眺めていたら、沖縄の宮古島でいちごの収穫体験が出来るという投稿を発見して、さっそく行ってみました。品種は、かおり野、章姫、恋みのり、いちご未来の4品種。かおり野は特に大粒で、こんなに立派ないちごが南国の地でも栽培出来るとのかと驚きました。農場主の平良さんは収穫体験の受け入れの他、地元のスーパーや島の駅にも納品しています。産地と売場が近いことが、地元産いちごの美味しさだと教えてくれました。完熟した状態で収穫し、すぐに納品するから流通に時間がかからない。もっとも美味しい状態で常にいちごを購入できるのは嬉しいですね。
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みかんでもっと笑顔になる 「にこにこベリー」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.328
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
スカイベリー、いばらキッス、いちごさんなど続々と新品種が誕生するいちご。またひとつ新たな注目株が生まれました。2020年から本格販売開始となる「にこにこベリー」です。
この宮城県が生んだ次世代スターは「もういっこ」と「とちおとめ」を親に持つ、大変バランスの良い品種。甘みと酸味どちらも感じられ、外観はもちろん、切り口も赤いのでジャムやスイーツにもぴったり。収穫期が長く、日持ちが良いところも特徴です。12年をかけて3万粒から選び抜かれたこのいちご、作る人・売る人・食べる人、みんながにこにこ笑顔になってほしいという想いから名前が付けられたそうです。宮城県のいちご産地は震災によって大きな被害を受けました。にこにこベリーは大災害を乗り越えて生まれた希望の星でもあるのです。まだまだ希少で出回り量はそれほど多くないですが、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
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