みかんでもっと笑顔になる 「パール柑」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.542
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
晩柑がおいしい季節ですね。店頭には様々な品種が並び、今日はどれにしようかな?と選ぶのが楽しくもあります。今回はそんな晩柑類の中でもさっぱり系の「パール柑」をご紹介します。
パール柑は文旦の仲間で、プリっとした果肉とさわやかな香り、ほどよい甘みにバランスの良い酸味、黄色い果皮で上品な風味のカンキツです。品種名は「大橘(おおたちばな)」といい、熊本県では「パール柑」、鹿児島県では「サワーポメロ」という名でブランド化されています。大きさはグレープフルーツくらいで食べ応えがありますが、さっぱりしているのでペロッと一人で一個をあっという間に食べられてしまいます。また、果肉が一粒一粒しっかりとしているので、果汁でべとべとになることもなく、食べやすいのも魅力。じょうのう(内側の薄皮)はむきやすいので皮むきに夢中になってしまうほど。ぜひ旬のこの時期に召し上がってみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「新カンキツ:にじゅうまる」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.541
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
次々に新しい品種の開発が進む果樹業界。佐賀県で新たに開発されたカンキツ「にじゅうまる」をご存じでしょうか?見た目、香り、甘さ、果汁、食感、そのすべてが二重丸!と言えるほど上出来なみかんということで、名付けられたストレートな名前がインパクト大。西之香×太田ポンカンの掛け合わせで2017年に品種登録されました。食べ応えのある大きさと爽快な香り、プチっとした食感とジューシーな果汁。甘みと酸味の絶妙なバランスで中晩柑のいいところどりのようなカンキツです。12月下旬から1月ごろに収穫され、その後、1~2か月ほど貯蔵施設にて保管されます。この貯蔵期間を経ることで酸味が抜け、甘みが凝縮したみかんになるそう。「にじゅうまる」はブランド名で、同じ品種で「びぜんユース」という名前でも出回っています。まだまだ希少なカンキツですが、見かけたらぜひ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「博多万能ネギとアボカドのサラダ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.484
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
福岡県を代表する野菜のひとつ・博多万能ネギはご存じの方も多いと思います。根深ネギに比べて辛味も穏やかで、カロテンやビタミンCを多く含み、風邪予防の効果も期待できます。今日はそんな博多万能ネギと塩みかんを使ったレシピをご紹介したいと思います。
【材料】(作りやすい料)
・博多万能ネギ‥6本
・アボカド‥1個
・塩みかん(青)‥小さじ1/2
・炒りゴマ‥小さじ1
・米酢‥大さじ1
・白だし‥小さじ1
【作り方】
① 博多万能ネギは、根本を5㎜ほど除いてから小口切りにする。アボカドは皮と種を除いてから角切りにする。
②ボウルに塩みかんと米酢・白だしを入れてよく混ぜ合わせる。
③炒りゴマと①を②のボウルに入れて、サッと和えて完成。
食べきらない時は、保存用タッパーに入れて冷蔵庫で保管し、2日以内にお召し上がりください。青みかんと青ネギの爽やかな香りのハーモニーが、病みつきになる一品です。
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みかんでもっと笑顔になる 「春のカブ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.540
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
3月が旬の食材のひとつにカブがあります。カブは旬が春と秋から冬の2回あり、春のカブはやわらかさが魅力。一方、秋冬のカブは甘さが魅力といえます。これから旬をむかえるやわらかい春のカブは、サラダにしたり、浅漬けにしたりと生で楽しむこともできますし、まるごと煮込んでもすぐに火が入ってとろりとした食感が楽しめます。さらには葉も青々としていてみずみずしく、栄養価も高いので、こちらもすべて食べつくすのがおすすめです。アクが少なく、独特のうま味があって油との相性がいいので、シラスや油揚げなどと一緒にサッと炒めてご飯のお供に。購入する際はぜひ葉付きで新鮮なものを選んでみてくださいね。また、おすすめなのが干しカブです。薄切りにして小一時間干すだけで、うま味や甘みがぎゅっと凝縮。お味噌汁などに入れてもおいしいので、小春日和の日によければ試してみてくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる「トマトと塩みかんのケールサラダ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.539
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
だんだんと暖かくなると新鮮でおいしいサラダが食べたくなります。今回は塩みかんマリネの素をドレッシングにアレンジしたサラダをご紹介します。
「トマトと塩みかんのケールサラダ」
【材料】(2人分)
サラダケール 2枚
トマト 1個
塩みかんマリネの素 小さじ1
オリーブオイル 大さじ1
粉チーズ 大さじ1/2
黒胡椒 少々
【作り方】
1.ケールは茎を取って葉をひと口大にちぎる。
2.ボウルにトマトをおろし金ですりおろし、塩みかんマリネの素とオリーブオイルを加えて混ぜる。
3.2に1を入れて軽く和え、器に盛って粉チーズと黒胡椒をかける。
すりおろしたトマトに塩みかんマリネの素を加えるとあっという間に自家製のドレッシングが完成。オリーブオイルを加えることでリッチなコクと風味がアップ。トマトのリコピンの吸収率も上がります。ナッツやパプリカ、ミニトマトを加えるのもおすすめです。よければ試してみてくださいね。
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野菜がもっと好きになる 「塩みかん薫る蓮根の黒ごまサラダ」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.483
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
今日は蓮根を使ったレシピをご紹介したいと思います。
【材料】(2人分)
・蓮根‥150g
・塩みかん(完熟)‥小さじ1
・黒すりごま‥大さじ2
・マヨネーズ‥大さじ1
・プレーンヨーグルト‥大さじ1
【作り方】
①蓮根の皮をむき、たっぷりのお湯で30秒ほど茹でたら冷水で洗ってぬめりを取る。
②ボウルに塩みかん・マヨネーズ・ヨーグルト・黒すりごまを入れてよく混ぜ合わせる。
③水気をしっかりしぼった①を②に入れて、さっと和えて完成。
蓮根の生産量日本一の茨城では、年末の12月にお正月商材として最も需要が伸び、値段も高くなります。実は収穫期間が長く、時期によって味わいが異なるのが蓮根の面白いところ。9月下旬の掘り始め頃は、シャキシャキ食感でさっぱりとした味わい。年が開けて1月2月頃になってくると、モチッとした食感で甘さも増してきます。その差も楽しみながら、ぜひお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「春のエンドウ」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.538
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
だんだんと春の気配。緑が鮮やかなスナップエンドウやきぬさやを見つけると、ちらし寿司やミモザサラダなど春らしいお料理を作りたくなるのは私だけでしょうか。
さて、エンドウマメが他と違って興味深いのは、スプラウトとして発芽した若芽を食べる豆苗→未熟なサヤを食べるさやえんどう(きぬさや)→その豆を大きくしてサヤごと食べるスナップエンドウ→さらに豆を大きくして豆だけを食べる実エンドウ(グリンピース)と出世魚のように段階があるところ。なかでも人気があるのがサヤも豆も食べられるスナップエンドウです。茹でて食べるのが一般的ですが、野菜ソムリエ的おすすめは「焼きスナップ」。ゴマ油をひいたフライパンで両面を少し焦げ目が付くくらい焼いて、塩を振って出来上がり。焼くことで香ばしさが加わって、甘みが凝縮。とっても簡単で最高のおやつ(おつまみ)になります。よければ試してみてくださいね。
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果物がもっと好きになる 「媛小春かおる水出し紅茶」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.482
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。2月に旬を迎える愛媛の希少柑橘「媛小春」。もうお召し上がりになりましたか?見た目は鮮やかなレモン色で、一見酸っぱそうですが、糖度が15度以上にもなるほど甘みが強い上に、皮も簡単に手でむけるので、ぜひお試しくださいね。今日は媛小春の皮を使ったレシピをご紹介したいと思います。
【材料】(飲み切る量)
・媛小春の皮‥8g
・ティーパック‥1個
・ミネラルウォーター‥500ml
【作り方】
①鍋にお湯を沸騰させて、皮を1分ほど煮る。
②取り出して粗熱が取れたら、白いアルベド部分を包丁で削いでから千切りにする。
③500mlの水が入る容器に②とティーパックを入れ、水を注いで蓋をして冷蔵庫に24時間入れる。
グラスに注いでお召し上がりください。皮の爽やかな香りがする、黄金色の水出し紅茶の完成です。甘い果汁を搾って加えても美味しいですよ。媛小春が旬のうちに、よかったらお試しくださいね。
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みかんでもっと笑顔になる 「カンキツ×チョコレート」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.537
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
2月14日はバレンタインデー。街中にはチョコレートがあふれていますね。私も毎年パートナーへのチョコレートという建前で、自分自身が楽しむために何かおいしそうなものがないかなあと探し回るのですが、今年は例年にも増しておいしいカンキツ×チョコレートの商品にたくさん出会っています。あらためてチョコレートとカンキツの相性のよさに感動しました。オランジェットのようなピールにチョコレートをかけて固めたものはもちろん、オレンジリキュールをきかせたトリュフや、ベルガモットが香り高いアールグレイを使用したチョコレート、ミカン科の山椒をアクセントにしたものなどもありました。そういえばミヤモトオレンジガーデンさんの新看板カンキツ「媛小春」もチョコレートとの相性抜群です。
もしバレンタインチョコレートを手作りされるという方は隠し味にお好みのカンキツを忍ばせてみてはいかがでしょうか?
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野菜がもっと好きになる 「岩手の寒じめほうれんそう」
野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.481
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こんにちは!野菜ソムリエの知久です。寒さが増してくる季節に旬を迎える、ほうれんそう。今回は、岩手の久慈地方で育てられている「寒じめほうれんそう」についてご紹介します。冬場の関東地方では露路で栽培されるものが多いですが、降雪地帯でもある岩手の寒じめほうれんそうは、ビニールハウスの中で育てられた後、ハウスの入り口を開放して外気を取り込み、 寒さにさらすという栽培方法がとられています。そうすることで葉が縮み、肉厚で濃い緑色になります。変化があるのは外見だけではありません。一般的なほうれんそうと比べてビタミンCや旨味・糖分が多く、さらに嬉しいことにはエグ味の元となるシュウ酸の値が低く、抗酸化作用が期待できるカロテノイドやフラボノイドといった機能成分も多く含まれているそうです。甘くて美味しいだけでなく栄養価も高い、良いことだらけの岩手の寒じめほうれんそう。売り場で見かけたらぜひお試しください。
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