野菜がもっと好きになる 「寒いと美味しい焼き芋」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.272
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
東京で初雪が観測された先日、あまりの寒さに凍えながら地元駅に降り立つと、石焼き芋屋が停留していました。甘い香りに誘われ、ついつい購入。熱々の焼き芋で身体を温めながら帰りました。
食べ物には気温が上昇すると売れる「昇温商品」と気温が下がると売れる「降温商品」というものがあるそうです。ビールは昇温商品の代表的なものですね。調べたところ、「降温商品」の分類表で焼き芋を発見することが出来なかったのですが、私の中では寒くなると食べたくなるベスト3の1つです。さつま芋に含まれているビタミンCは加熱しても壊れにくいという性質があり、ビタミンAとビタミンEも含まれています。この3つが一緒になるとビタミンACE(エース)と呼ばれ、抗酸化作用が高まる最高の組み合わせ。美肌効果が期待出来ます。肌の乾燥も気になるこの季節、焼き芋を食べて温まりながら肌の調子も整えたいものですね。
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みかんでもっと笑顔になる 「そろそろ中晩柑」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.272
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
そろそろ毎年楽しみにしている中晩柑の季節です。私はつい先日一足早く、今年初のデコポン(不知火)をいただきました。味がのってくるのはもう少し先だとは思うのですが、江戸っ子よろしく、初物をいただくのはなんとも贅沢な気分を味わえます。
さて、みなさんはどんな柑橘がお好みですか?はっさくや文旦のようなさっぱりとした酸味を楽しめるもの。せとかや甘平のようなこっくりとした甘みを楽しめるものなど、味の違いもさることながら、食感や色味、形や大きさ、甘酸のバランスなど本当に様々。日本は美味しい柑橘の宝庫です。ちなみにここ数年の私のお気に入りは「はるみ」「紅甘夏」「河内晩柑」あたりでしょうか。毎年美味しいものを見つけるのも野菜ソムリエとしての楽しみの一つです。これから春にかけて様々な柑橘が旬を迎えますが、それぞれの旬は短いのでぜひ色々な品種を試してお好みを探ってみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「茨城ブランド いばらキッス」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.271
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
ハウス栽培のいちごが美味しい季節になりました。私も地元の直売所を訪ねて買って来ました。
購入したのは「いばらキッス」。
平成24年に品種登録されたばかりの、茨城県オリジナル品種です。形状がちょっと特徴的で、楕円気味な円錐形の先端が鋭角にとがっています。最大の魅力は濃厚な味わい。今年購入したものは特に味が濃くて甘みも強かったです。調べたところ、開発に8年という長い歳月をかけ、1万種類の株の中から研究員がひとつひとつ色や形、おいしさなどを判定し、選抜する作業を繰り返した中から選ばれた品種なのだとか。茨城県内のスーパーや直売所で購入することが出来ますので、偕楽園の梅を愛でにいらっしゃる予定がある方は、是非いちごもチェックしてみてください。
千葉県のチーバベリーや栃木県のスカイベリーなど、その土地でしか栽培されていない品種を探して歩くのも楽しいかもしれませんね。
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みかんでもっと笑顔になる 「縁起物:海老芋」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.271
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
お正月にごちそう続きだった方も、七草粥で胃腸を整えられたでしょうか?とはいえ、まだまだ新年気分が抜けないこの時期、数の子やれんこん、黒豆など縁起の良い食材が食卓にのぼることも多いかもしれません。そんな縁起物のひとつに里芋があります。里芋は親芋の周りに子芋がたくさんできることから子孫繁栄の象徴としてお節料理にもよく入っています。特に数ある里芋の品種の中でも「海老芋」はお正月需要の高い品種です。呼び名は海老のような縞模様と反り返った形状から名付けられました。京野菜の一つで「京芋」とも呼ばれています。肉質はキメが細かく緻密で煮崩れにくく、クリーミーで甘みのある上品な里芋。冷めても美味しいのでポテトサラダにもおすすめ。他の里芋と比べてもアクが少なく、下茹で無しでも美味しく召し上がっていただけ、調理も手軽でおすすめです。ぜひ出回り量の多いこの時期に食べてみてくださいね。
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「野菜がもっと好きになる 胃もたれスッキリ 大根とろろ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.270
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あけましておめでとうございます!
野菜ソムリエの知久です♪明日は七草粥!ということで、七草のひとつ、スズシロ(大根)を使った胃腸に優しい一品をご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・大根…80g
・長いも…50g
・だし汁…大さじ2
・塩みかん(青)…小さじ1/2
【作り方】
①大根と長いもの皮をむき、すりおろす。
②だし汁に塩みかんを溶き、①と混ぜ合わせて完成です。
大根と長いもの両方に、でんぷんを分解する消化酵素のジアスターゼが含まれています。食べ物の消化を助け胃酸をコントロールすることで、胸焼けや胃もたれを改善してくれる優れもの。ここでポイントとなるのが大根をおろした時の水分です。この中に酵素やビタミンCなどの栄養が詰まっているので捨てずに使ってください。長いものように粘り気のある食材と合わせると、水分も残さずに活用できますよ。正月休みの帰省や旅行で食べ過ぎた方は、疲れた胃を労わってあげてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「塩みかんで紅白なます」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.270
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あけましておめでとうございます。野菜ソムリエの小宅祐子です。
2019年、今年も様々な野菜・果物情報をお伝えしていきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。
さて、お正月と言えばお節料理ですが、今回はその中の一品「紅白なます」を塩みかんでアレンジしたレシピをご紹介します。
「塩みかんで紅白なます」
【材料】(2人分)
だいこん 100g
にんじん 40g
〇酢 大さじ2
〇砂糖 大さじ1
〇塩みかん(青みかん) 小さじ1/2
【作り方】
1. だいこんとにんじんは皮を剥き、5㎝長さの千切りにする。
2. 1に少量の塩(分量外)をして水気をよく絞る。
3. ボウルに〇の材料を入れてよく混ぜ、2を加えて馴染ませる。
ふんわり香るみかんの風味と皮のほろ苦さがアクセントに。いつもの紅白なますもいいですが、ほんの少しのアレンジで新鮮さをプラスできます。にんじんは金時にんじんのような紅色の品種を使うとよりお正月らしく、彩りのコントラストも楽しめます。試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「お節料理にも合う塩みかん」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.269
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
今年も残りわずか。お節料理作りに精を出している方も多い事と思います。
伝統的なお節料理も、塩みかんを使っていつもとはちょっと違う味わいを楽しんでみませんか?
例えば黒豆。完熟タイプの塩みかんをちょっと入れると、温州みかんの甘い香りと塩気が黒豆のコックリとした味わいを更にひき立ててくれます。また、紅白なますに柚子の代わりとして入れてもサッパリとして美味しいですよ♪ 卵との相性も良いので、伊達巻をご自宅で焼かれる方は生地にちょっとプラスしてみてください。青みかんタイプも、海老を焼く前にお酢にちょっと溶いてぬってみてください。爽やかな香りが海老の旨みに合います。鰤の幽庵焼きのタレにもちょっとプラスすると、魚臭さを消してくれますよ。かまぼこに、ほんの少しつけて食べるだけでもお酒が進みます!
試してみると意外とお節にも合う塩みかん。ぜひお試しになってみてくださいね!
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みかんでもっと笑顔になる 「みかんとケールの出会い」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.269
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
2018年もそろそろ終わります。今年はどんな年でしたか?私は今年も様々なシーンで柑橘を楽しんだ一年となりました。そんな中で先日、また一つ新しい柑橘体験をしました。銀座の山形アンテナショップの2階にある‘サンダンデロ’というレストランでシェフ特製クリスマスディナーをいただいたときのこと。コース料理の一品に「ケールとミカンとナッツのサラダ」がありました。これがなんと、輪切りにスライスされたみかんが皿に鎮座するインパクトのある一皿で、ほろ苦く固めな食感のケールと甘くジューシーなみかん、そこにカリっとしたナッツのアクセントが絶妙なバランスで調和していました。ケールの濃い緑にみかんの鮮やかなオレンジが映える見た目にも美しいお料理で、まだまだみかんの新しい食べ方があるなと感動しました。
来年も野菜や果物の新発見をどんどん発信していきたいと思います。
それではみなさまどうぞ良いお年を。
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野菜がもっと好きになる 「ポテトサラダで作るスノーツリー」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.268
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
明日はいよいよクリスマスイブ。ご自宅でパーティーを開く方もいらっしゃると思います。
そこで、簡単に作れるクリスマスのサラダメニューをご紹介したいと思います。
【材料】(作りやすい量)
・じゃがいも…2個
・りんご…1/4個
・くるみ…30g(合わせ調味料)
・マヨネーズ…大さじ2
・ゆず果汁…大さじ1
・塩…小さじ1/4
・こしょう…少々ぜひお試しくださいね。
【作り方】
①じゃがいもは皮つきのまま、竹串がすっと刺さるまで茹でて皮をむく。
りんごは皮つきのまま2㎜幅のいちょう切りにする。
くるみは軽くローストして、砕いておく。
②ボウルに合わせ調味料を混ぜ、①のじゃがいもをフォークでつぶしながら混ぜ合わせたら、りんごとくるみを加えてさっくりと和える。
③ ②を5~6等分に分け、円錐形に盛りつけたら完成です。
ピンクペッパーやゆずの皮をすったものを散らすと更に雰囲気が出ますよ!ぜひお試しください♪
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みかんでもっと笑顔になる 「カリフラワーとカブのポタージュ~塩みかんを添えて~」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.268
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
いよいよ暮れも押し迫ってきました。今回はクリスマスにおすすめのレシピをご紹介します。
「カリフラワーとカブのポタージュ~塩みかんを添えて~」
【材料】(2人分)
カリフラワー 1/2個
カブ 2個
タマネギ 1/4個
牛乳 200ml
バター 10g
塩みかん(青みかん) 少々
塩 少々
【作り方】
1.カリフラワーは小房に分けて柔らかめに茹でる。
2.カブは皮を剥き、一口大に切る。
3.タマネギをみじん切りにしてレンジ(600w)で1分ほど加熱する。
4.1~3の材料をミキサーにかける。
5.4を鍋に移して火にかけ、牛乳、バターを加えて混ぜながら温め、塩で味を調える。
6.器に盛り、最後に塩みかんをトッピングする。
真っ白でふわふわのポタージュに塩みかん(青みかん)の緑が映える冬におすすめのレシピです。
シンプルに素材の味を楽しむスープなので、最後に乗せる塩みかんのアクセントが際立ちます。
クリスマスディナーの一品にいかがでしょうか?
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