みかんでもっと笑顔になる 「秀玉(しゅうぎょく)」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.253
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
前回、梨狩りで「秀玉」という珍しい品種を手に入れたお話をしましたが、この「秀玉」という梨はどんな梨なのでしょうか?
主に関東で9月の上旬頃、「幸水」と「豊水」の間に収穫される青ナシです。青ナシと言えば、代表的な品種に酸味と甘味のバランスに優れた「二十世紀」があります。「秀玉」も同じ青ナシということで酸味が強いのかしらと食べるとびっくり。酸味は少なく、濃厚なのにさっぱりとした強い甘みが新鮮でした。果汁もたっぷりでジューシー。やさしい歯ごたえでとても美味しかったです。
梨園では収穫する際の目利きも教えていただきました。青ナシの完熟の見極めはなかなか難しいのですが、緑色の果皮が、青みがかった緑から黄みがかった緑になると熟したサイン。その微妙な色の変化を見定めて収穫した「秀玉」は絶品でした。
数は少ないですが、まさに今が旬の「秀玉」。見つけたらぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「野菜350グラム食べていますか?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.252
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
ちょっと過ぎてしまいましたが、8月31日が8(や)31(さい)の日でしたので質問をさせてください。
1日の摂取目標量とされている350gの野菜を毎日食べていますか?先日開催された食育セミナーの中で、昨日の食事を思い出してもらい、どのくらい野菜が使われていたか?計算してもらったところ、350gを越える量を食べていたという方は、残念ながら1人もいらっしゃいませんでした。たまに「庭で野菜を育てているので食べ切るのに必死です」という方もいますが、国民健康・栄養調査結果の概要を見ても、全く足りていないというのが実情です。
両手で水をすくう様に左右の掌をくっつけて、そこに乗る量が350gです。意外と少ないと感じた方は350gを無意識のうちにクリア出来ているかもしれません。いかがでしたでしょうか?ご自分のカラダのためにも日々の食生活を振り返ってもらえたら嬉しいです。
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みかんでもっと笑顔になる 「梨狩り」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.252
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
先日、東京都内にある果樹園で人生初の梨狩りを体験してきました。都内で小規模だからこそのこだわりで、早採りはせずに樹上でしっかり完熟させる「樹成り完熟」の梨は大きくてずっしり重みがあります。持っただけでジューシーさを感じられるほどでした。その場で試食もさせていただいたのですが、甘みが強いのにさっぱりとしていて、噛むと果汁が溢れてこぼれそうになりました。
梨園は男性だとすこし屈むくらい、小柄な女性ならばちょうど頭の上に梨が来るくらいの高さに作られていて、150㎝ほどの私でも手を伸ばすと簡単に梨に届きます。収穫のポイントは引っ張るのではなく、やさしく持ち上げること。これが病みつきになるほど快感で、危うく持ちきれないほど収穫してしまうところでした。今回は幸水・豊水・秀玉の3品種の梨が収穫できたのですが、次回はこの3種の中でも珍しい「秀玉」について詳しくお伝えします。
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みかんがもっと好きになる 「ブルーベリーと塩みかんのスムージー」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.251
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日野菜ソムリエ仲間が、東京の東久留米市にあるブルーベリー農園で収穫したというブルーベリーを分けてくれました。収穫したてのブルーベリーは味も格別。今日はそんなブルーベリーと塩みかんを使ったスムージーをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・梨…1個
・ブルーベリー…10~12粒
・水…50cc
・塩みかん(完熟)…小さじ1/2
【作り方】
皮をむいた梨とその他の材料を全てミキサーに入れて、滑らかになるまで撹拌したら完成です。
ブルーベリーは冷凍保存しておくと、スムージーを作る時の氷代わりにもなるので便利です。スムージーにはレモン果汁など、酸味のある柑橘が入ると飲みやすくなりますが、レモンを切らしているときは塩みかんが重宝しますよ。塩味がより甘さをひき立ててくれ、みかんの香りが味をひき締めてくれます。塩みかんを入れる前と入れた後で、味を飲み比べてみてくださいね!
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みかんでもっと笑顔になる 「夏を乗り切るクミンパワー」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.251
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
まだまだ暑い夏は続きますが、暑いからこそ食べたいのがスパイス料理。食欲を強く刺激する「クミン」は、特にこの季節にぴったりのスパイスです。
ほろ苦く爽やかで個性的な芳香を持つクミンは、カレー粉特有の風味を構成するためには必要不可欠。古くから世界中で愛されてきた香辛料です。カレーだけでなく、北アフリカのクスクス、メキシコのチリコンカン、インドのタンドリーチキンなど、個性の強い料理の風味付けとしてよく使われます。日常でも簡単に取り入れやすい使い方として、例えば細切りにしたニンジンに塩を振って絞り、オイルとレモン汁をかけ、最後に指ですりつぶしながらクミンシードを振りかけるとエスニックなキャロットラペに。また、油で炒めたクミンシードを入れてお米を炊けばカレーによく合うクミンライスに。
整腸作用もあると言われているので、効果的にクミンを取り入れてこの夏を乗り切りましょう!
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果物がもっと好きになる 「お盆に食べるハウスみかん」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.250
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
お盆を過ぎると涼しくなると言われていますが、今年はまだまだ暑い日が続きそうですね。お盆というと、我が家では昔から楽しみにしている果物がありました。それはハウスみかん。お客様に召し上がってもらう為に買ってくるものなので、果物カゴに山盛り積んであっても、家族が味わえるのはお盆が終わってから。それ故、食べられる時と食べられない時がありました。冬が旬のみかんを夏に食べられる優越感と、必ずしも食べられる訳ではないというスリル感が、より「美味しく」感じさせているような気がします。個人的には、やっぱりみかんは寒い時期にこたつで暖をとりながら、果汁で喉を潤すのが一番美味しいように感じますが、生産者さんの努力の甲斐あって、ハウスみかんも年々美味しくなって来ているように思います。夏場のハウスみかんを未だ食べたことがないという方は、ぜひ1度お試しになってみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「プラムのパフェ 塩みかんを添えて」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.250
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしですか?夏バテ気味でなかなか食欲が出ないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?今日はそんな方にもおすすめのさっぱりとしたデザートをご紹介します。
「プラムのパフェ 塩みかんを添えて」
【材料】(1人分)
プラム 1/2個
プレーンヨーグルト 50g
グラノーラ(コーンフレークでも可) 大さじ1
はちみつ 小さじ1
塩みかん(完熟) 少々
【作り方】
1. プラムは皮付きのまま食べやすいサイズに切る。飾り用に2枚ほどくし形切りにする。
2. グラスにグラノーラを入れ、ヨーグルト、プラムの順で重ねる。
3. はちみつと塩みかんを合わせてよく混ぜ、2の上にかけて最後にプラムを飾る。
ヨーグルトとプラムが甘すぎずさっぱりとした夏のデザート。はちみつに混ぜた塩みかんが全体の味を引き締めて、良いアクセントになります。プラムを桃に変えてもより甘みが増しておすすめです。
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みかんがもっと好きになる 「シークワーサーの代わりに塩みかん」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.249
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
沖縄を代表する香酸柑橘のシークワーサー。沖縄料理屋さんに行くと様々なお料理についてきます。サワーはもちろん、搾った果汁を揚げ物やカルパッチョにかけて、爽やかな香りを楽しみます。同じメニューを家でも再現してみたいと思うのですが、生果がなかなか手に入らないのが悲しいところ。そんな時は塩みかん(青)がシークワーサーの代わりとして重宝しますよ!ということで、青パパイヤと塩みかんを使ったサラダをご紹介したいと思います。
【材料】
(作りやすい量)・青パパイヤ…1/2カット
・なまり節…100g
・酢…大さじ1
・塩みかん(青)…小さじ2
【作り方】
①青パパイヤの皮をむいたら千切りにし、水にさらしてアクを抜く。
②なまり節を食べやすい大きさにほぐす。
③酢で塩みかんを溶き、水気を切った①と②に混ぜ合わせたら器に盛って完成です。
酒のつまみにもなりますよ。よかったらお試しください!
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みかんでもっと笑顔になる 「パパイアの日」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.249
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
8月8日は何の日かご存知ですか?そろばんの日・屋根の日・ヒゲの日など実は記念日が多い日なのですが、「パパイアの日」でもあります。アメリカ・ハワイ州のパパイア管理委員会日本事務所がパパイアの販路拡充の為に1978年に制定。ハワイでは「パパヤ」と発音することから「パ(8)パ(8)ヤ」の語呂合せでこの日となりました。
パパイアの原産地は中南米地方で、世界の熱帯または亜熱帯地域で広く栽培されており、日本でも沖縄や鹿児島などを中心に生産されています。国産の旬は夏で、この時期は完熟の国産パパイアが出回ります。黄色い果肉はβ‐カロテンを多く含み、さらにはみかんに多いことで有名なβ‐クリプトキサンチンも含有しています。このβ‐クリプトキサンチンは骨粗しょう症や生活習慣病のリスクを下げると言われる成分です。
甘くて酸味が少なく、なめらかな食感で夏を感じるトロピカルフルーツ。ぜひ旬を味わってくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「ピリっと辛い紅たで」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.248
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
突然ですが、紅たでを召し上がったことはありますか?「ない」という方の中にも、和食のコース料理などでお造りのツマとしてついてくる、深い紅色をした二葉と言えば「あれか!」とお気づきになる方もいるのではないでしょうか?
紅たでの生産量日本一を誇る福岡県の方から「もっといろんな使い方をして欲しい」というリクエストをもらい、人気料理教室の先生にレシピ開発を依頼したところ、サラダの彩や、オムレツのトッピング、ピンチョスのディップなどに大活躍。深い紅色が差し色になり、ピリっとした辛みは味のアクセントとなって、自分でも様々な料理に試してみたくなりました。
辛み成分であるタデオールには、食欲を促し消化を助ける効果が期待できるほか、強い抗酸化力があると言われるポリフェノールや美肌効果のあるビタミンCも含んでいるので、美容に関心のあるインスタグラマーにもおススメしたい食材です!
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