「春菊、どう食べる?」みかんでもっと笑顔になる 野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.366
2020-11-4 9:00
テーマ : 野菜・果物のお話
みかんでもっと笑顔になる 「春菊、どう食べる?」
野菜ソムリエ 玉之内祐子さん vol.366
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こんにちは。野菜ソムリエの玉之内祐子です。
寒くなると美味しくなる野菜と言えば青菜類ですが、その一つ、春菊の旬もこれから冬にかけて。名前に春が付くのは旬が春ということではなく、春に菊に似た花を咲かせることに由来しています。ギザギザの葉と特有の芳香を持つ、お鍋には欠かせないキク科の野菜です。春菊の持つ独特な香りはαピネンやベリルアルデヒドといった成分によるもので、抗炎症作用やリラックス作用が期待できます。また、粘膜や皮膚を丈夫にして免疫力を高めてくれるβ-カロテンを豊富に含んでいるのでこの時期の風邪予防にぴったり。さらに、鉄やカルシウムも豊富に含むので、みかんやゆず、柿のようなビタミンCを豊富に含む食材と合わせてとると吸収率が上がります。やわらかい葉先の部分は果物と一緒にサラダとして生で、少し厚みのある株元の葉は鍋物やお浸しに。と、使い分けてはいかがでしょうか?次回はおすすめの春菊サラダレシピをご紹介します。
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