みかんでもっと笑顔になる 「カブのそぼろあんかけ 塩みかんを添えて」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.219
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
寒さが厳しくなると、ほっこりと滋味深いお野菜が食べたくなります。今日は身体が温まる塩みかんレシピをご紹介します。
「カブのそぼろあんかけ 塩みかんを添えて」
【材料】(2人分)
カブ 3~4個
だし汁 200㏄
片栗粉 小さじ1(倍量の水で溶く)
鶏ひき肉 100g
〇酒・砂糖・醤油 各大さじ1
カブの葉 少々
塩みかん(青) 少々
【作り方】
1.フライパンに鶏ひき肉と〇を入れて炒め、粗熱を取る。
2.鍋に皮を剥いたカブとだし汁を入れて落し蓋をし、やわらかくなるまで煮る。
3.2に1を加えてひと煮立ちさせ、水溶き片栗粉でとろみを付けて塩(分量外)で味を調える。
4.カブの葉はサッと茹でて水気を絞り、塩みかんで和える。
5.3を器に盛り、4を上に飾る。
冷めにくいあんかけは冬に食べたい料理の筆頭です。とろりとしたくちどけのカブに塩みかんで和えたカブの葉を添えれば彩り華やかに。葉の方が栄養価も高いのでぜひ余すところなく召し上がってくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「七草粥とインスタグラム 後編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.218
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
今日は1月7日。七草粥の日ですね!春の七草をお粥にして食べる習慣は江戸時代に始まったそうです。七草は早春にいち早く芽吹くことから邪気を払うといわれ、無病息災を願って七草粥が食べられるようになりました。お正月料理で疲れが溜まってしまった胃腸にとってもお粥は最適な食べ物で、緑色の七草にはビタミンがたっぷり含まれている他、消化促進などの効果も期待できます。最近ではどこのスーパーマーケットでも比較的安価な値段で「七草セット」が入手出来るようになりましたね。昨年は、流行のインスタグラムでハッシュタグをつけて七草粥をアップしている写真を沢山目にしました。ビジュアルから入ると言われている若い年齢層の方々にも、日本の伝統的な食文化が受け継がれていくことは大変喜ばしいことですね。今年はどんな「インスタ映え」する七草粥がアップされるか?よかったら検索してみてください。
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みかんでもっと笑顔になる 「3日とろろ」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.218
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あけましておめでとうございます。野菜ソムリエの小宅祐子です。
2018年も皆様に楽しんでいただける野菜・果物コラムを目指して邁進してまいりますので何卒よろしくお願いいたします。
さて、お正月休みは満喫されていますか?年末年始で美味しいものをたくさん召し上がった方も多いのではないでしょうか。そろそろ胃腸もお疲れ気味かも・・・ということで、今日は「3日とろろ」をご紹介します。正月3日に長寿や健康を祈念してとろろ汁を食べる風習で、今も一部の地域で残る行事食です。これが正月太りや暴飲暴食で疲れた胃腸にぴったり。
消化が良く、低カロリーでたっぷりと食物繊維が取れ、なおかつ腹持ちも良いのでダイエット食としてもおすすめです。しかもとっても簡単。ご飯にすりおろして出汁で伸ばした大和芋や長芋をかけ、うずらの卵を割り入れます。お醤油もいいですが、塩みかんを添えても美味しいですよ。「3日とろろ」ぜひお試し下さい。
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果物がもっと好きになる 「いちごいろいろ 後編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.217
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
あっという間に大晦日ですね。2017年もコラムに目を通していただきありがとうございました。今日は季節外れの「夏いちご」の話になりますが、お付き合いいただけたら幸いです。
いちごの生産量全国1位は栃木県です。そんな栃木県宇都宮市にある道の駅・ろまんちっく村に行って来ました。産直コーナーを覗いてみると、夏に収穫できる「大谷夏いちご」と、これから楽しめる「スカイベリー」が一緒に並んでいるという不思議な光景が!そもそも、真夏の暑い時期にどうやっていちごを栽培するのでしょうか?鍵になるのはいかに土や苗を冷やすか。そこで役立ったのが大谷採石場跡地に溜まっている冷水だったそうです。大谷夏いちごの品種は「なつおとめ」。程よい酸味もあるそうなので、まさに夏向きですね!1年を通していちごが楽しめるのも羨ましい。暑い時期にまたお邪魔して、夏いちごを食べてみたいと思います。
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みかんでもっと笑顔になる 「大掃除にみかんの皮」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.217
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
2017年も残すところあと数日。早くもお休みに入られたという方もいらっしゃるのではないでしょうか。年の瀬と言えば大掃除。今年の汚れは今年のうちに、きれいになると気持ちがいいですよね。そんなときに役に立つのが「みかんの皮」。食べた後、干さずともそのままお使いいただけます。ツヤ出しやコーティング効果があるので、水回りの蛇口などを磨くと驚くほどピカピカに。特に内側の白い部分でこすると効き目抜群です。また、表のオレンジ色の部分に多いリモネンなどの精油成分は油汚れに強く、油性ペンの落書きなどを落としてくれます。さらに、消臭効果も期待できるので魚を焼いたグリルやシンクを磨くのにもおすすめです。美味しく食べた後にこんなにも活用できるとは、なんて優秀な果物なのでしょうか。柑橘の香りで癒され、仕事もはかどります。ぜひ皮は捨てずに掃除に役立ててみてくださいね。
それではみなさま良いお年を。
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果物がもっと好きになる 「いちごいろいろ 前編」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.216
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
今日はクリスマスイブ♪
街のイルミネーションに心躍ります。今年は日曜日ですがクリスマスケーキを買いに出掛ける方もいらっしゃるのではないでしょうか?クリスマスケーキに欠かせないのがいちご。本来いちごの旬は春の終わり頃です。クリスマスケーキへの需要や、早く食べたいという欲求に応えるべく、生産側の努力により促成栽培が主流となって、クリスマス時期にいちごが食べられるようになりました。有難いことですね。露地栽培のいちごも終わって夏になると、国産から外国産に切り替わり、以前までは国産いちごが食べられない時期がありました。しかし、最近になって、夏場に収穫できる品種が出回るようになってきました。そんな夏場に収穫できる品種、「なつおとめ」を栽培することで、周年いちごを収穫出来るようになった栃木県宇都宮市の取り組みを視察して来ました。
次週は夏いちごのお話です。お楽しみに♪
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みかんでもっと笑顔になる 「柑橘の香り玉・ポマンダーの魔法」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.216
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
みなさんはポマンダーをご存知ですか?オレンジやリンゴなどの果物に香辛料をまぶして作る香り玉。その昔、ヨーロッパではペストなどの疫病の予防や魔よけのための香りのお守りとされていました。今でも欧米では健康や幸せの象徴として手作りのポマンダーをクリスマスや新年のプレゼントとして交換することもあるそうです。
主にオレンジにクローブというスパイスを刺して、シナモンパウダーなどをまぶして作る方法が一般的ですが、このオレンジとクローブが合わさるとたまらなく良い香りが広がります。寒いこの季節にぴったりの甘く深く芳醇な香りは、それだけで幸せな気分を運んでくれます。オレンジにひたすらクローブを刺すという根気のいる作業ではありますが、ハマると黙々と集中でき、驚くほど簡単に出来上がります。
上手く乾燥させると長持ちして魔法のような香りを数年楽しんでいただけます。ぜひ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「青森県産 印度りんごを食べる」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.215
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先日、「旬のフルーツを沢山食べる会」という何とも贅沢なイベントに参加して来ました。
中でもりんごが6品種もあり、仲間といろいろ食べ比べてみたところ、「青森県産の印度りんご」がとても印象的で美味しく感じたのでご紹介したいと思います。印度(いんど)りんごといっても、南国のインドとは関係なく、アメリカのインディアナ州産の種が由来だそうで、青森県で育成され昔から親しまれている品種です。収量が少ないものの、今でも根強い人気があるそうです。大きさは少し小ぶり。赤と黄色が混ざったマットな皮の色合い。果肉は固めで水分は少なくサクサクといった食感。この食感がボケたリンゴとちょっと似ていますが、噛み続けているとクセになります。酸味はほとんどなくて、優しい甘みが口に広がります。この素朴な味わいが根強い人気がある理由かもしれません。見かけたらぜひ一度召し上がってみてくださいね♪
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みかんでもっと笑顔になる 「ポテトサラダの極意 後編」
野菜ソムリエ 小宅祐子さん vol.215
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こんにちは。野菜ソムリエの小宅祐子です。
前回に続いてポテトサラダの極意・後編です。今回は「メークインで作るしっとりなめらかポテトサラダ」のレシピをご紹介します。
【材料】(4人分)
メークイン 3個
きゅうり 1/2本
ハム 3枚
酢 小さじ2
マヨネーズ 大さじ3
塩・こしょう 少々
【作り方】
1.メークインは洗ってラップをし、レンジ(600w)で5~6分加熱する。
2.きゅうりは輪切りにして塩もみし、絞る。ハムは細切りにする。
3.メークインに竹串を刺し、すっと入ったら皮を剥いて熱いうちにつぶし、酢を加え軽く混ぜる。
4.3の粗熱が取れたら2とマヨネーズを加えて混ぜる。
5.塩・こしょうで味を調え、少し寝かせて味を馴染ませる。
アレンジとしてニンジンやタマネギ、コーンやリンゴなどを加えてもいいですし、
アンチョビやオリーブを刻んで入れるとおつまみにも。
また、隠し味としてマスタードや味噌を少し混ぜるのもおすすめです。
ぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「山形県産 ラ・フランスを美味しく食べるには?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.214
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です♪
先週、東京のデパ地下で山形県産の西洋梨「ラ・フランス」の宣伝販売を行って来ました。
今までに見たこともない立派な大玉が3つ入って大特価だったので、西洋梨好きな方に大変喜んでもらいました。
西洋梨は和梨と違って追熟させて食べる果物です。ですから購入してもすぐには食べられません。宣伝販売する時は、食べ頃になったものを試食でご提供しています。ラ・フランスは食べ頃になっても果実の色がほとんど変わらないので、食べ頃を見極めるチェックポイントが3つあります。まず、食べ頃になると軸全体がしおれてきます。次に、軸の周りにシワがよってきます。最後に、果実の肩の部分を指で押してみて、耳たぶより少し硬めになっていたら食べ頃です。皮をむくとベタつくのが嫌という方は、半分にカットして芯をくり抜いてスプーンで召し上がっていただくと手を汚さずに食べられますよ!是非お試しくださいね♪
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