果物がもっと好きになる 「ブラジルという何の黒ブドウ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.312
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
実りの秋・食欲の秋ですね!先日、そんな秋の味覚のひとつ、ブドウを多品種栽培している生産者さんを訪ねてきました。今まで見たことも聞いたことも食べたこともないブドウばかりで、一緒に行った野菜ソムリエ仲間も大興奮。私も選びきれず、ついつい沢山買ってきてしまいました。そんな珍しいブドウのなかでも、ちょっとした逸話が面白い、そして味も色合いもステキなブドウをご紹介したいと思います。その名も「ブラジル」と言います。名前の通り、ブラジルで生まれた黒いブドウです。ヨーロッパを代表する青いブドウの「マスカット・オブ・イタリア」が南米大陸ブラジルで品種改良され、黒いマスカットとして生まれ変わったそうです。もとは緑色のブドウが大陸を渡って黒いブドウになるなんて、不思議な話ですね。次週はその「味」についてと、生産者おススメのちょっと変わった食べ方をお伝えしたいと思います。
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みかんでもっと笑顔になる 「塩みかんドレッシング(完熟)の新しい楽しみ方」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.312
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
ミヤモトオレンジガーデンさんの「塩みかんドレッシング(完熟みかん)」はノンオイルでさっぱりとしていて、私の周りの知人にもファンが多い商品です。実はこのドレッシング、サラダ以外にも使える万能調味料で、今回は野菜以外の食材と合わせる楽しみ方をご紹介します。
まずは冷ややっこや湯豆腐にかけて食べるのがおすすめです。柑橘をしっかり効かせたポン酢のような味わいなので、まろやかな豆腐との相性抜群。寒くなるこれからの時期、鍋のお供にいかがでしょうか。
そしてもうひとつ、ゆで卵との相性がとてもいい!ということを最近発見しました。ただかけるだけでも十分美味しいのですが、さらにここでひと工夫。潰したゆでたまごとポテトサラダをあわせて、そこにこのドレッシングをかけます。ポテトサラダのマヨネーズを少しだけ控えめにすると、よりドレッシングとのマッチングが際立ちます。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「大粒のアセロラ・レッドジャンボ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.311
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。風邪を引きそうなときや、ストレスを感じたときに積極的に摂りたい栄養素のひとつがビタミンCです。1日に摂るべきビタミンCの摂取量は100mg。そんなビタミンC量をたった1粒食べるだけでクリアしてしまうのが、アセロラです。先日、アセロラが特産品となっている沖縄県北部にある本部町に行ってきました。圃場に案内してもらうと、残念なことに台風の影響で実が落下してしまったのですが、試験的に栽培しているレッドジャンボという品種は幾つか残っていて、試食させてもらうことに。本部町で主に栽培されている甘味種よりもひとまわり大粒のレッドジャンボ。その大きさが圧巻の存在感で、強めの酸味がカラダ全体に染み渡ります。甘味種よりもビタミンCの含有量が多いというのも魅力的です。酸味種の方が加工にも向いているとか。良いとこ尽くしのレッドジャンボ。これから収量が増えると嬉しいですね。
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みかんでもっと笑顔になる 「世界食料デー」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.311
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
本日、10月16日は「世界食料デー」です。これは「世界の食料問題を考える日」として国連が定めた世界共通の記念日です。
近年の日本では本来食べられるのに廃棄される食品、いわゆる「食品ロス」の問題が深刻な中、世界では数字にするとなんと9人に1人が十分に食べられていないという現状があります。国際社会は、持続可能な開発目標(SDGs)の中で2030年までに「飢餓をゼロに」することを約束しています。
おそらく私たち一人一人にできることは本当に小さいことしかありません。ただ、考えなければ始まらないと思うのです。例えば、規格外の野菜や果物は廃棄されることが多いのですが、味に遜色のないことがほとんどです。多少不格好でも、傷があっても捨てずに食べる。それが習慣化されれば、無駄な生産が抑えられると思うのです。「食べる幸せ」をみんなで分かち合える世界にするために、まずは「意識する」ことから始めてみませんか。
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果物がもっと好きになる「卵より大きい生プルーン」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.310
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。鉄分補給が出来ておやつにも最適なセミドライのプルーン。
深い色合いと濃厚な味わいが魅力的ですが、果物として食べる生のプルーンもあることをご存じでしょうか?出回る時期は意外と長く、早生種が7月からスタートし、晩生は10月いっぱい。生のプルーンはみずみずしいフレッシュな甘酸っぱさが特徴です。シーズンラストを飾るのはプレジデントという品種で、サイズが鶏卵よりも大きく80g~100gもあります。新鮮なプレジデントは酸味が強く果肉も堅くてシャキシャキの食感ですが、常温で置いておくと1日~2日で軟らかくなり酸が抜けて甘さが際立ってきます。追熟の過程で変化する味わいを食べ比べるのも楽しいですね。ただひとつだけ残念なことに、通常のプラムより日持ちしないので流通には不向きだとか。産地の直売所には並ぶようなので、この秋長野や青森に観光に行かれる方は、ぜひ探してみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「極早生みかんでスムージー」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.310
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今年も残すところ3か月を切りました。毎年思いますが、本当にあっという間に日々は流れていきますね。そして10月に入ったということは、今年もいよいよ本格的なみかんシーズンの到来です。みなさん、準備は万端ですか?
シーズンはじめに出てくるのはしっかりと酸味も感じられる極早生種。みかん愛好者にファンの多い小粒でほんのり酸っぱいみかんです。まだ暑さの残るこの時期には酸味が心地よく、いくつでも食べられてしまいそう。そしてこのみかんで試してみていただきたいのがスムージーです。酸味と甘味が全体のバランスを上手くまとめてくれるので、色々な食材と合わせやすいのです。ここでおすすめのスムージーレシピをひとつ。
極早生みかん3個・りんご1個・小松菜50g・水50mlをミキサーにかけるだけ。約2人分のグリーンスムージーが完成です。小松菜のグリーンが鮮やかに出て、とっても飲みやすいのでぜひ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「みかんの香りでリフレッシュ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.309
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
極早生みかんの美味しい季節ですね!個人的に酸味のある極早生がみかんの中で1番好きなのですが、最大の魅力は皮をむいたときに弾けるように立ち上る、あの爽やかな香りではないでしょうか?柑橘類をむいた時に感じる香りには、私たちのカラダにとって嬉しい効果があると言われています。香り成分の90%から93%がリモネン。交感神経を活性化させ、眠気を覚まして頭をスッキリさせてくれる効果や、免疫力を高めてくれる効果が期待出来ます。風邪予防にみかんを食べよう!というのはよく耳にすると思いますが、実は眠気覚ましにもなるのでデスクワーク中のおやつにも最適なのです。この香りの素はどこに詰まっているかというと、皮の表面に見える小さなブツブツで油胞と言います。食べ終わった後の皮を捨てずに、出勤前の朝風呂にちぎって入れるとリフレッシュ効果絶大です!ぜひ香りも存分に楽しんでくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「シナノプッチ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.309
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
秋から冬にかけてりんごが美味しい季節ですね。少し前に極早生種の「紅ロマン」というりんごをご紹介しましたが、今回は早生種の「シナノプッチ」についてお届けします。
シナノプッチは長野県果樹試験場が育成した「シナノシリーズ」のひとつ。シナノ○○と名乗るりんごはどれも質が高いなぁと感心されられるばかりですが、このシナノプッチも例外ではありません。「つがる」に「さんさ」を交配して得た実生から選抜、育成し、平成22年に登録。品種の特性的に真っ赤に色付きやすく、見るからに鮮やかで美味しそうなりんごで、150g~200gの小ぶりで可愛いサイズが特徴です。酸味が少ないので甘みを強く感じることができ、果肉がパリッ、シャキッっとしていてとにかく歯ごたえが良い。この食感のりんご、好きな方が多いのではないかと思います。おすすめの食べ方は丸かじり!小さいので1個ペロリといけますよ。ぜひ試してみてください。
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野菜がもっと好きになる 「塩みかん香る長芋スムージー」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.308
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
食欲の秋といいますが夏バテで食欲がなかった方も、ついつい食べ過ぎてしまって逆に胃の調子が悪い…なんて方もいらっしゃるかもしれません。そんな時におススメのちょっと変わった長芋のスムージーをご紹介します。「え?長芋?」と驚くかもしれませんが長芋のとろみで喉越しの滑らかなスムージーになります。
【材料】1人分
・長芋…80g
・塩みかん(完熟)…小さじ1/2
・豆乳…130ml
・蜂蜜…大さじ1
【作り方】
皮をむいてひと口大にした長芋とその他の材料をミキサーに入れて滑らかになるまで撹拌すれば完成です。
長芋に含まれるネバネバ成分は暴飲暴食で弱った胃の粘膜を保護してくれ、消化酵素のジアスターゼはでんぷんの消化を助けてくれます。豆乳のタンパク質で手軽に栄養補給も出来ます。蜂蜜と塩みかんでちょっとしたスイーツのような味わいになりますよ。滑らかな喉越しをぜひ1度お試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「塩みかんにんじんドレッシング」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.308
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
食欲の秋、美味しいものがありすぎてつい食べ過ぎてしまいます。そんな時にいくら食べても罪悪感のないサラダは私の強い味方です。今回は野菜をもりもり食べられるおすすめのドレッシングレシピをご紹介します。
「塩みかんにんじんドレッシング」
【材料】(2人分)
にんじん(中) 1/2本
塩みかん(完熟) 小さじ1
りんご酢 小さじ2
太白胡麻油 大さじ1
【作り方】
1. にんじんはすりおろす。
2. 1をボウルに入れて塩みかんとりんご酢を加え、混ぜる。
3. 2に太白胡麻油を加えてよく混ぜる。
すりおろしにんじんを使ったドレッシングは食感も残ってそれ自体がサラダの一部に。にんじんに多く含まれるβ-カロテンは油と一緒に摂ると吸収率がアップするので今回はオイル入りのドレッシングにしました。調味料を醤油ではなく塩みかん(完熟)にすることでにんじんの美しいオレンジが活きて彩りも鮮やか。箸が進みます。良ければ試してみてくださいね。
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