果物がもっと好きになる 「沖縄県産マンゴー」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.297
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
沖縄県産のマンゴーが市場に出回る季節になりました。先日、ひと足早く沖縄県産アップルマンゴーを食べる機会に恵まれました。真っ赤に輝くアップルマンゴー。北は北海道でも栽培されるようになって一時ニュースになりましたが、生産量は沖縄県が日本一。全体の約半分を占めています。亜熱帯気候が栽培に適しており、加温せずに自然に近い状態で育ちます。また、お中元シーズンと収穫シーズンが重なるので贈答用としても重宝されるようです。先日は沖縄本島の2大産地のアップルマンゴーを食べ比べました。地図で見るとどちらも南部に位置する近場の産地。しかも同じ品種のアーウィン。とはいえ、みかんでも生産者が異なると味に差が出るように、マンゴーも味わいが微妙に違い好みも人によって分かれました。この夏、もし沖縄に行く機会がありましたら、道の駅をはしごして自分好みのマンゴーを見つけてみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「べか菜をご存知?」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.297
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
ぐずついたお天気が続き、青空が恋しい今日この頃。知人の農家さんの畑にもなかなか遊びに行けずにおります。そんな中、近くのスーパーで聞きなれない「べか菜」という野菜を発見しました。関東の方でしたらご存知の方も多いのかもしれません。私は九州出身で初めて聞いた名前だったのですが、よくよく見ると袋にしっかり「山東菜」と書いてありました。
そもそも山東菜とは白菜の仲間で、本来はしっかり育てると白菜より一回り大きくなるアブラナ科の野菜です。関東では山東菜が小松菜程の大きさになる頃に若どりしたものを「べか菜」と呼ぶことがあるそうです。旬は冬なのですが、若どりでコンパクトに育てられるべか菜は初夏あたりまで出荷されていて、私は運よくお目にかかることができたようです。あっさりしていてくせがなくお浸しやスープにぴったり。サラダや浅漬けにも向いているのでもし見つけたら試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「自根きゅうり」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.296
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
「昔ながらのきゅうりが食べたい!」という母が5月に自根きゅうりの苗を育て始めました。自根(じこん)きゅうりは、その名の通り、自分の根を持ったきゅうりのことです。現在、市場に出回っているきゅうりの大半は、かぼちゃを台木にした接ぎ木で、なぜ接ぎ木するかというと、自根きゅりは病害虫に弱く収量も少ないのです。皮がしっかりしている分、長時間の流通にも耐えられるという利点もあります。
自根きゅうりは育てにくいけれど、きゅうり本来の味がして美味しいというので、収穫したものと、接ぎ木のきゅうりを食べ比べてみました。その結果はというと・・・確かに違う!全然違いました。皮が柔らかく、何とも言えない歯ざわりと甘みがあります。苗がデリケートで収量も昨年の半分ですが、毎年食べ切れずに困る我が家にとっては丁度良いくらいの量かもしれません。今年は1本1本、大切に味わいたいと思います。
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みかんでもっと笑顔になる 「セロリとズッキーニの塩みかん浅漬け」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.296
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
いよいよ7月、本格的な夏がやってきますね。今回は、どうしても食欲が落ちがちな暑い日に食べたい、さっぱりとしたレシピをご紹介したいと思います。
「セロリとズッキーニの塩みかん浅漬け」
【材料】(2人分)
セロリ 1/3本
ズッキーニ 1/3本
塩みかん(完熟みかん) 小さじ1/2
酢(あればリンゴ酢) 大さじ2
しょうゆ 小さじ1/2
黒胡椒 適量
【作り方】
1. セロリとズッキーニは繊維の方向にスティック状に切る。
2. 塩みかん、酢、醤油を合わせて1を15分~30分ほど漬け込む。
3. 器に盛り、黒胡椒を挽く。
清涼感のあるセロリは爽やかな風味の塩みかんと相性抜群!ズッキーニは意外かもしれませんが、生で食べるのもおすすめです。火を使わず簡単に作れるので暑い日にぴったり。揚げ物などの付け合わせにも良いですよ。酢が入りすぎないようにぜひ浅漬けでお召し上がりください。リンゴ酢を使うとよりフルーティーに仕上がります。よければお試しください。
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野菜がもっと好きになる 「十和田の発酵食品“ごど”」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.295
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
日本各地に代々伝わる料理。皆さまの故郷にも、これを食べると地元に帰って来た!と実感する食べ物があるかと思います。
先日、青森県の十和田市にお邪魔したとき、そんな食べ物と出会いました。その名も「ごど」。
納豆に麹を混ぜてしばらく発酵させると、麹の旨味や甘味、さらに乳酸発酵の酸味が加わり、納豆に複雑な発酵フレーバーが加わった強烈な味になります。それが、十和田を中心とする青森県南部の各家庭に代々伝わる発酵食品「ごど」。昔、家庭ごとに手作りしていた「納豆」がうまくいかなかった時に偶発的に出来たのが始まりだそうで、それ故に家庭ごとに「レシピ」・「味」・「食べ頃」とされるタイミングすら異なるとか。興味深いですね!
来月5日に、渋谷ヒカリエでワークショップが開催されるようなので、さっそく行ってみたいと思います。感想や詳しい作り方は、また後日お伝えしますね。お楽しみに♪
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みかんでもっと笑顔になる 「パイナップルの栄養」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.295
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
今回は旬のパイナップルの栄養についてお伝えしていきます。
夏になると食べたくなるパイナップル。南国フルーツの代表格ですが、その甘さと酸味のバランスが絶妙で子供から大人まで人気の果物のひとつです。クエン酸やビタミンB1など疲労回復効果が期待できる栄養素を含み、夏バテ予防におすすめです。また、ビタミンCや食物繊維なども含み、美容やダイエットに取り入れたい食材でもあります。そして特筆すべきは、パイナップルに含まれるたんぱく質分解酵素であるブロメリンの働き。消化を助け、腸内の老廃物も分解してくれるという作用が期待されています。このブロメリンは熱に弱く、60℃以上に加熱すると効果を失うと言われているので、酢豚などには火を止めてから加えましょう。またはソースやドレッシングとしてすりおろしや細かく切ったものを使うのもおすすめ。食事の後にデザートとして食べるのもいいですね。
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果物がもっと好きになる 「塩みかんのアボカドディップ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.294
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、テレビから「うどん屋さんがトッピングにアボカドを乗せたら女性に喜ばれる人気メニューになった」という情報が流れてきました。お出汁との相性がよいそうです。確かにアボカド好きな女性は多いですよね。私もアボカドのワカモレが大好きです。ただ、トマトやタマネギ・パクチーなど、材料を揃えるのが大変と言えば大変。急に食べたくなっても家の冷蔵庫になかった時に、限りなく少ない材料で美味しいディップが出来ないものか?
考えて閃いたのが、塩みかん(青みかん)を使ったディップでした。前から何度もお伝えしていますが、レモンやライムが冷蔵庫にないとき、塩みかんは重宝します。アボカド1個をフォークで潰してなめらかにしたところに、塩みかん(青)を小さじ1とガーリックパウダーを少々加えて混ぜるだけ。材料はこの3つのみです。スティック野菜やバゲットに合うので、ぜひお試しください。
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みかんでもっと笑顔になる 「国産パイナップル」
小宅祐子さん vol.294
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
国産のパイナップルが多く出回る季節になってきました。実は日本で出回っているパイナップルのうち、国産のものは約1%とも言われています。そんな貴重な国産パイナップルを食べられるのはこの時期だけ!6月下旬から8月までが食べごろです。
パイナップルは追熟しない果物なので、いかに完熟で収穫するかが味を大きく左右します。外国産のものは輸送中に傷んでしまわないように完熟する前に収穫されることがほとんどです。国産ならば海外からの輸送ほど時間がかからない分、じっくりと完熟まで待って収穫することが可能。一番おいしい完熟を食べることができるのです。希少な国産パイナップルの中でも最近人気があるのが、スナックパイン(ボゴールパイン)。なんとお尻の方から皮を手でちぎって簡単に食べられる面白い品種です。甘酸のバランスが良く、芯まで食べられ、何より手軽さが魅力です。見つけたらぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「ゴーヤとツナの塩みかんサラダ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.293
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
ゴーヤはビタミンCが豊富なので夏バテ防止にもぴったりな食材ですが、あの苦みがどうしても苦手…という方が多いようです。
そこで今回は、塩みかんを使った苦みもマイルドな簡単サラダをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・ゴーヤ…100g(1/4本)
・ツナ缶…70g
・塩みかん(青みかん)…小さじ1
【作り方】
①ゴーヤのワタと種を取り除き、2~3㎜幅の半月切りにする。
②ゴーヤに塩みかんをもみ込む。
③ツナ缶のオイルごと②と和えて完成。
塩でもんだ後、湯通しすると、せっかく豊富に含まれているビタミンCが減ってしまいますが、塩みかんでもんだ後に出てくる水分ごとツナと混ぜ合わせてしまえばビタミンCの損失が防げます。また、ゴーヤ特有の青臭い香りも塩みかんの爽やかな香りで軽減されます。ツナ缶の他に、鯖の水煮缶や、鰹のなまり節+オリーブオイルでも美味しいのでお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「養蜂」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.293
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
みなさん、蜂蜜はお好きですか?今回は野菜・果物とは少し離れますが、同じくまさに自然の恵みである「蜂蜜」についてのお話です。
先日、山梨県道志村で養蜂を営んでいる「Bee farm道志」さんを訪ね、養蜂の現場を見せていただきました。まだ少し肌寒い日で、蜂たちも活発に飛び回ってはいなかったこともあり、かなり近くで体感できました。からの巣箱に蜂たちが一から巣を作って蜜を貯めていく様子を教えていただき、間近で見て、そのパワーに圧倒されました。時期によって咲く花が変わるため、季節ごとに味わいの変化を楽しめるというのも興味深いポイントで、私たちが伺ったのはGW直前、ちょうど桜の蜜の味が強いかなということでした。試食した蜂蜜はとてもクリアでこっくりと甘いのにすっきりとした後味。食べ飽きない美味しさで、何より今まさにこの蜂たちが集めてきた蜜だと思うとありがたさでいっぱいに。貴重な体験となりました。
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