「日本一の産地 四万十の生姜」野菜がもっと好きになる 野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.510
2024-10-21 12:00
テーマ : はじめに。コラムニストご紹介
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
生姜の産地と言ったらどこを思い浮かべますか?
四国にある高知県が全体の40%以上を占める一大産地で、
中でも四万十地区が高知県の作付面積の3割以上を占める県内一の産地です。
その理由は、年間の降水量と日照量の両方が1位という四万十地区が、
高温多湿を好む生姜の生育に最適な気候であること。
更には標高230mという高南台地特有の寒暖差が、
栄養をたっぷり蓄積してしっかり肥えた生姜を育てるそうです。
6月から収穫される新生姜と品種は同じもので、
主にハウスで育てられる新生姜はすぐに出荷されますが、
四万十地区で露路栽培されている囲い生姜は、
収穫後一定の湿度と温度が保たれた予冷庫で保管され、
翌年1年かけて計画的に出荷されていきます。
売り場を覗けばいつでも生姜を購入できるのはそのためです。
朝晩寒くなってきたので、加熱生姜をたっぷり食べて、
体を温めながら冬本番を迎えたいですね。
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