「博多万能ねぎの調整作業」野菜がもっと好きになる 野菜ソムリエ 知久幸子さん vol.533
2025-4-21 9:55
テーマ : 野菜・果物のお話
こんにちは!野菜ソムリエの知久です。
青ねぎのトップブランド「博多万能ねぎ」。
福岡県産として認知度の高い野菜のひとつです。
青ねぎのことを、つい「万能ねぎ」と言ってしまうことがありますが、
この名前はJA筑前あさくらの青ねぎで、
日本航空によって鮮度を保ちながら空輸されたものだけを「博多万能ねぎ」と呼ぶことができます。
このトップブランドのクオリティを保つために、
産地では「調整作業」といって、ちょっとした「手間」をかけています。
収穫して数日もすると、緑色の葉身部の先端が茶色く枯れてくることがあります。
出荷される博多万能ねぎの緑色の葉身部は2本までと決められていて、
3本目となる外葉は、キレイに剥いてからサイズを揃え、100gごとに袋詰めされます。
直径2〜5ミリほどのねぎの外葉は非常に薄く、
実際に体験してみましたが、神経を使う大変な作業でした。
鮮度抜群で日持ちも良い状態で購入できることに感謝ですね!
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