みかんでもっと笑顔になる「トマト甘酒 塩みかんを添えて」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.547
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
暑い日があったと思ったらまた肌寒くなり、季節の変わり目はどうしても体調を崩しがちになりますよね。今回はそんな時期におすすめの「飲む点滴」とも言われる甘酒を使った塩みかんレシピを紹介します。
「トマト甘酒 塩みかんを添えて」
【材料】(1杯分)
甘酒 100ml
トマトジュース(無塩) 100ml
塩みかん(完熟みかん) 小さじ1/4
【作り方】
1.甘酒をトマトジュースで割り、塩みかんを加えて軽く混ぜる。
甘酒のトマトジュース割りはどちらも飲みやすくなってとってもおすすめの組み合わせ。そこに塩みかんを加えると味がしまってさらにおいしくなります。完熟みかんの香りもいい仕事をしてくれます。9種の必須アミノ酸をすべて含み、ビタミンや食物繊維、オリゴ糖も含む甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養価の高いドリンク。そこに合わせるのがカリウムや食物繊維、リコピンの豊富なトマトジュース。よければ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる「塩みかん香る串焼き」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.489
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。連日初夏の陽気が続き、ビールが美味しい季節になってきました!今日は、そんなビールにピッタリ合う塩みかんレシピをご紹介したいと思います。
【材料】(2本分)
・鶏もも肉‥180g
・ししとう‥10本
・塩みかん(青)‥小さじ1
・日本酒‥大さじ2
・ごま油‥小さじ1
【作り方】
①鶏もも肉を食べやすい大きさにカットする。ししとうはヘタを除き、竹串で穴をあけておく。
②日本酒で塩みかんをのばし、鶏もも肉に揉み込んで15分ほど置いたら、竹串にししとうと交互に刺しておく。
③テフロン加工のフライパンを中火にかけ皮目から焼き、焼き色がついたら裏返し、水(分量外)100mlを加えて蓋をして弱火で5分ほど蒸し焼きにする。
④蓋をとり水分を飛ばしたら、ごま油を垂らして香りづけする。
爽やかな青みかんの香りが、鶏肉の臭みを消してくれ、ししとうの青臭さも中和してくれます。ぜひお試しくださいね!
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みかんでもっと笑顔になる「なすび記念日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.546
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
4月17日はなすび記念日。「良(4)い(1)な(7)す」の語呂合わせと、ナスが大好物だった徳川家康の命日にちなんで制定されました。ナスの旬は夏や秋とされていますが、栽培技術が上がった現代では年中手に入ります。実は冬春ナスと呼ばれるこの時期のナスはまさに今、最盛期を迎えています。冬春ナスの主要産地は岡山県、徳島県、高知県、福岡県、佐賀県、熊本県。ツヤがありみずみずしいナスを楽しめます。
煮る、焼く、揚げる、漬けるなど、どんな調理法にも相性が良く、和洋中とどんな味付けでもおいしくなるナスは懐の深い野菜。油との相性がとても良いですが、一方で簡単&ヘルシーにレンジ蒸しもおすすめです。麻婆茄子などのメイン料理から、お漬物などのちょっとした副菜まで、全く違う顔を見せてくれてお料理しがいもあります。良いナスの日にはぜひナス料理を食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか。
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野菜がもっと好きになる 「焼き芋にも旬がある!?」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.488
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
先週は茨城県鉾田市産のさつまいもについてお伝えしましたが、今日は「品種と旬」の話をしたいと思います。最近では季節を問わず、焼きたての焼き芋が購入できる量販店が増えていますが、焼き芋にも旬があることを教えてくれたのは鉾田市の農家さん。収穫後、キュアリングと貯蔵の工程を経て甘みが乗ったタイミングで出荷されるさつまいもは、最低でも1ヶ月、品種によっては半年以上寝かせ、一番糖度が上がったタイミングで焼くのが最も美味しいそうです。なん品種か食べ比べをさせてもらった中で1番のオススメは、品評会でも最高金賞を獲得した「あいこまち」。ホクホク系で、程よい甘さと上品な香りが特徴の「あいこまち」を含む5品種の冷凍食べ比べセットがネットでも販売されています。美味しい焼き芋が冷凍流通することでいつでも楽しめるのは嬉しいですね!気になる方は、ぜひ鉾田の焼き芋をお試しください。
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みかんでもっと笑顔になる 「筍で感じる春」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.545
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
桜を見ると春を強く感じますが、それと同じくらい春を思わせるのが筍ではないでしょうか?国内の生産量上位は福岡、鹿児島、熊本、京都、香川…と西日本が多く、大半を占めています。新鮮な筍はアクがほとんどなく、穂先のやわらかさと自然な甘みが魅力。もちろん筍特有のコリっとした食感もたまりません。シンプルにサッとゆでてわさび醤油だけでも、ソテーして塩だけでも格別なおいしさです。
選び方のポイントは、穂先が黄色っぽく、緑色でないもの。緑がかったものは土の上に出て光合成をしてしまっている証拠なので、えぐみが増し、アクも強くなっている可能性が高いです。また、根元の切り口が白く、みずみずしいものを選びましょう。収穫して時間が経つと水分が抜けて乾燥し、切り口の色もアクにより茶色に変色してきます。
生の筍を楽しめるのは本当にごくわずかな期間。ぜひ旬を逃さず存分に味わってくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「鉾田市のさつまいもが美味しい理由」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.487
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
私が住む茨城県は、さつまいもの生産量が全国2位を誇る一大産地です。その茨城県内でも一番収量が多いのが鉾田市。メロンの産地としても有名で、初夏に訪れると、生い茂るさつまいもの絨毯と荷台にメロンを積んだ軽トラに出会えます。鉾田市は茨城県の鹿島灘沿岸に位置し、この土地で育てる作物は潮風の影響を受けます。さつまいもを育てる時期になると、鹿島灘特有の潮霧(しおぎり)に包まれ、この潮霧がさつまいもに適度な塩分を与え、皮まで美味しいさつまいもが育つそうです。先日、そんなさつまいもを焼き芋にして販売している農家さんを訪問し、焼きたての熱々を食べさせてもらいました。微かに感じる塩気が甘さの後を追いかけてきて、潮霧が美味しさの秘訣になっていることを実感しました!どんな農産物も、育てる人の技術と地の利が深く影響しているのですね。来週は「焼き芋の品種と旬」についてお話します。
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みかんでもっと笑顔になる 「インゲン豆の日」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.544
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
4月3日はインゲン豆の日。隠元禅師が江戸時代に中国からインゲン豆を持ち込んだと言われていて、その隠元禅師の命日にちなんで制定されました。ちなみに隠元禅師はインゲン豆の他にも煎茶の文化、西瓜や筍なども日本に伝えたという説があります。日本の食文化に大きく影響を与えた方といえますね。
世界中で食べられているインゲン豆は、若いサヤを食べる緑黄色野菜のサヤインゲンだけでなく、成熟した豆を食べる品種が多種多様に存在します。甘納豆や煮豆に使われる金時豆、赤紫色のまだら模様が特徴的なうずら豆、白色で小粒・よく白あんの原料にされる手亡豆など、見た目が全く違ってもすべてインゲン豆。成熟したインゲン豆には良質なタンパク質とミネラル、食物繊維が豊富に含まれていて、乾燥した状態で1~2年の保存が可能。究極の保存食とも呼ばれています。ぜひ様々な食べ方でインゲン豆を楽しんでくださいね。
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果物がもっと好きになる「清見(きよみ)」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.486
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
今年は寒の戻りが影響して、桜の開花が全国的に遅れているようですが、桜が咲き始める頃に出てくる「清見(きよみ)」という柑橘をご存知でしょうか?日本の温州みかんとアメリカのオレンジを交配して誕生した品種で、温州みかんの甘さと、オレンジのジューシーさの良い部分を受け継いでいます。4月以降は、河内晩柑やニューサマーオレンジのような、清々しくサッパリとした柑橘の時期になるので、甘みの強いオレンジ色の柑橘としてはラストバッターとなります。栄養価の面でも優れていて、ビタミンCとカロテンの含有量は、温州みかんよりも多いです。皮が厚くて手で剥きづらいのが難点ですが、8等分のスマイルカットにしてからナイフで皮を削ぐと、食べやすいです。皮の香りも良いので、捨てずに砂糖煮にしてオレンジピールならぬ、清見ピールにすると丸ごと楽しめますよ!今が旬の清見をぜひご堪能くださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「新じゃがとアボカドの塩みかんサラダ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.543
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
今回は旬の新じゃがと塩みかんを使ったレシピをご紹介します。
「新じゃがとアボカドの塩みかんサラダ」
【材料】(2人分)
新じゃが 中2個
アボカド 1/2個
〇塩みかん(青みかん) 小さじ1/2
〇マヨネーズ 大さじ2
〇ヨーグルト(無糖) 大さじ1
黒胡椒 少々
【作り方】
1.よく洗ったじゃがいもをキッチンペーパーで包む。その上からラップで包み、電子レンジでやわらかくなるまで様子を見ながら加熱する。(目安:500wで3分、ひっくり返してさらに2分程度)
2.アボカドはさいの目切りにする。
3.1の粗熱がとれたらじゃがいもの皮をむき、フォークなどで粗めにつぶす。
4.3に〇の調味料を加えて混ぜる。
5.4に2を合わせて軽く混ぜ、器に盛り黒胡椒を挽く。
新じゃがを使う上に、塩みかん(青みかん)やヨーグルトであっさりと軽めの仕上がりに。アボカドのコクと塩みかんの相性もぴったりです。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる「フレッシュ棗(なつめ)」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.485
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
今日は、最近出回り始めた新顔フルーツをご紹介したいと思います。棗(なつめ)というと、サンゲタンに入っている赤いドライフルーツが有名ですが、実は棗には大別して2つの品種があります。前述した赤い方は、中国原産で、日本でも古来より生薬向けとして栽培されて来ました。一方、インドナツメは東南アジアが原産で、インドやアジアの南部で栽培されており、生のままフルーツとして食べられます。先日、都内の市場で台湾産を購入してみました。見た目は濃い黄緑色で、大きさは卵をひとまわり大きくしたくらいの球体。皮ごとかじってみると、青リンゴのような爽やかな香りと強い甘味、二十世紀梨のようなジューシーさと上品な味わいに、すっかりファンになってしまいました。中国では、春節に無病息災を願って食べられるほど縁起のよい栄養価も高いフルーツなので、新顔フルーツ好きな方!ぜひお試しくださいね。
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